30代で人生のやり直しができる資格はありますよ!

「30代で人生のやり直しができる資格が欲しい」という方もいると思います。

これまで仕事のキャリアを積んできたけど、ここらで一度リセットして新しいことに挑戦してみたいと思うこともありますよね。

しかし30代になって人生のやり直しができる資格ってあるのでしょうか?

実はあります。

ここではその資格をいくつか紹介していきます。

転職活動の際の参考にしてください。

 

人生のやり直しができる資格とは?

人生のやり直しができる資格として紹介するのは、就職率の高い国家資格です。

主に看護などの医療系や介護などの資格です。

これらの資格は国家資格で就職率も高いですし、30代から取得しても就職先は見つけやすいです。

簿記やMOSなど独学で取得できる資格というのは、もうちまたに資格取得者があふれていますので、がんばって取得してもたいして有利にはなりません。

人生をやり直す気があるのなら、思い切って専門学校に通って就職率の高い国家資格を取得した方がいいです。

30代になって専門学校に通うのは「勉強時間や専門学校の学費などお金の面でむずかしい」と感じる方もいると思いますが、一度よく考えてみる価値はあると思います。

30代になれば自分の適性などもある程度わかってきますので、自分にできそうな仕事があればそちらをめざしてみましょう。

 

次では男性女性の就職率の高い専門学校の学科を紹介していきます。

ここでは文部科学省が発表している「学校基本調査」を参考にしました。

上のサイトから令和3年度の「専修学校 22件」→「237 学科別卒業者数」の「専門課程(専門学校)」データを参考にしています。

データは令和2年(2020年)のものとなります。

ちなみに2020年の全国の専門学校の卒業者数は女性134,066人、男性101,077人になります。

卒業者数の多い女性から発表していきます。

 

就職に強い専門学校の学科1位~10位(女性)

女性の就職率が高い専門学校の学科をランキングにしてみました。

順位 学科 卒業者数 関係分野に就職した人数 就職率
1位 看護 25,360 24,131 95%
1位 理容 201 191 95%
2位 介護福祉 2,728 2,538 93%
2位 歯科衛生 5,549 5,209 93%
3位 教員養成 1,569 1,416 90%
4位 美容 11,578 10,386 89%
4位 保育士養成 4,492 4,016 89%
5位 秘書 94 83 88%
6位 自動車整備 196 172 87%
7位 ビジネス 5,619 4,842 86%
8位 電気・電子 20 17 85%
8位 臨床検査 609 522 85%
8位 理学・作業療法 3,743 3,202 85%
9位 動物 5,021 4,241 84%
10位 農業 430 360 83%
10位 歯科技工 389 326 83%

 

就職に強い専門学校の学科1位~10位(男性)

男性の就職率が高い専門学校の学科をランキングにしてみました。

順位 学科 卒業者数 関係分野に就職した人数 就職率
1位 看護 3,655 3,503 95%
1位 理容 323 307 95%
2位 介護福祉 1,688 1,537 91%
3位 美容 3,564 3,139 88%
4位 保育士養成 698 608 87%
5位 自動車整備 6,471 5,556 85%
6位 農業 1164 979 84%
7位 秘書 12 10 83%
8位 測量 332 275 82%
9位 電気・電子 999 812 81%
9位 理学・作業療法 4,592 3,722 81%
10位 教員養成 273 220 80%
10位 機械 422 341 80%
10位 園芸 198 160 80%

 

就職に強いおすすめの学科と資格

上の表からわかりますが、女性男性ともに就職率の高いおすすめの専門学校の学科は下になります。

()内は国家資格名です。

・看護(看護師)
・介護(介護福祉士)
・保育士養成(保育士)
・理容(理容師)
・美容(美容師)
・歯科衛生(歯科衛生士)

です。

これらの職種は就職率も高いため、30代の方でも就職先を見つけることができます。

中でも女性男性ともに就職率No.1は「看護」です。

 

30代で人生のやり直しができる資格は女性男性ともに「看護」

2020年に看護の専門学校を卒業して関係分野(病院など)に就職した人数は全国で女性は24,131人、男性は3,503人です。

看護師は女性が多いですが、最近は男性の看護師も増えてきています。

その他の学科とくらべても卒業者数や関係分野に就職した人数が多く、就職率は女性男性ともに95%という高さです。

就職率が高いため、看護の専門学校には高校を卒業したばかりの人だけでなく、20代や30代の年齢の人もいます。

看護師の資格を持っていれば30代以上の年齢でも就職先にはそれほど困らないないので人気があるのですね。

一度ほかの仕事について学費や生活費などのお金をためてから専門学校に入学する人もいるのです。

看護は専門学校のほかに看護学部がある大学や短大でも学ぶことができます。

 

今後は職場環境も改善されていく

看護師の仕事は大変かもしれませんが、現在は働き方改革によって長時間働くような職場は少なくなっていきます。

それに職場である程度の経験を積めば、より給料や職場環境がいい職場へ転職することもできます。

給料がそれほど高くない職場もありますが、反対に待遇の良いところもあります。

また看護学校は3年間学校で学ぶことになりますし、その間は仕事を両立するのがむずかしくなります。

また学費も3年間で平均して200〜300万円ほど必要になりますし、それとは別に生活費も必要です。

誰にでも簡単にすすめられる資格ではありませんが、やり直しができる資格のひとつだと思います。

看護やその他の分野に進むときは、入学する学校のことや、その職業の将来性や自分の適性などもよく調べてみてください。

そして時間をかけてよく考えてから決断することをおすすめします。

以上になりますが、資格取得する際の参考にしてください。

「転職経験者のブログ」を書いている人

(やまよし おさむ)

東京のとある会社に勤務しています。
私自身もこれまで5度の転職経験がありますが、採用担当者の経験もあります。応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者に向けた情報を提供していきます。
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