「ボールペンで字を書くと、なぜか字がきれいではない」ことで悩んでいる方もいると思います。
「鉛筆やシャーペンならきれいに字が書けるのに、ボールペンで書くと字が汚くなる」ことってありますよね。
そのため「履歴書や手紙やはがきをボールペンで書くのが苦手」という方もいます。
そうした方のために、ここでは「ボールペンで字をきれいに書くため方法」を紹介していきます。
字をきれいに書くための練習方法
字は人によってかなり筆跡が違います。
特に大人になれば「ひらがな」や「カタカナ」や「漢字」などの「字のお手本」をあらためて見ることもなくなります。
また自分の字の書き方を意識して修正することもないので、自然と「クセ字」になってしまうものです。
そして字のかたちが自己流になってしまった結果、ほかの人が読みづらくなってしまうのです。
きれいな字を書くためには、自分の字の書き方を見直す必要があります。
特にボールペンでキレイに字を書くためには、それに合わせた練習をしたほうが上達します。
おすすめは本屋に売っている「ペン字練習帳」です。
上のような社会人向けの練習帳がおすすめです。
本屋にいくとほかにも「ペン字練習帳」がたくさんありますので、中を見比べて自分に合う本を買って練習してみてください。
または練習帳など買わずに「ひらがな」や「カタカナ」や「常用漢字」のお手本を見ながら、ノートなどへ書いて練習してみてもいいですね。
特に日本語の文章で使用頻度の高いのは「ひらがな」です。
「ひらがな」だけでも何度か練習してみると、短期間でもかなり字は上達しますよ。
ひらがなを練習してていねいに書くクセがつけば、カタカナや漢字もうまくなり、履歴書などの応募書類もきれいに書けます。
時間があるときには「カタカナ」や「常用漢字」も練習してみましょう。
「ひらがな」や「カタカナ」のお手本は「美文字の書き方.com」を参考にしてください。
「お手本」と同じ文字を書けるようにする
字の練習は、お手本をよく見て参考にしながら、字の特徴(とめ、はね、はらい)や、字の縦と横の間隔を意識しながら書いてみましょう。
練習のときはゆっくりと丁寧に書くことを意識して、いつものような書き慣れた速さで書かないことです。
ゆっくりでいいので、お手本と同じような字が書けるようにしましょう。
クセのついた自己流の字を直して、お手本をコピーしたような字を書くのが理想です。
私もボールペンの字が下手でしたが、練習することでかなりきれいになりましたし、自分の字にも自信がもてるようになりました。
転職活動の時など、他人に自分の字をみてもらう時には、基本に戻って、ぜひ字の練習をしてみてください。
ボールペンで字を書く機会はまだ多い
最近はスマートフォンやパソコンの普及で、手書きで字を書くことも少なくなってきました。
それでもまだ日常生活で手書きで字を書くことはありますよね。
例えば就職活動や転職活動で履歴書やエントリーシートを手書きで書いたり、会社で書類を書いたり、または手紙やはがきを書くこともあります。
そのときにボールペンやサインペンなどを使いますし、そのほかの公共の場で自分の氏名や住所を書くなど、何かしらその機会はあります。
自分の手帳や日記に字を書くときには、自分だけが読めるかたちの字でもいいと思います。
でも他人に見せるような場合は、できるだけきれいに書きたいですよね。
字がきれいな人の印象は良くなる
ボールペンの字がきれいな人は、それだけで印象やイメージもよくなります。
企業の採用担当者は履歴書やエントリーシートなどの手書きの書類を見て、どんな感じの人なのかイメージすることもあります。
例えば雑な字を書いている人は「大雑把でいい加減な人」と思われることもあります。
また、あまりに字が独特だと「字が読めない!」とか「読む人のことを考えていない」と思われてしまうこともあるでしょう。
そんなイメージを持たれたくないですよね。
反対に字が丁寧できれいで書かれていれば、それだけで読む人にいい印象を持ってもらえます。
仮に自分が他人の書いた文章を読むときにも、そうした印象を持ちますよね。
自分の書いた字がいつどこで他人に見られるかわかりません。
ほかの人が読めないくらい字が汚いと、恥ずかしい思いをすることもあります。
そのために普段からボールペンで日記を書くなどの練習をしてみてもいいですね。
今はフリクションボールなど「消せるボールペン」もありますので、そうしたものもうまく使ってみましょう。
ボールペンで字を書くのが苦手な理由
まず「鉛筆やシャーペン」と「ボールペン」の違いはご存知でしょうか。
同じ文字を書くための筆記用具でもこれらには違いがあります。
鉛筆(えんぴつ)
シャープペンシル(シャーペン)
鉛筆やシャーペンで字を書くときは、芯が用紙に引っかかって削られて、芯のあとが用紙に残ることで字が書けるようになります。
ボールペン
一方ボールペンのほうは「芯を削る」のではなく、用紙にペンを置いたときに、ペンの先端からインクが出て、字が書けるようになります。
このような違いがあるのです。
そのため同じように書いてみても、ペンのすべり具合などの書きごごちが多少違うために、文字のかたちやできばえが変わってくるのですね。
どちらかといえば、鉛筆やシャーペンよりは、ボールペンのほうがすべりやすくできていると思います。
鉛筆やシャーペンは、学生の勉強するときによく使っていて、きれいに書くコツを感覚で知っている方が多いと思うのですが…
ボールペンを使って文字を書くことが普段あまりなく、しかも鉛筆やシャーペンと同じ感覚で書こうとするために字が汚くなるのです。
シャーペンとボールペンは似たような筆記用具ですが、違いがあります。
同じようにうまく書けないのも仕方がないのですね。
ボールペンの字を上達させるためには、ある程度の練習も必要になってくるのです。
以上になりますが、ボールペンで字を書くときに参考にしてください。
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