「MOSは初心者でも独学で合格できる!」試験の説明と対策のしかた

転職活動のために「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格を取得しよう」と考えている方もいると思います。

MOSの資格を取得できれば、転職時に履歴書にMOSの資格名を記載してアピールできます。

また勉強した知識やスキルは仕事でも役に立ちます。

でもMOSを初めて知った方は、「どんな試験なのか?」わからないですよね。

 

私も以前になりますが、市販のテキストで独学してExcel2010スペシャリストに合格したことがあります。

ここでは初心者の方に「MOSの簡単な説明」と「MOSに合格するための試験対策」を紹介していきます。

 

MOS試験の簡単な説明

MOSはMOS公式サイトにも紹介されていますが、

「エクセル(Excel)やワード(Word)などのマイクロソフトオフィス(Microsoft Office)製品の利用スキルを証明できる資格」です。

 

「エクセルやワードって何?」という方もいると思いますので、簡単に説明すると、

エクセルはパソコンやスマホで表やグラフなどを作成するソフト、ワードは書類などの文章を作成するソフトです。

簡単に言うとそんな感じです。

 

マイクロソフトはパソコンのOS(Windows)をつくった会社で有名ですが、

パソコンやスマートフォンなどで操作できるWord(文章作成ソフト)やExcel(表計算ソフト)などのOffice製品もつくっているのですね。

これらのOffice製品は、会社の業務で使われているためMOSの資格自体も人気が高いのです。

 

MOSの試験科目になるOffice製品は5つあります。

・エクセル(Excel)…表計算ソフト
・ワード(Word)…文章作成ソフト
・パワーポイント(PowerPoint)…プレゼンテーション ソフト
・アクセス(Access)…データベース管理ソフト
・アウトルック(Outlook)…電子メール・情報管理ソフト

これらのOfficeソフトをあつかえる知識やスキルがあるのかをためす試験になります。

 

MOS試験は3つのバージョンがある

2021年3月の現在に試験を受けることができるMOSのバージョンは、

・MOS365&2019
・MOS2016
・MOS2013

の3つです。

 

Officeのバージョンは、3年ごとに変わっています。

それに合わせてMOS試験も3年ごとに変わっていきます。

 

MOS試験で使用されるOfficeは、

MOS365&2019⇔Office365&2019
MOS2016⇔Office2016
MOS2013⇔Office2013

になります。

それぞれのOfficeの環境に合わせてMOS試験がおこわれます。

 

MOS試験の最新は「MOS365&2019」です。

「MOS365&2019」「MOS2016」「MOS2013」はそれぞれ試験内容も違いますので、よく調べてから受験してください。

 

また「MOS2010」は、2020年3月末で終了しました。

現在はもう「MOS2010」の全7科目の試験を受けることはできませんので、新しいバージョンの試験を受けましょう。

 

「MOS365&2019」の試験科目

「MOS365&2019」は、6つの試験があります(2020年12月現在)。

・Word 365&2019(一般レベル)
・Word 365&2019 エキスパート(上級)
・Excel 365&2019(一般レベル)
・Excel 365&2019 エキスパート(上級)
・PowerPoint 365&2019(一般レベル)
・Access 365&2019(上級)

WordとExcelは「一般レベル」と「エキスパート(上級)」の2種類があります。

この「一般レベル」と「エキスパート(上級)」の違いは、難易度の差ではなく試験範囲が違います。

そのため最初から「エキスパート(上級)」を受験することもできます。

就活・転職用なら、まずは「一般レベル」を取得することをおすすめします。

 

「MOS2016」の試験科目

「MOS2016」は、7つの試験があります。

・Word 2016 スペシャリスト(一般)
・Word 2016 エキスパート(上級)
・Excel 2016 スペシャリスト(一般)
・Excel 2016 エキスパート(上級)
・PowerPoint 2016
・Access 2016
・Outlook 2016

 

「MOS2013」の試験科目

「MOS2013」は、9つの試験があります。

・Word 2013 スペシャリスト(一般)
・Word 2013 エキスパート(上級)Part1
・Word 2013 エキスパート(上級)Part2
・Excel 2013 スペシャリスト(一般)
・Excel 2013 エキスパート(上級)Part1
・Excel 2013 エキスパート(上級)Part2
・PowerPoint 2013
・Access 2013
・Outlook 2013

MOS 2013 エキスパート(上級)はPart 1、Part 2の2科目に合格すると認定証が発行されます。

 

どのバージョンの試験を受けたらいいのか?

