仕事が暇すぎて毎日地獄のような苦痛を味わっているときはどうしたらいい?

転職活動

「就職・転職活動をして会社に入ってみたら、ほとんど仕事らしい仕事がなく、毎日ヒマで困っている」という状況になったら…

あなたならどうしますか?

 

一般的に「会社に行けば、仕事が山ほどあって忙しい」とか「仕事中の社内はガヤガヤと騒々しい」というイメージもありますし、実際にそういう会社が多いと思います。

しかしそれとは反対に「何もやることがなくて社員がみんなヒマ」「社内は人はいるのにシーンと静まり返っている」という会社もあるのです。

2016年の時点で日本には約385万社もの企業数があります。

それだけの数があれば、みんな同じではなく、中には変わった会社もあります。

ここではそんな暇な会社の一日のスケジュールと、暇な会社にいる時の時間のつぶし方や対処法を紹介します。

 

なぜ「社内ニート」になってしまうのか?

朝、会社に出社したけど、仕事らしい仕事がありません。

そのため自分の席に座った時に「今日の勤務時間中の暇な時間をどうやってつぶそうか?」ということで悩んでいる人もいます。

会社に出勤しても仕事がないため「社内ニート」とも呼ばれます。

 

それとは反対に、「仕事の量が多い」「ノルマがきつい」「サービス残業の時間が多い」「休日出勤が多い」「有給休暇を取らせてもらえない」

などのブラック企業が世間では有名ですが、「出社してもヒマすぎる」という問題もあるのですね。

こちらもある意味、ブラック企業かもしれません。

 

会社内や部署にほとんど仕事がなく、社内ニートになってしまう理由は、

・会社の経営状況が悪くなり仕事量が減っている
・会社が人を雇うと国から助成金や補助金がもらえる
・時期によって仕事の量に違いがある
・自分や自分の部署に仕事が回ってこない

などがあります。

特に国や都道府県には企業向けの助成金や補助金がたくさんあります。

中には人を雇ったり雇い続けることで国や都道府県からお金がもらえるために、「仕事はないけど人は置いておく」という会社もあるのですね。

結局、助成金や補助金も税金なので、こうした制度も問題がありますが、会社としては一応、人を雇うことで利益になるのです。

ほかにも新入社員として入社したけど周りは忙しく、業務内容を教えてくれる人がいないために「資料を読んでいて」といわれたまま、ほったらかしのままという方もいるでしょう。

理由はいろいろありますが、日本にもいろんな会社があるものです。

正社員や派遣・契約社員やパート・アルバイトなどの雇用形態にかかわらず、そうした「会社に出勤してもヒマすぎる問題」があるのです。

 

ヒマな職場の一日のスケジュール

私の知り合いにも、「ヒマな会社」に就職した人がいました。

正社員として会社に就職して、主に事務のデスクワークの仕事をしていたようですが…

その人から聞いた一日のスケジュールを書いてみますと、

8:30 出社
8:30~10:00 簡単な業務(1時間ぐらいで終わる)
10:00~12:00 何もやることがない
12:00~13:00 お昼休み
13:00~16:00 何もやることない上に眠い
16:00~16:30 簡単な事務の仕事(10分ぐらいで終わる)
16:30~17:00 帰宅の準備
17:00 退社

と、こんな感じだそうです。

この一日のスケジュールを聞いて「ちょっとうらやましいかも…」と感想をいったら、「じゃあオマエやってみろよ!」と軽くキレられました。

「仕事がなくて暇な方が楽」というイメージがありましたが、本人は「気が狂いそう」とかなり悩んでいたようです。

 

朝の1時間ぐらいで仕事が終了する

社内での一日をくわしく聞いてみたところ、

朝の出勤時はちょっと、ゆううつな気持ちで会社に向かいます。

出勤時に駅などですれ違う人たちは急いで歩いていますが、「今日は何をしよう…」と考えると自分の足取りは重い。

会社に到着して上司や同僚にあいさつをしますが、その後、今日の業務内容や雑談などほかの人と話をすることはほとんどなく社内にも活気はない。

出勤したら自分の席に座って、とりあえず自分専用のノートパソコンを開きます。

主にデスクワークの仕事ですが、ゆっくり仕事をしても、だいたい1時間ぐらいでやることが終わってしまう。

その仕事も誰にでもできるような仕事で「この会社にいる意味があるのかな?」とか真剣に考えてしまう。

そして午前10時ぐらいから本格的にヒマになります。

 

