「パソコンで履歴書を作成したいけど、作り方がわからない」という方もいると思います。
パソコンで履歴書を作成するのはむずかしそうに感じますが、文章作成ソフト「Word(ワード)」があると簡単にできますよ。
ここでは「パソコンのWordを使って履歴書をつくる方法」を紹介していきます。
Wordで文字入力ができれば、履歴書作成もむずかしくはありません。
転職活動やパート・アルバイトの応募でも利用できますので、履歴書を作成するときは参考にしてください。
Wordで作成した履歴書
下はWordで作成したA3の履歴書です(画像をクリックすると拡大できます)。
下はA4の履歴書2枚です。
こんな感じで作成できます。
上の履歴書のテンプレートはコンビニなどに売っている一般の履歴書と同じテンプレートです。
これとは違う厚生労働省が作成した新しい履歴書で作りたい場合は下の3つの記事からどれかを選んでください。
・Excelで履歴書を作成する方法(厚生労働省の履歴書を使用)
・Wordで履歴書を作成する方法(厚生労働省の履歴書を使用)
Wordの履歴書はA4用紙2枚のみでA3はありません。
A3で履歴書をつくりたい場合は、ExcelかGoogleスプレッドシートで作ってみてください。
それでは一般の履歴書の作り方を説明していきます。
Wordの履歴書テンプレートをダウンロードする
最初に履歴書のテンプレートをダウンロードします。
Googleで「履歴書 テンプレート」で検索すると、いろんな履歴書のテンプレートが出てきますが…
ここでは転職サイト「転職Hacks」の履歴書のテンプレートを利用して作っていきます。
転職Hacksは9種類の履歴書のテンプレートが利用できます。
その中の「1.一般的に市販されている履歴書」を使って説明していきます。
またテンプレートは「Word形式」「Excel形式」「PDF形式」を選択できます。
パソコンで文字を入力する場合は「Word形式」か「Excel形式」のどちらかになります。
「PDF形式」は履歴書のテンプレートを用紙を印刷した後、手書きで書くための形式です。
(見開きA3)はA3用紙1枚に印刷します。
ちなみにA3用紙を2つ折りにするとA4と同じサイズになります。
(A4・2枚)はA4の用紙2枚に印刷します。
ここではWord(見開きA3)の作り方を説明していきます。
Word(A4・2枚)も作り方は(見開きA3)と同じです。
Word(見開きA3)を開く
「転職Hacks」からWordの履歴書のテンプレートをダウンロードします。
下の「一般的に市販されている履歴書」のWord(見開きA3)をクリックします。
「名前を付けて保存」の画面が出てきます。
ファイル名「resume02_A3」を「履歴書」に書き直してデスクトップなどに保存します。
デスクトップに保存した履歴書をダブルクリックします。
下のツールバーの「編集を有効にする」をクリックすると、文字入力ができるようになります。
これで履歴書に文字を書いていきます。
履歴書の記載例
実際にすべての項目を入力してみました(画像をクリックすると拡大できます)。
下がA3用紙1枚です。
下がA4用紙2枚です。
A3とA4は内容や作り方は同じです。
上の履歴書の内容はハローワークの「履歴書・職務経歴書の書き方」を参考にしました。
履歴書の書き方については上のハローワークのサイトを参考にしてもいいですが、転職Hacksの「履歴書の書き方」がわかりやすいと思います。
よりくわしく知りたい方はそちらをごらんください。
次は文字入力の仕方をくわしく説明していきます。
文字入力の際の注意点
Wordの上にある「ツールバー」でよく使うのは、文字サイズの変更です。
履歴書のデフォルトの文字サイズはけっこう小さいです。
年配の面接官の中には小さい文字が見えにくい方もいますので、項目に合わせて文字の大きさを変えましょう。
フォントは「MS明朝」を使いました。
また下の赤枠のボタンを押すと、文章を「左揃え」「中央揃え」「右揃え」にすることができます。