企業や個人によって、使用しているOfficeのバージョンもそれぞれ違います。

今の最新は「Office2019」と「Microsoft365」ですが、実際には「Office2016」や「Office2013」や「Office2010」を使っている企業や個人も多いです。

 

「最新のMOS365&2019を取得すれば、就活や転職で有利になる」というわけではありません。

MOS2016や2013など、どのバージョンでも「Officeを操作できる基本的スキルがある」とみなされます。

ですので最新の試験の「MOS365&2019」にこだわらず、実務で使えて自分で試験対策がとりやすいバージョンを選んで試験を受けてみましょう。

 

例えば職場のパソコンで「Office2016」を使っていたら「MOS2016」の資格を取得する。

自宅のパソコンで「Office2013」を使っていたら「MOS2013」の資格を取得してみましょう。

職場や自宅で使用しているパソコンのOfficeのバージョンを確認する方法はこちらをご覧ください。

 

「MOS2013」「MOS2010」でもOfficeのスキルを持っている証明になりますし、履歴書の資格欄に記載もできます。

最新バージョンを取得してもいいですが、基本的には、職場や自宅のパソコンで使っているOfficeバージョンに合わせて試験を受けることをおすすめします。

 

バージョンごとに問題も変わる

またMOS2016用のテキストや参考書で勉強して、MOS365&2019の試験を受けようとする方もいると思います。

例えばWord 2016 スペシャリスト(一般)のテキストや参考書で勉強して、Word 365&2019(一般レベル)の試験を受けてみようとか…

おそらく試験範囲はかぶるところもありますが、新しいバージョンの新機能に関する問題も多く出ると思います。

そのため解けない問題も多くなり、さらに出題形式も異なるため、不合格になる可能性も大きくなります。

ですのであまり無理はしないで、勉強内容に合わせた試験を選ぶようにしましょう。

 

試験内容

項目内容
試験の形態コンピュータを使った実技試験(CBT)
試験時間50分

MOSの試験は「コンピュータを使った実技試験(CBT)」でおこなわれます。

CBT試験とはコンピュータを使った試験で、パソコンに表示された問題をマウスやキーボードを使って解答します。

MOSの場合、パソコンのWindows版のみで、Mac版Officeの試験は行っていません。

 

試験時間はどの試験も50分です。

そして受験に必要な資格や条件はなく、どなたでも受験できます。

試験結果(合否)の結果は、試験終了後にすぐに判定されて、試験結果レポートも渡されます。

 

試験の受験料

また試験の受験料はこうなります。

試験内容価格
Word(一般)
Excel(一般)
PowerPoint(一般)
Access(一般)
Outlook(一般)
Word2013 エキスパートPart1,Part2
Excel2013 エキスパートPart1,Part2
一般価格 10,780円(税込)
学割価格 8,580円(税込)
Word エキスパート
Excel エキスパート
一般価格 12,980円(税込)
学割価格 10,780円(税込)

 

上のように、1科目の受験料は一般価格で1万円を超えます(学生は学割が使えるので少し安くなります)。

例えばMOS2016の7科目をすべて取得しようとすると、一般価格で合計7万円以上になりますので、受験料も高額になります。

受験料は返ってきませんので、なるべく1回で合格するようにしたいですね。

 

試験の受け方

MOSの受験方法は「全国一斉試験」と「随時試験」の2種類があります。

 

この違いは、

「全国一斉試験」は試験日の約1ヶ月~1ヶ月半前から申込み開始となります。

「随時試験」は試験会場ごとに申込み方法や申込み期間が異なりますが、「全国一斉試験」より早く試験を受けることができます。

 

どちらの試験を受けても受験料や試験内容や合格認定証はすべて同じです。

自分で受けやすい方を選んで試験を受けてみましょう。

MOS試験の申し込みはMOS公式サイトでできます。

 

