「これから転職活動をする予定だけど、スーツを持ってない」とか「スーツは新しく購入する予定」という方もいますよね。
または「普段、仕事でスーツを着ているけど、これで面接に行っても大丈夫かな?」と心配になる方もいると思います。
ここでは「転職用のスーツが購入できる販売店の紹介」や「販売店のスーツの値段の比較」や「スーツを購入するときに知っておきたいこと」などを紹介していきます。
これから転職活動をおこなう方は、ぜひ参考にしてください。
紳士服大手の4社の説明
スーツを販売している紳士服業界には有名な大手企業は4社あります。
・AOKIホールディングス
・コナカ
・はるやまホールディングス
の4社です。
街中や郊外にデカい看板で大きな店舗をかまえていたり、テレビのCMなどで名前を聞いたことがあると思います。
転職活動用のスーツはメンズやレディースともに若い人から年配の人まで、こうした紳士服量販店で買っておけば間違いはありません。
一般の会社員もこうした大手の紳士服店でスーツを購入していますので、特にこだわりがなければここで購入しておきましょう。
大手4社のそれぞれの男女のスーツの値段を紹介していきます。
また、ここで紹介するスーツの値段はネットで調べた値段になります。
青山商事(洋服の青山)
青山商事は47都道府県すべてに出店している紳士服業界最大手の「洋服の青山」の店舗を運営しています。
洋服の青山では、
男性の上下スーツの値段は 14,630円~75,900円になります。
男性の場合、最安値で一式をそろえると
上下スーツ 14,630円
シャツ 2,090円
ネクタイ 4,290円
ベルト 2,090円
靴 8,690円
バッグ 8,690円
計 40,480円
になります。
女性のスーツの値段は ジャケット11,550円~24,220円 パンツ5,500円~13,200円 スカート6,160円~13,200円になります。
ジャケット+パンツ 17,050円~37,420円
ジャケット+スカート 17,710円~37,420円
女性の場合、最安値で一式をそろえると
上下スーツ 17,050円
シャツ 2,871円
ベルト 3,190円
靴 7,590円
バッグ 5,390円
計 36,091円
になります。
青山商事はその他にも、20~30代のビジネスマン向けの店舗「THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)」の店舗も運営しています。
AOKIホールディングス(AOKI)
AOKIホールディングスは紳士服業界第2位の「AOKI」の店舗を運営しています。
AOKIでは、
男性の上下スーツの値段は 17,160円~70,400円になります。
男性の場合、最安値で一式をそろえると
上下スーツ 17,160円
シャツ 2,189円
ネクタイ 2,189円
ベルト 2,189円
靴 7,689円
バッグ 6,589円
計 38,005円
になります。
女性のスーツの値段は ジャケット5,390円~25,520円 パンツ4,290円~16,500円 スカート4,400円~14,300円になります。
ジャケット+パンツ 9,680円~42,020円
ジャケット+スカート 9,790円~39,820円
女性の場合、最安値で一式をそろえると
上下スーツ 9,680円
シャツ 4,180円
ベルト 2,552円
靴 6,864円
バッグ 3,344円
計 26,620円
になります。
AOKIホールディングスはほかにも、おしゃれなスーツ量販店「ORIHIKA(オリヒカ)」の店舗を運営しています。
コナカ
コナカは関東や東北など東日本を中心に展開している「紳士服のコナカ」があります。
コナカでは、
男性の上下スーツの値段は 42,900円~110,000円になります。
男性の場合、最安値で一式をそろえると
上下スーツ 42,900円
シャツ 4,290円
ネクタイ 4,290円
ベルト 4,290円
靴 10,780円
バッグ 10,780円
計 77,330円
になります。
女性のスーツの値段は ジャケット14,300円~27,500円 パンツ7,700円~15,400円 スカート6,600円~14,300円になります。
ジャケット+パンツ 22,000円~42,900円
ジャケット+スカート 20,900円~41,800円
女性の場合、最安値で一式をそろえると
上下スーツ 22,000円
シャツ 4,290円
ベルト 3,190円
靴 8,580円
バッグ 6,490円
計 44,550円
になります。
コナカにはこのほかに「紳士服フタタ」や「SUIT SELECT(スーツセレクト)」があります。
はるやまホールディングス
はるやまホールディングスは西日本を中心に全国展開している「はるやま」があります。
はるやまでは、
男性の上下スーツの値段は 9,500円~108,900円になります。
男性の場合、最安値で一式をそろえると
上下スーツ 9,500円
シャツ 1,089円
ネクタイ 2,090円
ベルト 649円
靴 5,390円
バッグ 5,280円
計 23,998円
になります。
女性のスーツの値段は ジャケット4,290円~26,400円 パンツ2,090円~14,630円 スカート2,090円~20,900円になります。
ジャケット+パンツ 6,380円~41,030円
ジャケット+スカート 6,380円~47,300円
女性の場合、最安値で一式をそろえると
上下スーツ 6,380円
シャツ 1,504円
ベルト 2,552円
靴 5,390円
バッグ 6,380円
計 22,206円
になります。
はるやまホールディングスはそのほかに20~30代前半のビジネスマン向けの店舗「P.S.FA(パーフェクトスーツファクトリー)」の店舗を運営しています。
大手4社のスーツの値段を比較した結果
上の大手4社の上下スーツ値段を比較してみましょう。
男性女性ともに、スーツはジャケット+パンツの値段になります。
男性 | 女性 | |
洋服の青山 | 14,630円~75,900円 | 17,050円~37,420円 |
AOKI | 17,160円~70,400円 | 9,680円~42,020円 |
コナカ | 42,900円~110,000円 | 22,000円~42,900円 |
はるやま | 9,500円~108,900円 | 6,380円~41,030円 |
これをみると、
「はるやま」のスーツが安い!