ヒマな時間にやっていること

机の上に自分専用のノートパソコンがあってネットにつながっていますが、ネットで暇つぶしすることができません。

ネットの履歴などを上司に見られてあとで文句を言われる可能性もあるので、うかつに変なサイトやSNSなどは見ることができないのです。

だいたいヤフーニュースや天気予報を見るぐらい。

そのためヤフーで興味のあるニュースを見つけると異様に食いついてしまう。

自分の後ろを人が通るときもあるので、とりあえず会社の資料をエクセルで開いておく(作業はしない)。

または会社の紙の資料やファイルを手に持って見ている(実際は見ていない)。

あとはパソコンに付属しているゲームを音を消してやる(相当腕が上がったもよう)。

やることは大体、「ヤフーを見る」「エクセルを開く」「資料を見る」「ゲーム」の4つだそうです。

 

パソコンでワードやエクセルを開くことはできるので、仕事のマニュアルを作ってみたり操作の仕方を勉強してみたが、それもすぐに飽きてしまう。

自分のスマホでSNSや動画を見たりゲームができれば時間もつぶすことはできますが、それもできない。

また、本を読んだり資格の勉強をすることも雰囲気的にできなかったようです。

そのために廊下やトイレにいる時間もムダに長く、「やることのない時間」の過ごし方が本当に辛いといっていました。

自宅にいるような気分でボケーっとしながら、だらけた姿勢で足をブラブラさせてくつろぐわけにもいきません。

雰囲気的には、机に座りパソコンに向かうなどして「仕事をしている振り」をしないといけないようです。

職場で何もすることがなく、その上「仕事をしている振りをする」のは想像以上にしんどいのでしょう。

 

午後は睡魔とヒマとのたたかい

昼休みはかならず外へ出て食事をして、コンビニなどで時間ギリギリまでウロウロする。

お昼ごはんを食べた後の午後13時から机に向かうが特にやることはない。

午後は食後の睡魔との戦いもあり、どんなに「寝てはいけない!」と思っても眠くなってしまう。

いけないと思いながら、机の上でうっかりウトウト居眠りしてしまうと、ツンツンと突かれて起こされる。

そのため眠気覚ましにコーヒーをけっこう飲むようになった。

やることと言えば「今度の土日の休みは何をしようか?」とか「今日の夕飯は何を食べるか?」といった仕事が終わってからのことを頭の中で考えるぐらい。

1日に何度も時計を見るけど、時間がたつのが遅くてイライラしてよけいにストレスがたまる。

 

職場の上司やそのほかの同僚の様子

上司に「ほかに何か仕事はありませんか?」と聞いても、「今は特に何もないなぁ…何かあったらお願いするから」と言われてほとんど相手にされない。

その上司もほぼ一日机に座ってパソコンに向かっていたり、席を立ってどこかへ行ってしまうが、何をしているのかよくわからない。

机のまわりの整理整頓や室内の掃除やパソコンでの資料作成や紙の書類のファイル整理などをしても、すぐにやることがなくなってしまう。

それでもほかに仕事を探して何かしないといけない気がするので落ち着かない。

 

ほかの同僚たちも何か仕事(キーボードをカタカタ打っている)をしているようだが、何をしているのかわからない。

「仕事手伝おうか」と聞いても強めに拒否される。

ネットでの暇つぶしはほとんどできないので1日中ほとんどやる事がなく、パソコンの前でぼーっと過ごすしかない。

そのためなのか同僚の喫煙率がけっこう高い(仕事中の喫煙タイムはOKらしい)。

 

この会社の良いところは残業がなく、毎日定時になれば必ず帰ることができること。

帰宅後は疲れていないはずなのに、家に帰ったら何もやる気が出なくてぐったりしてしまう。

スマホやテレビを見ながら寝てしまうというような生活していたそうです。

休日も気分爽快という感じではなかったそうで、やはり精神的につらいのでしょうね。

完全週休2日制で祝日や夏季・冬季の休暇がありということで年間休日も多く、休日出勤などは一切なし。

年収は400万円近くあったそうです。

本人が言うには職場の人間関係も悪くないし、給料もそこそこいいし、定時で帰れるのでやめる決心がつかなかったそうです。

 

社内ニートは楽なのか?苦痛なのか?

