就職・転職活動で「面接時間が短い!」と感じて不安になることもあると思います。
例えば企業から「面接は40分ほどおこないます」と事前に報告があったのに、20分程度で終了してしまったり。
ほかの応募者は30分ぐらい面接しているのに、自分の時は10分ぐらいで終わってしまうこともあります。
「面接がはやく終わってしまったけど、なぜだろう?」と不安になりますよね。
「もしかしたら不採用なのでは?」と思ってしまいますが、実際はどうなのか?
面接が10分ほどで終わってしまう理由
面接時間が短くなる理由としては、
・面接官の性格や面接のやり方
などが影響しています。
ほかにも仕事があっていそがしい
企業の面接官は応募者の面接をするだけが仕事ではなくて、社内でほかにも仕事を持っていることが多いです。
そちらがいそがしいために、面接時間をなるべく短めにしている場合もあります。
また、求人を出したらたくさんの人が募集してきて面接をする人数が多くなり、応募者一人当たりの面接時間が短くなることもあります。
そんな時はなるべく効率よく面接を進めていきたいと思うはずです。
そのために面接時間が短くなるのですね。
面接官の性格や面接のやり方
就職・転職活動の面接時間というのは厳密に決まっていません。
平均の面接時間は20~40分というデータがあるようですが、この辺は企業によってかなり変わってきます。
面接を多く受けてきた人はわかると思いますが、面接時間が短い企業もあれば、面接時間が長い企業もあります。
面接が10~15分で終わる企業もあれば、1~2時間ぐらいの長い時間をかけてやるところもあり、けっこうばらけているのですね。
この辺は、その企業の面接官の性格や面接のやり方が違うので、どちらがいいとは言えません。
実際に私たちも短い時間で決断を下せる場合もありますし、反対に長い時間をかけても判断ができないことってありますよね。
面接時間が短い企業は面接官が、
面接を長くやってもあまり意味はない。
と思っていたり、これまでの経験からポイントを押さえたやり方を重視しているのです。
面接時間10分の内訳
企業の面接官がよけいなことはしゃべらず、要点をおさえた少ない質問しかしない場合もあります。
応募者の自己紹介など面倒なので省略し、志望動機や自己PRや学歴・職歴などは履歴書などに書いてありますので、あえて質問しない面接官もいるでしょう。
また面接の時の質問も、
〇〇は大丈夫ですか?できますか?
はい、大丈夫です。
などの確認をするだけの質疑応答の場合もあります。
これだと時間はかかりません。
ほかの質問に対しても、応募者が簡潔に的確に回答することができている。
そして最後の逆質問など特にすることもなければ、10分ほどの短い時間で終わることも可能です。
その短い時間の中で面接官も合格(面接通過もしくは採用)か不合格の結果が判断ができるのでしょう。
企業にもよりますが、一次面接や二次面接や最終面接でも時間が短いときはあります。
一次面接は応募者の人数が多いために面接時間が短かったり、最終面接はもう聞くこともないために面接時間が短いこともあります。
あるいは書類選考の段階である程度、人を選んでおいて、一次面接は確認程度という場合もあるでしょう。
面接時間が長くなる理由
反対に「合否の判断がつかない人」の場合、時間内で判断できなくて、色々な質問をしていくうちに面接時間が長くなることもあります。
また面接官が応募者の緊張を和らげようと選考と関係のない話をしていくうちに、面接官が話に夢中になって面接時間が長引くこともあります。
それとは反対に応募者の話が長いときもあります。
そんな感じで面接時間が長くなってしまうこともあるのですね。
事前に「面接は40分ほどおこないます」と企業から事前に報告があった場合でも、40分すべてを使うことはありません。
事前に教えてくれた時間は、ある程度余裕を持たせていると思った方がいいです。
ですので面接がとどこおりなく進めば、それよりも短い時間で終了することもよくあります。
面接時間の長さだけで合否はわからない
面接時間が短いからという理由で不採用になるわけではありません。
面接時間が短くても合格になることはあります。
時間をかけたからといって、その人のことがよくわかるわけでもないですし、判断ができるわけでもありません。
「面接時間が短いのは不採用フラグ」と言われていますが、実際はそんなことはないのですね。
面接時間が短くても合格になる方もたくさんいますので、面接時間の長さだけでは結果はわからないのです。
面接の結果は、企業が求めている人材や面接で会った時の印象など総合的に見ての判断になります。
面接の時間が短かったとしても気にしないようにしましょう。
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