これもよく使います。
作業ミスをしたときには「Ctrl」キーを押しながら「Z」キーを押すと、ひとつ前の状態に戻ります。
これもよく使うショートカットキーです。
文字など入力ミスをしたときに使ってみてください。
このテンプレートは氏名から連絡先の欄にサイズの大きい文字を入力すると、下の赤い矢印で示すように学歴・職歴の欄とつながってしまいます。
連絡先・電話の欄と学歴・職歴の間には余白があるのですが、それがなくなってしまいます。
こうなったときは「Ctrl」キーを押しながら「Z」キーを押して、ひとつ前の状態に戻ってください。
履歴書の保存の仕方は、左上の「ファイル」をクリックして「上書き保存」または「名前を付けて保存」をクリックして保存しておきます。
自動保存をオンにしておいてもOKです。
Wordでの履歴書の作り方
ここからはそれぞれの項目の入力の仕方や書き方を説明していきます。
日付
履歴書の左上の日付は、履歴書を記載した日ではなく提出日を記載します。
提出日とは郵送するときは投函する日、持参するときは持参日を書きます。
年号は西暦(202x年)と和暦(令和〇年)のどちらでもかまいません。
「日付」「生年月日」「学歴・職歴」「免許・資格」の年は、和暦と西暦のどちらかに統一しておきましょう。
ここでは時系列がわかりやすい西暦で書きました。
「x」の部分に数字を入力します。
数字を入力すると、余計な空白が増えていきますので、増えた分の空白は削除しましょう。
カーソル(点滅するたての棒)の左側の空白を削除するときは「BackSpace」キーを押すと削除できます。
また日付「202x年 x月 x日現在」は文字サイズが9です。
「202x年 x月 x日現在」をマウスで選択して文字サイズを10に変更しました。
日付の右にある「←(左の矢印)」や「x」の下にある赤い線は印刷するときには消えますので、表示されていても問題ありません。
証明写真
証明写真のデータを履歴書に貼りつけました(上の写真はフリー画像からもってきました)。
写真のデータを貼りつけると写真代もかかりませんし、写真をはる必要もないのでおすすめですよ。
ただカラー印刷の場合は、コンビニでA3用紙1枚100円、A4用紙1枚60円かかります。
それでも別に写真をつくるよりは安いし簡単です。
スピード写真で写真データをつくる方法を紹介していますのでごらんください。
写真データをパソコンの履歴書に貼る方法もあわせてごらんください。
また上のような「写真データを履歴書の用紙に印刷するのは好きじゃない」という方もいると思います。
その場合は写真データは貼りつけず、履歴書を用紙に印刷した後に別途作成した証明写真をはりつけてください。
氏名
「氏名」のふりがなの文字サイズは5ですが、5は小さいので10.5にしました。
「氏名」の漢字の文字サイズは9ですが、ここでは26にしました。
「ふりがな」と「氏名」の漢字を入力すると、左端に寄っています。
キーボードの「Space」キーを押すとカーソルの右にある文字を右へ移動させることができます。
「Space」キーは、キーボードの中央あたりにある何も印字されていない横に長いキーです。
これでふりがなと漢字を真ん中へ移動させましょう。
「BackSpace」キーを押すとカーソルの右にある文字を左へ移動させることができます。
これで「ふりがな」と「氏名」の漢字を上と下でそろえてみてください。
「ふりがな」と「氏名」の漢字の位置がズレていても特に問題はないのですが、そろえたほうがきれいに仕上がります。
A4のテンプレートの場合、下のようにふりがなの部分が隠れています。
そんなときはふりがなと氏名の間の罫線をマウスを使ってちょっと下にさげてください。
そうすると、ふりがなが見えるようになります。
ミスしたときは「Ctrl」キーを押しながら「Z」キーを押して、ひとつ前の状態に戻ってやり直してください。
生年月日
生年月日の数字を入力します。
数字を入力すると、余計な空白が増えていきますので、増えた分の空白は削除しましょう。