ヒマな会社にいるメリット

日本人は他人の目を気にする方が多いので、「会社で何もしていない事は悪いこと」のように感じてしまうのだと思います。

「あの人、仕事をしないでサボっている」と他人から思われるのがイヤだったり、「会社では仕事をするもの」いう思いが強すぎるのかもしれません。

そのために自分を追い込んでしまい、よけいにストレスを抱え込んだり精神的におかしくなってしまうのです。

 

でも仕事がないときは、そんなに思い詰めず、気楽に考えたっていいのです。

中には残業ばかりで仕事がいそがしい会社より、定時で上がれるヒマな会社のほうが「ラクでうれしい」「居心地が最高!」と感じる方もいますよね。

「イスに座ってまったりしているだけで、毎月の給料がもらえる夢のような職場だな」と開き直ってしまえば気持ちも楽になると思います。

それに家にいても誰もお金はくれません。

ヒマでも雇われてるということは、会社から必要とされているということです。

仕事はなくても「会社にいることが仕事」と思えば、それほどつらくはないでしょう。

勤務中はヒマで退屈だけど、それで給料もらっているのだから「座って待機するのが仕事」と思っていればいいのです。

そして社内では上司の指示に従っておけばいいのです。

その指示に従っておけば、他人からとやかく言われても言い訳できます。

 

クビになるまで居座る覚悟でいる

それに給料や人間関係など会社に不満がなければ、「ヒマだから」といって辞めてしまうのも損です。

雇用保険料を支払っている場合、退職後にハローワークに申請すれば雇用保険が支給されます。

自分から会社に退職を申し出る「自己都合退職」をした場合、「3ヶ月の給付制限(実際は4カ月ぐらい)」があり、その間は雇用保険は支給されません。

退職後に4カ月間も支給されないのは、けっこう長いですし、貯金がなければその間の生活も困りますよね。

会社から「辞めてください」と言われて辞めれば「会社都合退職」となり、最低7日間の待機期間のみで雇用保険が支給されます。

会社の状況にもよりますが、会社から退職をすすめられるまで会社に居座って、会社都合で退職したら雇用保険をもらい、次の就職先を見つけるでもいいと思います。

 

また定時で帰宅できれば、子供の送り迎えなどもできて家族と過ごせる時間も増えますし、自分のやりたい事にも時間を使うことができます。

「副業OK」の会社なら、勤務中のヒマな時間を利用して副業のアイデアを考えたり、勤務時間外で副業の仕事もできます。

副業がうまくいくようになり、そちらの収入で生活ができるようになれば、会社の給料に頼らずに自立することもできますよね。

そうなればいつでも会社は退職できます。

そのほかにも興味のある資格の勉強をしたり、自分の趣味など好きなことに時間を使えるので、考え方によってはヒマな職場でも有意義に過ごせます。

 

「仕事がない」ために発狂しそうになる

しかし逆に「社内ニート状態でいると、ヒマで頭がおかしくなりそう」という人もいます。

「適度に仕事がある方がやりがいがあるし、退社するときに仕事をした充実感があったほうが精神的に楽!」という方も多いでしょう。

仕事がないときは何をしたらいいかわからないし、ヒマな時間があり過ぎてネガティブなことばかりを考えてしまって気分が落ち込むこともあります。

毎日、会社でやる事がないにもかかわらず、スマホやパソコンで暇をつぶして、それで給料をもらってることに後ろめたさを感じてしまうこともあるでしょう。

私の知人も仕事がない会社の中で、社会から取り残されていく感じがして、このまま無駄に歳をとっていくことに恐怖を感じていたそうです。

同じ世代の人間は忙しい中で成長しているのに、自分はヒマな会社にいて仕事がないため業務のスキルが身につかないまま。

このまま居続けたら何も身につかず、歳を取るだけで条件の良い会社に転職もできなくなるという焦りもあります。

 

それに仕事がほとんどない状態の企業はいつまで持つかわかりません。

社員が会社の経営状況を調べるのはむずかしいですが、できるだけ調べて、何か怪しいところが見えてきたら、どうするか考えたほうがいいでしょう。

ろくに仕事がない状態で、この先5年や10年先も在籍していられるのかどうか。

将来を考えたとき不安になるようなら、これからのことをしっかり考えたほうがいいですね。

 

