「面接がほぼ雑談だけで終わってしまった」という経験がある人もいると思います。
「志望動機」「自己PR」などの質問はされずに、面接官の一方的な雑談で時間が過ぎていき、最後は「何か質問はありますか?」と聞かれたので、ちょっと質問をして終了。
こんな面接もあります。
一次面接や二次面接や最終面接など関係なく雑談が多い企業もあると思います。
いったい雑談をして何がわかるのでしょうか?
面接で雑談が多い理由
面接を始めるときに応募者の緊張感をほぐしてあげようと思って、当たりさわりのない雑談から話を始めることがあります。
ところが話が盛り上がってしまって、雑談をしている時間が多くなってしまうこともあります。
そんな面接に遭遇することもありますよね。
私が思うにこれは「話をするのが好きな面接官」なんだと思います。
実際、話を聞いてくれる人が目の前にいたら、ずっとしゃべり続ける人っていますよね。
「場を和ませようと思っていたら、つい話が長くなってしまった」ということが多いのではないかと。
おそらく面接で雑談が多いのはこのパターンが多く、雑談が多くても合否には関係はないと思います。
雑談でも気を抜かないこと
また「志望動機」や「自己PR」などのよくある質問は応募者の方も答えを用意してきています。
それよりも応募者が予想していなかった質問をして対応の仕方を見たり、面接官が一方的に雑談をして話を聞く姿勢や答え方を観察している場合もあります。
その方が相手の素の部分が見えることもあるのです。
「自分がしゃべっている時に相手のことを冷静に観察できるのか?」とも思いますが…
気分よくしゃべっている時でも、「あっ、(相手が)私の話を聞いていない」とか「退屈そうにしている」などわかるものです。
面接官も人間ですので、自分の話を聞いてくれる人に好意を持ちます。
ただの雑談だと思って気を抜いておかしな言葉づかいをしたり、興味のなさそうな態度を見せないようにしたいですね。
会話はキャッチボールみたいなものですから、相手の話に興味を示して返答もしっかり返せるようにしたいですね。
特に最終面接の時は企業の社長や役員との顔合わせが目的で、それ以前に合格者が決まっている場合もあります。
しかし面接での受け答えの内容次第では不採用に変わってしまうこともよくあります。
面接官もこれから一緒にはたらく人を真剣に選んでいますから、面接中は油断しないようにしたいですね。
コメント