履歴書の「通勤時間」の調べ方と記入の仕方

市販の履歴書には、下のような「通勤時間」を書く欄があります。

非常にシンプルな欄ですが、通勤時間の書き方がよくわからない方もいると思います。

ここでは履歴書の通勤時間欄の記入の仕方や、スマートフォン(スマホ)やパソコンを使った通勤時間の調べ方を紹介していきます。

 

通勤時間の調べ方

通勤時間をしらべるには、Yahoo!乗換案内が便利です。

下の図で調べ方を解説します。

「出発」=自宅の住所

「到着」=会社の住所

を入力して「検索」すれば、自宅から会社までの通勤時間が出てきます。

電車やバスなどの乗り物に乗る時間や徒歩の時間も計算してくれます。

「経由」やその他の条件を入力すれば、よりくわしく通勤時間が出てきますのでためしてみてください。

 

例として「出発:新宿駅」→「到着:東京タワー」で検索すると、

最短ルートは、「新宿駅」→(電車13分)→「赤羽橋駅」→(徒歩13分)→「東京タワー」となります。

移動時間は「26分」と表示されます。

この場合は「約0時間26分」と通勤時間の欄に書いておきましょう。

 

Googleマップのルート検索のしかた

そのほかにはGoogleマップも便利です。

電車や徒歩だけでなく、車での移動時間をしらべるにはこちらを利用してみてください。

iPhoneやiPadをお持ちの方は、App Storeより「Googleマップ」をインストールしてください。

パソコンの場合はこちらから検索できます。

 

Googleマップのルート検索のしかたは下のようになります。

1.スマートフォンまたはタブレットで Google マップ アプリを開きます。
2.目的地を検索するか、地図で目的地をタップします。
3.左下にある経路アイコンをタップします。
4.出発地を入力します。

Googleマップに自宅の位置情報を登録している場合は、出発地は入力する必要はなく、目的地のみ入力すればルートが表示されます。

 

履歴書の通勤時間の書き方

履歴書の通勤時間の書き方としては、

・自宅から勤務地までの片道の所要時間を記入する
・所要時間は5分単位で記入する
・通勤手段を書いてもOK

です。

 

通勤時間は自宅から勤務地までの片道の最短ルートの所要時間を記入しましょう。

例えば、自宅から勤務地まで徒歩と電車で通勤する場合、

1、自宅から最寄りの駅まで徒歩で15分
2、最寄りの駅から電車に乗り、勤務地近くの駅まで20分
3、勤務地近くの駅から勤務地まで徒歩で10分

となると、15+20+10=45

通勤時間は45分となります。

この時間を通勤時間欄に書いておきましょう。

 

また、履歴書に書く通勤時間は、自宅から勤務地までの徒歩やバスや電車での、移動時間をだいたいで記入すればOKです。

欄にも「約」と書いてありますので、時間は5分刻みで書いても問題ありません。

スマホで通勤時間を調べたときに、例えば「33分」だったら、「30分」もしくは「35分」で記入してもOKです。

 

また通勤手段(徒歩、バス、電車、JRなど)を書いてもかまいません。

ただ、上の履歴書の通勤時間の欄のように枠がせまい場合は、通勤時間だけ記入すれば問題ありません。

勤務先への通勤時間や通路に関しては、採用後に詳細を書類で提出して、交通費などの支給になります。

履歴書に書く段階では大体の目安になりますので、それほど神経質にならなくても大丈夫です。

ただ空欄のままにするなど、書き忘れのないように気をつけてください。

 

通勤時間が不明の場合

また企業から採用された場合、通勤可能な地域へ引っ越す予定があるため、通勤時間がわからない場合もあります。

その場合は、通勤時間の欄は空欄にしておいて、履歴書の本人希望記入欄か備考欄などに、

採用をいただきましたら転居を予定しているため、通勤時間欄は空欄にしてあります。

もしくは、

採用が決まりましたら貴社へ通勤できる地域に転居を予定しております。

と記載しておきましょう。

これで企業の採用担当者も引っ越す予定があることをわかってくれます。

引っ越し先の場所が決まっていない場合は、履歴書の住所の欄には現在住んでいる住所を書いておきましょう。

 

引っ越し先が決まった後に企業へ住所変更を伝えればいいですね。

ただ転居する予定があったとしても、本人希望記入欄は「貴社の規定に従います。」とだけ書いておき、面接の時に引っ越しすることを口頭で伝えてもかまいません。

 

以上になりますが、通勤時間を調べる時の参考にしてください。

「転職経験者のブログ」を書いている人

(やまよし おさむ)

東京のとある会社に勤務しています。
私自身もこれまで5度の転職経験がありますが、採用担当者の経験もあります。応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者に向けた情報を提供していきます。
更新中のⅹ(旧Twitter)は下からごらんください。

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