「仕事がなくてヒマすぎる」という方へのアドバイス

「仕事はヒマだけど時間がある」ときにできることはあります。

それは、

・資格の勉強をする
・転職活動をする

という方法です。

 

資格の勉強も悪くはないが…

勤務時間中に何もすることがないときは、参考書を開いて勉強をできる職場もあると思います。

勤務時間中に勉強などは基本はできないと思いますが、そういうことができる環境なら短時間でも勉強してみてはどうでしょうか。

 

「こんなヒマな会社に、あと5年も10年もいたくない」とか

「何かあった時に転職できるように、今のうちに資格を取っておきたい」

などの理由が勉強のモチベーションになると思います。

ただ今は、資格を取得しても、すぐに転職先が見つかるわけではありません。

みんな同じことを考えているので、転職活動で使える人気の資格は多くの人が持っています。

たとえ資格を取得できたとしても大勢の人が持っているので資格の価値自体が低く、採用される可能性もなくなります。

 

人気のあるTOEICや簿記やMOSの資格を取得できても、そう簡単に転職先は見つからないと思います。

転職で利用価値があるのは看護師などの医療系の資格や介護の資格、またプログラミングの知識があればIT系への転職も可能です。

そのような人手不足な分野の資格や、今後、伸びそうな分野の知識があれば転職も比較的簡単にできます。

資格取得は悪くはないのですが、勉強しているうちに数か月や数年の月日が過ぎてしまって無駄に歳を取ってしまいます。

せっかく取った資格も転職活動で有効利用できるかどうかわかりません。

志望先の企業が資格を求めていなかったら無駄になってしまいます。

 

在職中の転職活動を始めてみる

転職活動をするために資格などを取得する必要はありません。

転職活動をしようと思ったら求人サイトを見て興味のある仕事を探して応募してみましょう。

日本の転職活動は特に役に立つスキルや職歴がなければ、年齢が若い方が有利です。

 

「転職しよう!」と決意した時にすぐに取りかかったほうがいいのです。

それにヒマを持てあましている職場では、書類選考や面接でアピールできるほどの職歴にはなりません。

職歴も資格もないのなら、資格取得などのまわりくどいことはしないで、すぐに転職活動を始めてみましょう。

世の中には残業や休日出勤が多くて、在職中に転職活動をしたくてもできない方がけっこういます。

その点、平日も定時で帰宅できたり土曜日に休める場合は、働きながらの転職活動もかなり楽にできます。

これは大きなメリットですので、うまく利用しましょう。

 

じっくりと転職先を探すことができる

家に帰ってからスマホやパソコンで転職サイトを見て、いい求人を見つけたらためしに応募してみてください。

在職中の転職活動は誰でもやっていますし、在籍している会社に「転職活動をしています」など伝える必要もありません。

みんな内緒でやっていますし、求人を出している会社側もそれをわかっています。

在職中であることを伝えれば、企業の採用担当者は平日の退社後や土曜日などに面接する時間をつくってくれるところもあります。

 

また会社で働いていれば収入の心配はないのですから、あわてず余裕を持って転職活動をすることができます。

転職活動をして企業から内定をもらえたときも、「給与など条件が合わない」とか「スキルアップができそうにない」など不満がある企業なら内定を辞退してもいいのです。

内定を辞退することは普通にできますし、辞退しても会社で仕事はしているので、毎月の給料があり、生活も困らないし焦る必要はないですよね。

不採用になったとしても、気を取り直してまた次の求人を探せばいいのです。

転職先がすぐに見つかった時はそのまま転職してもいいのですが、半年や1年または2年ぐらい求人をよく見続けて転職先をじっくりと探してみてもいいですね。

そして「これだ!」と思う転職先を見つけてみてください。

仕事がなくてヒマな職場はラクな面もありますが、将来のことを考えたら仕事の経験が積める会社に転職した方が得です。

会社の雰囲気に慣れて無気力状態になっているときに、ある時、突然会社から放り出されるよりは、その前に自分で転職先を見つけた方がいいですよね。

実際にヒマな会社にいる方は参考にしてください。

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このブログを書いている人

東京のとある企業で人事担当の仕事をしております。

応募者の面接担当を受け持つこともありますが、私自身もこれまで3度の転職経験があります。

応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者や新卒者に向けた情報を提供していきます。

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