「飲み会が多いから」が退職理由の時の面接での説明のしかた

転職活動の面接の際に退職理由を聞かれることが多いです。

退職理由として「飲み会などの社内イベントが多くて、もうついていけない」という方もいると思います。

「飲み会が好きではない」という理由が受け入れられるか心配になる方もいると思いますが、相手にわかるようにしっかり説明をすれば問題はありません。

ここでは飲み会が多いことが退職理由という場合の面接での答え方や回答例を紹介していきます。

転職活動の際の参考にしてください。

 

「会社の飲み会が多い」が退職理由の場合

現在は感染対策の影響もあって、以前よりも飲み会をおこなう企業は少なくなりました。

ただそれでも社員がみんなで集まって飲み会をおこなうなどのイベントごとが好きな企業はありますよね。

以前は新年会から送迎会、歓迎会、忘年会、社内旅行、暑気払い、打ち上げなど、常に飲み会があったという企業も多かったと思います。

お酒を飲むことが好きな人にとっては飲み会は楽しい場ですが、お酒が飲めない人や苦手な人にとってはあまり楽しめない場ということもあるんですよね。

 

お酒が好きな人でも、上司や同僚や部下など気をつかう人やあまり仲のよくない人と一緒に過ごす飲み会は好きではないという人もいるでしょう。

しかも飲み会は仕事が終わった後やの勤務時間外におこなわれて終電近くまで飲まされて、翌日も仕事があったり。

飲み会の費用は会社持ちではなく社員が自腹で払うようになっていたり。

「飲み会の参加は強制参加ではありません」と言っておきながら、実際はほぼ強制参加ということもあります。

 

会社の飲み会はイヤなことも多い

私は会社の飲み会が本当にイヤでした。

お酒を飲むのは好きですが、どの会社の飲み会も楽しめるような雰囲気ではなかったです。

「無礼講」みたいな雰囲気を出しながら、結局は会社の上司に気をつかってお酌をしてまわったり、説教をされたり酔っぱらってからまれたり。

さらにはその場のノリで強引にお酒を飲まされたり、それをことわると嫌な顔をされることも多いんですよね。

飲み会の幹事などもやらされたことがありましたが、ただただストレスがたまるだけです。

 

それに飲み会があるというだけで「よけいな仕事が一つ増えた」ような感じで、飲み会の日が近づいてくるとゆううつでした。

「飲み会は社員の親睦を深めるために必要」という意見もあります。

しかし今は酔った勢いでパワハラやセクハラなどのハラスメントをおこしてよけいに雰囲気が悪くなる可能性もあります。

もう正直、今の時代は飲み会で社員の親睦を深めようとするのは、場合によってはやめた方がいいです。

飲み会は会社の強制ではなく、仲のいい人と楽しく飲んだ方がいいですね。

 

面接の時の退職理由の伝え方

飲み会がイヤなことが退職理由という場合は、そのことを正直に伝えましょう。

例えば、面接で退職理由を聞かれたときは、

面接官
面接官

退職理由を教えてください。

応募者
応募者

現在の職場は飲み会が多いことが自分に合わないと思っていました。飲み会の参加もほぼ強制で私自身はお酒が飲めない体質なので居場所がなく、職場でちょっと孤立しているところがありました。飲み会があるというだけで仕事のやる気にも影響があったことが主な退職理由です。

応募者
応募者

現在の職場は飲み会が多く、それをことわることができないためお酒の飲み過ぎで体調が思わしくなくなってきました。さらに勤務時間外での飲み会が多いため帰宅が夜遅くなることも多く、家族に迷惑をかけてしまうこともありました。そんな生活を変えたいというのが主な退職理由です。

という感じです。

飲み会があるために仕事に影響が出るとか、体調が悪くなったなどの理由を付け加えてみましょう。

おそらく飲み会の回数や飲み会の様子なども聞かれるかもしれませんので、その辺も答えられるようにしておきたいですね。

 

「会社の飲み会がイヤ」という退職理由を伝えると、

面接官
面接官

ウチの会社は年に2~3回ぐらい飲み会があるけど大丈夫?

など確認もしてくれるでしょう。

その飲み会はほぼ強制なのか任意参加なのか詳細を聞いてみて判断してみてもいいですね。

本当に飲み会がイヤなら「私は飲み会は好きではないです」ということを伝えておいた方がいいのです。

入社してからわかるよりも、事前に自分の要望を伝えておいたほうがいいですよね。

以上になりますが、面接で退職理由を伝える時の参考にしてください。

「転職経験者のブログ」を書いている人

(やまよし おさむ)

東京のとある会社に勤務しています。
私自身もこれまで5度の転職経験がありますが、採用担当者の経験もあります。応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者に向けた情報を提供していきます。
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