試験当日の持ち物は、

・受験者IDとパスワード
・受験票
・身分証明書(運転免許証、学生証など)
・学生証(学割申込者のみ)

となります。

試験当日の服装は私服でOKです。

 

MOS試験の対策の仕方

パソコンでテストを受ける

MOS試験合格に向けての勉強の仕方ですが、2つのやり方があります。

・パソコン教室に通う
・独学で勉強する

という方法です。

 

パソコン教室に通う

「パソコンをほとんどさわったことがない」とか「パソコンが苦手」という方は、パソコン教室に通って勉強してみてもいいですね。

MOS試験においてブラインドタッチができる必要はないですが、ある程度のパソコンを操作する知識は必要です。

「MOS試験対策」をおこなっているパソコン教室をネットで探して、パソコンを操作しながら講師から教えてもらった方が上達もはやいです。

 

ただパソコン教室は1科目の授業料だけでも3万円以上かかるところが多いです。

料金や授業内容を比較しながら選んでみてください。

まずは、MOS対策本を購入してひとりでやってみて、うまくいきそうになかったらパソコン教室を探すでもいいと思います。

 

独学で勉強する

また、ある程度パソコン操作に慣れていれば、MOS試験はそれほどむずかしくはありません。

独学で勉強しても試験に合格することはできます。

Officeがインストールされているパソコンを持っていれば、あとは市販のテキスト・問題集やネットや動画などを参考に独学で勉強することはできます。

パソコン教室に通うお金があるのなら、Officeがインストールされている安い新品や中古のノートパソコンを購入して独学した方が安上がりです。

 

もしくは学生は学校のPCルームを利用するか、ネットカフェのパソコンを使って勉強してもいいですね。

ほかは、ユーキャンなどの通信講座もありますが、費用はけっこう掛かりますので、あまりおすすめはしません。

 

MOS試験のおすすめの対策本

独学する場合はテキストや問題集を使って勉強しましょう。

ここではMOS365&2019のWordとExcelとPowerPointのテキストと問題集を紹介します。

 

Word 365&2019(一般レベル)は、

 

Excel 365&2019(一般レベル)は、

 

PowerPoint365&2019は、

 

これらの問題集には模擬試験プログラムが付属しています。

ただ、これらの問題集の模擬試験プログラムは、OSはWindows10、アプリケーションはMicrosoft Office2019またはMicrosoft 365でないと動作しないので注意してください。

そのほかのMOS2016、MOS2013用のテキストや参考書は新品でも購入できますが、今はアマゾンやメルカリやブックオフなどで中古本が手に入ります。

中古の安い本を購入して勉強してもいいですね。

 

私がおこなった独学の仕方

私がExcel2010スペシャリストに合格したときは、上の「FOM出版」と「日経BP社」のテキストを購入して勉強していました。

最初は「日経BP社」のMOS対策テキストで勉強してから、MOS攻略問題集で問題を解き、そのあとに「FOM出版」のMOS対策テキスト&問題集に取りかかりました。

私はまったく慣れていなかったので3冊購入して勉強しましたが、知識のある方は「FOM出版」のテキストのみで合格する方もいるようです。

 

MOS対策本の模擬試験プログラムは本番の試験に似た内容になっていますので、何度も繰り返し解くことで得点も上がります。

特に模擬試験で間違えた問題は自分の弱点ですので、間違えたところはよく見直して正解できるようにしておきましょう。

ここで8~9割ほどの得点が取れるようになったら試験を受けてみましょう。

 

私のExcel2010の試験対策の勉強時間は、1日1時間ぐらいで2週間ほどやりました。

2010の時は問題も簡単でしたが、現在のMOS試験もテキストや問題集をしっかりやりこめば独学でも十分に合格できますよ。

MOSは受験料が高いので、1回で合格するようにしたいですね。

以上になりますが、MOS試験を受ける時の参考にしてください。

転職活動
このブログを書いている人

東京のとある企業で人事担当の仕事をしております。

応募者の面接担当を受け持つこともありますが、私自身もこれまで3度の転職経験があります。

応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者に向けた情報を提供していきます。

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