「転職活動を始めたい」と思っているけど「転職活動のやり方がよくわからない」という方もいますよね。
そんな方のために、ここでは転職活動のやり方や手順をまとめてみました。
「転職活動は初めて」という人も「転職活動は久しぶりでやり方を忘れてしまった」という人にもわかりやすく解説していきます。
これを読めば転職活動の進め方がわかります。
さらにここでは年収や待遇を上げるための転職活動の方法も紹介していきます。
転職を希望している方はぜひ参考にしてください。
転職活動で必ずやっておきたい2つのこと
転職活動でかならずやっておきたい2つのことがあります。
それは、
・内定後に年収や労働条件を確認すること
です。
この2つはとても大事です。
転職活動は基本的に在職中におこないましょう。
会社で仕事をしながらの転職活動には4つのメリットがあります。
「在職中は転職活動をする時間がない」という方もいますが、そんなときでも時間を見つけてやってみましょう。
ここでは在職中の転職活動のやり方を中心に説明していきます。
反対に退職後に転職活動をする方法もあります。
退職後は雇用保険をもらいながら転職活動をすることができます。
しかし雇用保険の給付の額や期間も限りがありますし、ためていたお金がなくなったときのことを考えるとあまりおすすめできません。
在職中に転職活動ができないときは、在職中にお金を貯めて計画を立てて、退職後に転職活動をしてみましょう。
また内定が決まった後に年収や労働条件を確認することも大事です。
これはこのあとの「内定後の対応のしかた」で説明していきます。
上で説明したこの2つは、年収や待遇がいい転職先を見つけるためにはとても重要なことです。
ここからは転職活動の始め方や流れを説明していきます。
転職活動の準備のしかた
転職活動を始める時の準備としては、まずは下の2つのことを考えてみましょう。
・自分の経歴を振り返る
という点です。
自分の未来(将来設計)と自分の過去(経歴や職歴)をハッキリとさせることが大事です。
志望する転職先を明確にする
まずは現職(現在ついている仕事)について、良い点と悪い点の両方をノートなどに書き出して整理してみましょう。
そして「本当に転職したいのか?」をよく考えてみてください。
その上で「転職したい」という場合には、「志望する転職先に求めること」をノートやスマホなどに書いて整理してみましょう。
例えば、年収や待遇や仕事内容など、希望することは多くあると思います。
それらには優先順位をつけてみてください。
1位から順番に自分が優先したいものを書いていきましょう。
実際に転職活動をしてみると、自分が希望する条件をすべて叶えてくれる100点満点の転職先は、それほど多くは見つかりません。
その際には、優先順位を明確にしておいて、「譲れない点」と「妥協できる点」から志望先を決めてみてください。
また自分の将来設計についても考えてみましょう。
「今後のキャリアプランや目標」や「この先、自分はどうなりたいのか?」などの計画も立てます。
自分の将来像はこまかく計画を立ててもいいですし、おおざっぱでもかまいません。
あまり具体的でなくても5年後、10年後の自分の将来のことを考えることは大事なことです。
その目標が実現できるような転職先を見つけたいですね。
自分の経歴を振り返る
また転職活動をおこなう際には、これまでの自分の経歴を振り返ってみましょう。
職歴やスキルや資格などでアピールできる点を、ノートなどにまとめてみてください。
特に、これまで経験してきた仕事内容は、履歴書や職務経歴書に記載して説明することになります。
「どんな仕事をしてきたのか?」「何ができるのか?」を具体的に説明できるようしておきましょう。
自分の経歴を見直して、自分の強みや得意なことをアピールできれば、内定がもらえる確率も高くなります。
それがある程度できたら、求人を探してみましょう。
求人のさがし方
転職活動での求人のさがし方としては、主に、
・転職サイトで検索する
・ハローワークで検索する
があります。
転職エージェントに登録する
現職と同じか、もしくはそれ以上の年収や待遇の企業を探すのなら、転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントに登録をすると、担当者から求職者に合った求人を紹介してもらえます。
