転職活動をおこなって面接を受けた企業から内定の返事をもらうことができたけど…
「この企業に入社したいという気持ちが起きない」というときもあります。
内定をもらえたけど、内定先の条件や待遇の一部に不満があるなどの理由で、あまり気持ちが盛り上がらないこともあるでしょう。
そんな状況の時はどんな判断をしたらいいのか?
ここでは私の個人的な感想ではありますが、説明していきます。
転職では第一志望のみ受けた方がいい
結論から申し上げますと、転職活動で入社したいと思えない企業の選考は受けないことです。
内定をもらっても気が進まないのならことわりましょう。
私も転職活動の時に「とりあえず、すべり止めの企業をいくつか受けておこうかな…」と思って応募してみたことがありました。
しかし結果として、そうした企業に入ることはありませんでした。
すべり止めの企業の面接官と話をして、
話を聞いてみたら、意外といい企業かも。
と感じて志望度が高くなることはあります。
でも内定をもらったときにもう一度よく考えてみましょう。
この会社に入社しても、あとで不満が出てきそう。
と思うときは、非情とは思いますがバッサリ切った(内定辞退した)方がいいのです。
気の進まない企業に入社しても、あとあと後悔することが多いです。
仮に気の進まない企業に入社したとしても、入社後に不満がふくれあがって来て、結局やめる方向に行ってしまいます。
こうなると会社に勤めていた時間がムダにもなりますし、やめた後の短い職歴が今後の転職活動の足を引っ張ってしまう可能性もあります。
転職活動では「ここで働いてみたい!」と思えるようなワクワク感がある企業へ入るのが正解です。
内定先の条件や待遇に多少の妥協する点は出てくることもありますが、入社前に心がはずまないような企業に入ってもやる気も起きないし、つまらないですよね。
転職活動ではすべり止めの企業などに時間をつかわずに、本命と思う企業を一本にしぼって集中した方が成功率は高くなります。
転職ではすべり止め企業の内定は必要ない
新卒採用と中途採用では、応募者の活動のしかたが違います。
新卒採用の時は多くの企業が就活の時期に一斉に募集をします。
そのため学生は「本命企業」だけでなく「すべり止めの企業」も選んで選考を受けます。
そうでないと本命企業に受からなかったときに、すべり止めの企業まで受かっていなかったら、内定なしのまま卒業をむかえてしまいます。
そうならないために学生は多くの企業の選考を同時に受ける必要があります。
しかし転職活動はすべり止めの企業など受ける必要はありません。
特に在職中に転職活動の場合には「すべり止め企業の役割」は在職中の企業がになうわけです。
なので、すべり止めの企業などは基本的に応募する必要などないのです。
本命の企業を受けてダメだったら、働きながらまた次の本命企業があらわれるのを待つ。
そして本命企業があらわれたら応募して、見事内定がもらえたら、そちらに転職するという具合です。
在職中の転職活動ですべり止め企業など受ける必要などないのです。
むしろ、すべり止めの企業の選考を受けるのは時間や労力の無駄になります。
なるべく本命企業だけを狙って一発でしとめた方が効率がいいですよね。
ただ会社を退職した後の無職の時は、転職活動ができる期間も限られてくるので、すべり止めの企業も合わせて受ける必要はあります。
新卒採用の時と同じようにすべり止めの企業も選んで受ける方もいますが、転職活動の時は本命企業のみにしぼって受けた方がいいのです。
気が進まない企業への応募はしない方がいい
転職活動では、
内定が出たけど、この企業はあまり気が進まないなあ…
という企業の選考は受けない方がいいのです。
特に「早く転職したい!」などあせっていないのなら、気乗りしない企業は最初から応募しないか、選考中でもことわったほうがいいのです。
そして本命企業があらわれるのを待ちましょう。
転職活動ではあせって中途半端なところを選んでもいいことはありません。
新しい求人は次々に出てくるのですから、それをよく見て時間をかけてじっくり選んだ方がいいのです。
また転職活動では同時に複数の企業に応募することができます。
例えば、2つの企業へ同時に応募したからといって、合否の結果が同じ時期に出るわけではありません。
けっこうズレることが多いです。
最初に本命企業の結果がわかればいいのですが、反対に、すべり止めの企業から先に内定が出たらめんどうですよね。
すべり止めの企業の内定を承諾するか辞退するか返事をしないといけないのに、本命企業から結果の連絡が遅いと、どうしていいか困ってしまいます。
すべり止めの企業には内定保留をしてもらえるようにお願いできるのですが、それを受け入れてもらえず、結果として内定取り消しになってしまうこともあります。
それで悩んでしまう方も多いのですね。
あまり気が乗らない企業には応募しないことです。
またためしに応募してみて、やっぱり気が乗らない企業はことわったほうがいいのです。
転職活動は第一志望の企業に全力集中した方が満足のいく結果が出ると思います。
以上になりますが、転職活動の際の参考にしてください。
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