ネット販売の値段のため、店頭で購入すると多少値段も変わってきますが、4社の中では「はるやま」のスーツがかなり安く、値段も幅広い。
次に安いのが「AOKI」で、「洋服の青山」は標準的な値段といった感じです。
「コナカ」はちょっと高級路線ですね。
また最安値で一式をそろえたときの値段も比較してみます。
男性 | 女性 | |
洋服の青山 | 40,480円 | 36,091円 |
AOKI | 38,005円 | 26,620円 |
コナカ | 77,330円 | 44,550円 |
はるやま | 23,998円 | 22,206円 |
やっぱり「はるやま」は安い。
スーツと靴は店頭で試着して購入した方が間違いがありませんが、それ以外のシャツ、ネクタイ、ベルト、バッグなどはネットで購入してみてもいいですね。
また、ちょっとおしゃれにこだわるのなら「ザ・スーツカンパニー」「オリヒカ」「スーツセレクト」「P.S.FA」などで購入してもいいですね。
上の公式サイトから自宅近くの店舗を見つけて足を運んでみてください。
手頃な値段のスーツショップ
それほど値段が高くないスーツを考えている場合は「ユニクロ」「イオン」「西友」などがおすすめです。
ユニクロ
ユニクロでも転職活動用のスーツのジャケット・パンツ・スカート・シャツが購入ができます。
スーツのジャケットとパンツを購入すると、
ユニクロの男性用スーツ ジャケット(16,900円)+パンツ(6,990円)=23,890円
ユニクロの女性用スーツ ジャケット(9,990円)+パンツ(3,990円)=13,980円
(値段は税込み)
上下のスーツでこの値段は安いですね。
オンラインから商品の注文はできますが、試着用サンプル取扱店に行って採寸してもらった方が間違いはありません。
イオン
イオンでも転職活動用のスーツが購入できます。
イオンの男性用スーツ ジャケット+パンツ 14,080円
イオンの女性用スーツ ジャケット+パンツ 9,680円
(値段は税込み)
オンラインショップの値段ですが、最安でこの値段になります。
西友
西友(SEIYU)の転職活動用のスーツの値段は、
男性の場合、ジャケット+パンツ 7,480円
女性の場合、ジャケット+パンツ 6,270円
(値段は税込み)
西友では最安でこの値段です。かなり安いですね。
スーツショップと大手4社のスーツの値段比較
スーツショップと大手4社のスーツの値段を比較してみます。
男性女性ともに、スーツはジャケット+パンツの値段になります。
男性 | 女性 | |
ユニクロ | 23,890円 | 13,980円 |
イオン | 14,080円 | 9,680円 |
西友 | 7,480円 | 6,270円 |
洋服の青山 | 14,630円~75,900円 | 17,050円~37,420円 |
AOKI | 17,160円~70,400円 | 9,680円~42,020円 |
コナカ | 42,900円~110,000円 | 22,000円~42,900円 |
はるやま | 9,500円~108,900円 | 6,380円~41,030円 |
大手4社とくらべると、イオンや西友のスーツは安く購入できます。
スーツも値段によって生地や耐久性の違いなどがありますが、安いスーツでも新品は見栄えがいいですし、転職活動でも十分使えます。
それほどスーツを着用する機会がない仕事の場合は、安いスーツを購入して面接に使ってもいいですね。
オーダースーツ専門店
自分の体型や好みに合わせてオーダースーツをつくってくれる「オーダースーツ専門店」があります。
オーダースーツは値段もそれほど高くないですし、スーツでほかの人と違いを出すときにはおすすめです。
オーダースーツがすべて29800円 -ジャストサイズ保証、日本人クオリティ
【SuitYa】はネットでオーダースーツの注文ができます。
オーダースーツ佐田は、2万円からオーダースーツがつくれます。
麻布テーラーはネット完結でオーダースーツが作れます。
オーダースーツ店のスーツは出来上がるまでに日数がかかることもあります。
購入する前にスーツの完成はいつになるのか確認しておきましょう。
高級ブランドスーツ
「紳士服の量販店でなく、高級ブランドのスーツが欲しい」という方はこちら。
メンズ向けの高級ブランドスーツ
男性向けのブランドスーツで有名なのは、
アメリカの紳士服ブランド。野球日本代表のオフィシャルスーツとしても有名。価格は10万円~
個人的におすすめの日本の紳士服ブランドです。価格は10万円~
正統派ブリティッシュスタイルのスーツ。サッカー日本代表のオフィシャルスーツとしても有名。価格は30万円以上。
イタリアの高級紳士服ブランド。映画「007」でジェームス・ボンドが着用していた事で有名。価格は50万円~
レディース向けの高級ブランドスーツ
