転職時の昇給について確認しておきたい3つのこと

転職活動の時は志望する企業に昇給があるかどうかは確認しておきましょう。

「企業で働いていれば給料は上がっていくのが当然」と思っている方も多いですが、そうでない場合もあるのですね。

ここでは転職活動での昇給について聞いておきたい3つのことを説明していきます。

転職活動の際の参考にしてください。

 

昇給について確認しておきたい3つのこと

昇給は企業が決めた時期に基本給が上がる「定期昇給」があります。

転職活動の際に、志望する企業の定期昇給については気になりますよね。

転職の際に昇給について確認しておきたい3つのことは、

・定期昇給のあるのか?
・昇給額はいくらになるのか?
・年に何度実施されるのか?

という点です。

それぞれ説明していきましょう。

 

定期昇給はあるのか?

「昇給があるのかどうか?」は必ず確認しておきましょう。

すべての企業に昇給があるわけではありません。

下の表は2022年(令和4年)の昇級制度の実施状況です。

企業規模 管理職 一般職
平均 70.9 78.0
5,000人以上 67.2 85.3
1,000~4,999人 72.2 83.9
300~999人 72.4 83.4
100~299人 70.3 75.6

引用:賃金引上げ等の実態に関する調査:結果の概要 定期昇給制度、ベースアップ等の実施状況

これを見てわかることは、規模が小さい企業ほど昇給制度がないことがわかります。

一般職の昇給がある企業が78%ですから、残りの22%は昇給制度がない企業です。

実際に正社員として入社してみたら「昇給がない」ことを知って驚く方もいるでしょう。

昇給がないことは違法ではなく企業の判断にゆだねられています。

昇給がなければ、給料がほとんど上がりません。

中には役職が上がって昇格するときに昇給する場合もありますが、それも企業によって様々です。

求人の募集要項には昇給に関する明記がある企業も多いですが、昇給がないときには書いてない場合もあります。

ですので入社を決める前に「昇給があるのかないのか?」は確認しておきましょう。

 

昇給額はいくらになるのか?

また昇給するのならいくらになるのかも聞いておきましょう。

下の表は日本経済団体連合会が発表している、2023年春季の月例賃金の平均引き上げ額です。

昇給額
大手企業 13,110円
中小企業 8,012円

2023年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況2023年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果より引用

平均的な昇給額はこのぐらいになります。

年収で計算すれば、

大手企業は 13,110円×12か月=157,320円

中小企業は 8,012円×12か月=96,144円

このぐらい金額アップすると、生活も多少は助かりますよね。

大手企業では「1万円以上」の企業が7割強(77.1%)、「1万5000円以上」の企業は3割近く(27.1%)に上ったそうです。

最近は物価上昇の影響もあって、大手企業だけでなく中小企業でも昇給額を上げているところは多いです。

そうでないと仕事のやる気が上がらず、ほかの企業へ転職していってしまいますからね。

また昇給は年に複数回行われる企業もあります。

ですので回数と実施される時期についても確認しておきたいですね。

 

昇給についての聞き方

基本的に入社前には「基本給」や「年収」や「手取り」の額はしっかり確認しておきましょう。

その上で昇給に関しても確認しておきたいですね。

聞き方としては、

応募者
応募者

昇給についてくわしくお聞きしたいのですが…

と言って

「昇給はあるのか?」

「昇給額はいくらぐらいになるのか?」

「昇給は年に何度実施されるのか?」

を確認してみましょう。

お金に関する質問は面接のときには聞きづらい場合もあります。

面接で面接官が給料などのお金に関する説明をしてきたら、そこで昇給についても聞いてみるといいですね。

面接で聞けそうにないときには、内定が決まった後の話し合いの場で採用担当者に聞いてみましょう。

内定後の判断は応募者に委ねられますので、この時に疑問点を質問して入社するかどうかの判断材料にしましょう。

昇給制度は基本給が一定期間で上がるもので、今後の生活にも関わってきますからしっかり確認しておきたいですね。

入社後は労働契約書や就業規則に記載されています。

そちらも確認しておきましょう。

以上になりますが、転職活動の際の参考にしてください。

「転職経験者のブログ」を書いている人

(やまよし おさむ)

東京のとある企業で人事担当の仕事をしております。
応募者の面接担当を受け持つこともありますが、私自身もこれまで4度の転職経験があります。
応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者に向けた情報を提供していきます。
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