カーソルの左側の空白を削除するときは「BackSpace」キーを押すと削除できます。
(満xx歳)というのは満年齢のことで、履歴書を記入する時点の年齢を書きます。
また「19xx年 x月 x日生(満 xx歳)」は少し文字が小さいです。
「19xx年 x月 x日生(満 xx歳)」をマウスで選択して文字サイズを12に変更しました。
そして、この履歴書では「才」の字を使っています。
調べたところ、年齢は「才」ではなく「歳」が正しいそうなので、ここでは「歳」に書き換えました。
性別
性別の欄は「男 ・ 女」のように間が空いています。
「BackSpace」キーを使って「男・女」のように文字の間をつめます。
そして「男・女」をマウスで選択して文字サイズ12にします。
性別は「男・女」のどちらかに〇をします。
例えば上のように「男」に〇をする時は、まず「男」の文字をマウスで選択します。
そして上のツールバーに「字」に〇がしてあるボタンがあります。
これを押すと、下の囲い文字の画面が出てきます。
「文字のサイズを合わせる」を選択して「OK」を押します。
これで性別に〇ができます。
性別に〇をするのがめんどうなときは「※男・女」を全部消します。
そして中央揃えで「男性」もしくは「女性」と書いてもらっても問題ありません。
現住所
現住所の「ふりがな」と「漢字」と「郵便番号」を入力します。
住所は都道府県名から、番地やアパート・マンション名なども省略せずに正しく書きましょう。
ふりがなは市区町村まで記入し、読みづらい漢字が入っている場合は、アパート・マンション名にもふりがなをふってください。
現住所は左に寄っていますので、「Space」キーを使って枠の真ん中に移動させましょう。
ふりがなの文字サイズは10.5に、現住所は12に変更しました。
現住所のふりがなと漢字はそろえるのはむずかしいので、無理にそろえる必要はないと思います。
連絡先
このテンプレートで連絡先を入力するときは、最初に「方」の文字を削除してください。
そうするときれいに文字入力ができます。
「方」が必要な場合は後で記入してください。
現住所と連絡先が違う場合は、連絡先の住所を記入します。
現住所と連絡先が同じときは、連絡先の欄には中央寄せで「同上」と書きます。
連絡先は「同上」と書く方が多いと思いますが、ハローワークの見本を見ると「eメールアドレス」が記入してあります。
ここではハローワークの例にならって、連絡先の欄に「eメールアドレス」を書いておきました。
「eメールアドレス」はフリーアドレスなどのスマホやPCでも閲覧できるメールアドレスを記入してください。
在職中の会社のメールアドレスは厳禁です。
連絡先住所を記入する場合は、eメールアドレスを書く欄がありません。
そんなときは本人希望記入欄にeメールアドレスを書いておきましょう。
連絡先の住所の書き方
連絡先に実家の住所などを書くことが多いですが、連絡先の欄には「現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入」と書いてあります。
現住所以外に連絡を希望しない場合にはeメールアドレスを書いておけば問題ありません。
連絡先へ住所を入力する場合は、上の例のように記入してみましょう。
連絡先が自分と違う名字の場合は「方」に住んでいる人の名字も書きます。
例えば「〇〇県〇〇市〇〇町四丁目5番地6号 山田方」などです。
自分と同じ名字の場合は住所のみの記載でOKです。
ふりがなの文字サイズは10.5に、連絡先は12に変更しました。
連絡先住所を記入した後は「方」の文字を小さめの文字サイズ8で書いておきます。
連絡先住所を書いた場合は、右の電話欄には連絡先の電話番号を書いておきましょう。
次に電話の欄の書き方を説明します。
電話番号欄の書き方
電話番号を入力すると、最初は下のような状態です。
これを下のようにするやり方を説明します。
最初は「電話」の文字を「連絡先の電話番号」に書き換えます。
