新卒の就職活動や転職活動では、内定の通知がメールでくることもあります。
特に志望度の高い企業から内定の連絡が来ると嬉しくなりますよね。
その企業に入社することを決めている時には、簡単でいいので内定承諾の返信メールを送っておきましょう。
内定を承諾するときの返信メールの書き方
その時のメールの例文は、
〇〇株式会社
採用担当〇〇様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
このたびは内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。
大変うれしく思っております。
貴社よりご提示いただきました内定承諾の件は、謹んでお受けいたします。
入社後は至らない点もあるかと思いますが、一生懸命精進して参ります。
何卒よろしくお願い致します。
————————————-
〇〇〇〇(〇〇〇〇)←(自分の名前とふりがな)
〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年
携帯電話:〇〇-〇〇-〇〇
e-mail:〇〇〇〇
————————————-
上の例文の〇の部分を消して書き換えてください。
署名の「←(自分の名前とふりがな)」は消してください。
返信メールの件名は「Re:□□□□」のままにしておきましょう。
学生でない社会人の方は学校名の部分を消してください。
内定後の予定などはまた連絡があると思いますが、とりあえず内定を承諾するかどうかを知らせておいたほうがいいですね。
もし内定を辞退するのであれば、その旨はしっかり伝えておきましょう。
内定後のお礼メールは必要?
内定が決まった企業に対して「お礼メール」を書いて送信する方もいます。
「内定を頂いた企業に対して感謝の気持ちを伝えるため」とか「一応のマナーとして送信しておいた方がいい」と思う方もいますよね。
これは私の個人的な考えですが、内定後のお礼メールは必要ないです。
もう内定が決まった以上は、その結果はくつがえりません。
「内定後のお礼メールがなかったから内定取り消し」とか「内定後のお礼メールがなかったから入社後の印象が悪くなる」なんてこともありません。
「お礼メールを送りましょう」というルールもないですし、送っても何かが変わるわけでもないのです。
内定後のお礼メールがなくても、採用担当者もなんとも思わないでしょう。
ただ「どうしても感謝の意を伝えたい」というときには、お礼メールを送信してみましょう。
もしくは後日、採用担当者と対面したときにお礼を言えばそれで十分です。
内定保留はできるのか?
就活や転職の時は「内定保留」をしたくなる状況も出てきます。
「第2志望の企業から内定が出て、内定を承諾するか辞退するかの返事をしないといけないけど…
まだ第1志望の企業から結果が届いていないため、もう少し待ってほしい」
ということもありますよね。
この場合、第2志望の企業に「内定を承諾するか辞退するかの返事はもう少し待ってほしい」という返事を電話やメールで伝えることもできます。
それに対して企業の採用担当者の中には、こうした内定保留を認めて返事をしばらく待ってくれる方もいます。
しかし内定保留を申し出た時点で「今は本命企業からの結果待ちをしていて、ウチの会社は2番手以降だな」というのは言われなくてもわかります。
「本命の結果待ちなので保留にしたい」というのは、企業の採用担当者も不愉快な気持ちになるでしょう。
そのため内定保留は認めてくれなかったり、下手をすると内定取り消しになってしまうこともあります。
こんなときはどうしたらいいか?
まず「家族と相談したいので、内定に対する返事はいつまでに伝えればいいですか?」と質問してみましょう。
これで返事の期限はいつまでなのか確認しておきます。
または「今、家族が旅行中でして、もうしばらく待っていただけないでしょうか?」と期限をのばしてくれるように交渉することもできます。
しかし1週間以上など長く期限をのばすと怪しまれるので気をつけましょう。
そしてその期限内に本命の企業から結果の返事が来なかったら、滑り止めの企業の内定を承諾します。
内定承諾書などの書類にサインしてもかまいません。
その後、本命の企業から内定の返事が来たら、滑り止めの企業へ電話をかけて内定辞退することを伝えましょう。
この時は企業の採用担当者から不平不満を言われるかもしれませんが、無理に入社をさせるようなことはできませんので、内定を辞退することはできます。
書類にサインした後の内定辞退でも損害賠償を請求されることはありませんし、本命の企業へ入社ができます。
滑り止めの企業に内定保留を申し出ることはできます。
ただ採用担当者に不快な思いをさせて話がこじれてしまうこともありますので、いったん内定を承諾する方法を取ってみてもいいですね。
就活や転職の時は相手に迷惑をかけてしまうこともありますが、それでも自分で後悔しない入社先を選ぶようにしたいですね。
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