まずは登録してどんな求人があるのか見てみましょう。
転職エージェント利用のしかたは、下の記事を参考にしてください。
・転職するときは転職エージェントを使ったほうがいい2つの理由
転職サイトで検索する
転職エージェント以外では、転職サイトで求人をさがすことができます。
例えば転職サイトは、リクナビNEXTがあります。
リクナビNEXTに登録して求人を探して、気になった求人に応募することができます。
ほかにもGoogleで「転職サイト」と検索をすると「doda(デューダ)」や「エン転職」など転職サイトがいくつか出てきます。
それらを利用して応募してみたい求人を探してみましょう。
ハローワークで検索する
ハローワークからも求人を探すことができます。
社会人のハローワークのくわしい利用の仕方は、下の記事を参考にしてください。
ほかにも就職情報誌や新聞の広告などで求人を探すことができます。
応募してみたい求人を見つけたら、応募書類を作成しましょう。
応募書類の作成のしかた
転職活動では「履歴書」と「職務経歴書」の2つの応募書類が必要になります。
履歴書は、書店などで履歴書を買ってきて手書きで書いてもいいですし、パソコンなどで作ってもOKです。
職務経歴書は専用の用紙はなく、自分で作成することになります。
自作するときは手書きでもいいですが、一般的にはパソコンで作る方が多いです。
履歴書や職務経歴書をつくるときは、下の記事を参考にしてください。
応募する企業へ応募書類を提出します。
そして書類選考に通過できたら、次は面接がおこなわれます。
面接の準備や対策のしかた
面接の準備や対策は、面接に合格するためにも大切です。
その方法は下の記事にまとめてみましたのでごらんください。
そして面接に合格して内定・採用の返事をもらえたら、下に続きます。
内定後は労働条件の確認をする
「志望する企業から内定がもらえた」後のスケジュールは下のようになります。
↓
内定を承諾する
↓
現職の職場の上司に退職する旨を伝える
↓
自分の仕事の引き継ぎや有給休暇の消化
↓
退職する
↓
内定先の企業へ入社する
となりますが、順番に説明していきます。
内定先の採用担当者と話をする
志望する企業から内定の連絡をもらったときには、うれしくなると思います。
ただこの時点では決断はしないで、最後の確認をしっかりとおこないましょう。
むしろ内定後の企業の情報収集や判断が重要なのです。
電話やメールなどで内定の連絡をもらったあとは、内定先の採用担当者と話し合いの場を持ちます。
これはオファー面談とも言いますが、採用担当者と会って労働条件や給与などの待遇についての話を聞きましょう。
内定が出たあとに内定取り消しになることもありませんので、面接の時に聞きづらかったことも質問できます。
疑問点も残さずに聞いて労働条件等をよく確認して、内定を承諾して入社するか辞退するかの判断材料にしましょう。
そしてこの話し合いの場では結論は出さずに、いったん家に持ち帰って考えてみましょう。
そしてよく考えた結果、内定を承諾して入社するか、内定を辞退するかの回答を採用担当者に電話で伝えてください。
内定を承諾して入社することを決めたら、内定先の採用担当者と話し合って入社日を決めます。
上司に退職することを伝える
入社日が決まったら、現職の職場の上司に退職する旨を伝えましょう。
企業の就業規則に従って、退職する日の1~2カ月前には上司に退職することを伝えます。
退職することを承諾してもらえたら退職日を決めましょう。
退職日は内定先の入社日よりも先になるようにしてください。
後は自分の仕事の引き継ぎや有給休暇の消化などを上司と話し合います。
そして、退職願か退職届を書いて上司に提出します。
また企業の所有物や備品は企業に返却し、年金手帳や雇用保険被保険者証を企業が保管していたら受け取ってください。
最後の出勤日には、お世話になった社内の人にあいさつをして、自分の荷物も整理して持ち帰り退職します。
そして転職先の企業に入社することになります。
というのが一連の流れになります。
以上になりますが、転職するときの参考にしてください。
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