そして「Enter」キーを1回押して下の段に移動します。
連絡先の電話番号を入力します。
入力した電話番号をマウスで選択します。
下図にある赤枠の横線を押して、電話番号を「中央揃え」にします。
電話番号の文字サイズは14にしました。
そして下の赤枠の「行と段落の間隔」→「2.0」を選択します。
これで電話番号が枠の真ん中にくると思います。
上のツールバーから変更する場合は、「ホーム」から下の赤枠で選択できます。
電話
履歴書には「電話」の欄が上下に2つあります。
ここでは上の欄の「電話」の文字を「携帯電話番号」に書き換えます。
そして「Enter」キーを1回押して下の段に自分の携帯電話番号を記載します。
また下の欄の「電話」の文字を「固定電話番号」に書き換えます。
そしてその下に自宅の固定電話番号を記載します。
固定電話番号がないときには「なし」と書いておきましょう。
連絡先の住所を記載するときには、下の欄の「電話」は「連絡先の電話番号」と書き換えます。
そして連絡先の電話番号を記載しておきましょう。
両方の電話番号は「中央揃え」にします。
上の図の電話番号の文字サイズは14ですが、電話番号の文字サイズは12~16ぐらいにしましょう。
また下の欄に「連絡先の電話番号」を書くと「固定電話番号」が書けなくなってしまいます。
そんなときは固定電話番号は本人希望記入欄に書いておきます。
もしくは今は固定電話番号を持っていない方も多いので、記載する欄がないときは固定電話番号は無理に書かなくてもいいと思います。
学歴
学歴・職歴欄は、最初の1行目に「学歴」を中央揃えで入力します。
それから学歴を古い順に上から書いていきましょう。
学歴は「小学校入学」や「中学校入学」から書き始める方もいますが、この辺は決まりはありません。
学歴はハローワークの記入例にならって高校入学から記載しました。
高等学校、専門学校、短大、大学の学歴については「学部、学科、コース、専攻」も記載します。
大学受験浪人中の予備校等については記載しません。
また学校名や会社名を入力するときは、セルをダブルクリックしたあと「Space」キーを1回押して左に1文字分の空白をつくります。
そして学校名や会社名を書いたほうがきれいかと思います。
学歴の年月は下図のようにマウスで選択します。
そして「中央揃え」にして文字サイズは12にしました。
学歴の文字と学校名もマウスで選択して文字サイズを12にします。
これは「職歴」や「免許・資格」の欄でも同じようにおこなってください。
職歴
1ページ目
2ページ目
「学歴」を書き終えたら、「学歴」と「職歴」の間は一行あけます。
そして「職歴」の文字を中央揃えで入力します。
年月は「中央揃え」にします。
職歴の文字サイズは12にしました。
また、上の職歴にはくわしい職務内容が書いてあります。
勤務先の「事業内容・従業員数」「所属部署」「職務内容」や「異動・昇格・出向」等の経歴もなどをくわしく付記する方法もあります。
ただ職務経歴書を提出するのであれば、これらの職務内容は無理に書かなくても大丈夫です。
下のように、
職歴 | ||
20xx | 〇 | △△株式会社 入社 |
20xx | 〇 | △△株式会社 一身上の都合により退社 |
20xx | 〇 | □□株式会社 入社 |
20xx | 〇 | □□株式会社 一身上の都合により退社 |
以上 |
1行ごとに「入社」「退社(退職でもOK)」のみの記載でも問題ありません。
在職中に転職活動をしているときの書き方は、
職歴 | ||
20xx | 〇 | △△株式会社 入社 |
20xx | 〇 | △△株式会社 一身上の都合により退社 |
20xx | 〇 | □□株式会社 入社 |
現在に至る | ||
以上 |
上のように、在職中のときは「現在に至る」もしくは「□□株式会社 在職中」と書きます。
「雇用形態(正職員以外の派遣社員、契約社員、アルバイト、パート等」の場合は( )書きで記載します。