女性向けのブランドスーツで有名なのは、こちら。
日本のオンワード樫山のレディースブランドです。価格は5万円~
20~30代の女性に人気のブランドです。価格は5万円~
アメリカのファッションブランド。価格は8万円~
イタリアのファッションブランド。価格は20万円~
「高級ブランドのスーツを着ていけば企業から内定をもらえる」というわけではないのですが、自身の収入に合わせて高級ブランドのスーツで転職活動をおこなっている方もいます。
スーツを購入するときの4つのポイント
スーツを購入するときは、こうした点もみておきましょう。
・スーツの購入予算を決めておいて店員に伝える
・スーツは試着してから購入する
・できればスーツ店を2~3店舗はまわってみてみる
という4つのポイントを説明します。
スーツを購入するお店のサイトを調べておく
最初はスーツの購入を考えているお店のサイトを事前に見ておきましょう。
自宅近くにある「洋服の青山へ行こう」と思っていたら、まずは「洋服の青山」のサイトを調べてみてください。
サイトを見ればメンズ・レディースのどんなスーツが売っているのかネットで確認できますし、販売しているスーツの値段や色やデザイン等もある程度わかります。
また店舗によってスーツの値引きをしていたり品ぞろえも変わりますのでよく見ておきましょう。
スーツの購入予算を決めておいて店員に伝える
あとは「いくらのスーツを購入するのか」をあらかじめ決めておきましょう。
「スーツの値段はいくらになってもいい」というのなら決めなくてもいいのですが…
予算に限りがあるときには、例えば「上下スーツで5万円以内」とか目安となる金額を決めておきます。
そして目的のスーツ店に行って店内に入ると店員が声をかけて来ます。
そのときの対応の仕方としては、

どんなスーツをお探しですか?

転職活動用の上下のスーツを5万円以内で探しています
というように、「スーツを購入する目的」と「手持ちの予算」を先に伝えてしまいましょう。
手持ちの予算を最初に言ってしまえば、店員もそれ以上の値段がするスーツをすすめてはきません。
特に何も言わないと店員から値段の高いスーツをすすめられて、ことわり切れなくなってイヤイヤ購入することもあるかもしれないので気をつけましょう。
スーツに関しては紳士服店の店員に聞いた方がいろいろとアドバイスをもらえます。
転職活動にふさわしいスーツをいくつか紹介してもらえますし、応募先の業界や業種の名前を言えばそれに合ったスーツを紹介してくれます。
スーツの色やデザインにもはやりがありますので、そうしたことも参考にしながらスーツを見てみましょう。
また自分がどんなスーツが欲しいのかも伝えましょう。
「スーツの色は紺やグレーがいい」というときには、店員にそのことを伝えてみてください。
スーツのほかに「シャツ」「ネクタイ」「ベルト」「バッグ」「靴」「コート」などもそろっていますので、必要なものがあったら購入してみましょう。
スーツは試着してから購入する
スーツを購入するときはかならず試着して着心地を確かめてから買うようにしましょう。
実際にスーツを着てみると、
「自分の体のサイズに合わない」
「生地が好きでない」
「色やデザインが好きではない」
と思うときもあります。
試着しないで購入すると、スーツに対して不満な点があとから出てきて、そのままガマンしてそのスーツを着続けるかまた買いなおす羽目になります。
何着か試着してみて気に入ったものを購入するようにしましょう。
お店で選べばパンツのウエストのサイズや丈の長さなども簡単に調整できます。
紳士服のオンラインショップやネットでもスーツの試着や購入はできますが、店舗に出向いてスーツを見たほうが気軽に試着することもできるのでおすすめです。
スーツ購入には2~3店舗ぐらいまわってみる
最初に入った1店舗目で、値段も手ごろで自分の気に入ったスーツを見つける時もあります。
そういうときもありますが、できればもう1~2店舗ぐらい違うお店をまわってほかのスーツを見てみましょう。
スーツ店の店員からいろいろ説明してもらって親切にされると「ここでスーツを買わないといけないのかな?」という雰囲気にもなりますが、別に無理して買わなくてもいいのです。
例えば、

こちらのスーツがおすすめです。いかがですか?

家に帰って検討してみます
とことわって店を出ればいいのです。
ちょっと冷たい言い方ですが店員も断られることは慣れていますので、それで違うお店へ行きましょう。
近くのスーツショップや百貨店にあるスーツ店なども見てまわると、より気に入るスーツを見つけることもあります。
時間があるときにはほかのスーツ店も見てみてみましょう。
以上になりますが、転職活動中の際の参考にしてください。
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