退職の理由については、「一身上の都合により退職」「出産のため退職」「帰郷のため退職」「会社都合により退職」などのように簡潔に記載します。
職歴を書き終えたら、最後に「以上」の文字を入力して右揃えします。
雇用形態の書き方など、職歴のくわしい書き方は学歴・職歴の書き方をごらんください。
免許・資格
「免許・資格」も文字サイズは12にしました。
免許・資格が何もないときには「特になし」と書いておきましょう。
「特になし」のときは、最後に「以上」を書く必要はありません。
免許・資格は古い順に上から書いていきます。
すでに失効した免許・資格や、現在勉強中のもの、1次試験のみ合格、2次試験待機中などでも記載することができます。
そのほかに免許・資格ではないものの、応募先企業で活用できる「技能・技術」を持っている場合は、「※パソコン(Word、Excel)を実務で使いこなせます」などを記載することができます。
「免許・資格」の欄の最後に「以上」を右揃えで記入します。
「免許・資格」の欄にある「※」は「こめじるし」で変換できます。
免許・資格欄のくわしい書き方は、免許・資格の書き方をごらんください。
志望の動機、特技、好きな学科、アピールポイントなど
志望の動機の文字サイズは12にしました。
志望動機は転職Hacksの「履歴書の志望動機の書き方」を読んで文章を作成してみてください。
またはdodaの「志望動機の書き方」も参考になります。
職種別の志望動機の例文もありますので、それを参考にして自分の志望動機をつくってみましょう。
この欄は行数が多くなる(「Enter」キーを押していく)と、履歴書が下に下がっていってしまいます。
逆に「BackSpace」キーを押していくと、下のように表題が下に下がってしまいます。
この欄は「Enter」キーと「BackSpace」キーを使ってうまく調節してください。
おかしな状態になった時は「Ctrl」キーを押しながら「Z」キーを押して前の状態に戻ってみてもいいと思います。
通勤時間
自宅から会社までの片道の所要時間を書きます。
時間は厳密に書く必要はなく、5分刻みで書けばOKです。
「約 0時間40分」は文字サイズ12にしました。
通勤時間の調べ方は、通勤時間の調べ方をごらんください。
扶養家族
自分自身以外の扶養している家族の人数を書きます。
「0人」は文字サイズ12にしました。
配偶者の有無
「配偶者」は婚姻関係にある妻もしくは夫がいる場合は「有」に◯をします。
いない場合は「無」に〇をします。
「配偶者の扶養義務」は配偶者の扶養義務がある場合は「有」に◯をします。
ない場合は「無」に〇をします。
2つとも「有・無」の文字の間を「BackSpace」キーを使ってつめます。
そのあとに文字サイズを12に変更します。
そのあとに〇をしました。
パソコンで○をする時は「性別」の欄をごらんください。
本人希望記入欄
本人希望記入欄には上の図のように「勤務条件は貴社の規定に従います。」と記載するか、「〇〇職を希望します。」と応募職種について記載しましょう。
文字サイズは12にしました。
具体的な要望があるときには面接の時に採用担当者に相談した方がいいですね。
この項目は「本人希望記入欄の書き方」でくわしく説明していますのでごらんください。
これで履歴書の文字入力は終わります。
よけいなページの削除のしかた
履歴書のA3は1ページ、A4は2ページです。
しかし履歴書を作成している時によけいなページが増えてしまうことがあります。
A3に2ページ目、A4に3ページ目ができてしまうことがあります。
よけいな白紙のページ数が増えたときには、白紙のページにカーソルを置きます。
そしてDeleteキーを数回押すとページが消去されます。
ページ数が増えたときはためしてみてください。
用紙へ印刷する
履歴書をすべて記入できたら、プレビュー画面を見てみましょう。
左上の「ファイル」をクリックして「印刷」を選択すると、下のプレビュー画面が出てきます。
特に問題がなければ、左上の「印刷」ボタンをクリックします。
パソコンがプリンターにつながっていて、用紙に印刷ができれば履歴書は完成です。
自宅にプリンターがないときは、コンビニのマルチコピー機を使って用紙に印刷しましょう。
その場合は、履歴書ファイルをPDF形式に変換します。
A3をPDFに変換する
A3用紙に印刷する場合は、左上の「ファイル」をクリックして「エクスポート」を選択します。
下の「PDF/XPSの作成」ボタンを押すとPDFファイルに変換できます。
ファイル名「履歴書」にしてデスクトップなどに保存しましょう。
A3用紙のカラー印刷は1枚100円です。
A4をPDFに変換する
A4用紙へ印刷する場合は、1ページ目と2ページ目をそれぞれ分けてPDFに保存しましょう。
その理由は、
2ページ目 白黒印刷 20円
とそれぞれ料金が違うためです。
分けた方が印刷するときにわかりやすいです。
そのやり方を説明します。
左上の「ファイル」→「印刷」を選択します。
設定の「すべてのページを印刷」から「ユーザー指定の範囲」を選択します。
「ユーザー指定の範囲」の「ページ」の赤丸の入力欄に「1」を入力します。
そして赤枠の「印刷」のボタンをクリックします。
そうすると、1ページ目だけをPDFで保存することができます。
ファイル名はわかりやすいように「履歴書1ページ目」として保存しておきましょう。
1ページ目が保存できたら、同じように「ページ」に「2」を入力して印刷を押し、2ページ目だけをPDFで保存します。
ファイル名は「履歴書2ページ目」としておきましょう。
下で説明するプリント設定のカラーモードの選択では、
A3またはA4の1ページ目 カラー
A4の2ページ目 白黒
を選択してください。
写真を印刷しない場合は、A3またはA4の1ページ目も白黒でOKです。
コンビニでの印刷の仕方
ここでは「セブンイレブンのネットプリント」の印刷の仕方を紹介します。
ファミリーマートやローソンで印刷する場合には、下の記事をごらんください。
・ファミリーマートやローソンでPDFファイルを用紙に印刷する方法
セブンイレブンのネットプリントの使い方
ネットプリントのサイトに行きます。
「個人のお客様」をクリックして、「ユーザー登録なしでプリントする」をクリックします。
次のページで「今すぐファイル登録」をクリックします。
次のページで「利用規約および個人情報の取扱いに同意する」にチェックを入れて「利用を開始する」をクリックします。
下の「ファイルの新規登録」の画面が出てきます。
1)プリント用紙は「普通紙にプリント」を選択します
2)青の「参照」をクリックして、PDF形式の履歴書ファイルを選択します
選択すると、赤枠の「履歴書.pdf」が表示されます
3)プリントの設定は、用紙サイズ「A3」または「A4」を選択します。
カラーモードは「カラー」または「白黒」を選択します。
そして「登録する」をクリックします。
その後、8ケタのプリント予約番号が出てきます。
プリント予約番号をスマホのカメラで撮影するか、スマホやメモ帳にメモをしておきます。
「メール通知」でメールアドレスにプリント予約番号を送信することもできますよ。
そして近所にあるセブンイレブンに行きます。
セブンイレブンのマルチコピー機のメニューで「プリント」を押します。
そのあとに「ネットプリント」を選択します。
あとは8ケタの予約番号を打ち込んで「確認」を押します。
支払いは現金かnanacoで支払いも可能です。
そして印刷します。
印刷後はマルチコピー機の画面を、最初のメニュー画面に戻しておきましょう。
印刷した履歴書用紙はよく確認してください。
証明写真を印刷していないときは、あとは証明写真を貼れば完成です。
以上になりますが、Wordで履歴書を作成するときの参考にしてください。
コメント
志望動機欄の文字が消える事象の改善策を探していました。
「インデントを増やす」だったんですね!
とても助かりました!ありがとうございます!
お役に立ててうれしいです。ほかに何かわからないことがあったら質問してください。