MOS試験の簡単な説明と合格への対策の仕方

  • 2019年8月26日
  • 2019年8月26日
  • 履歴書

就職・転職活動を有利に進めるために「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)の資格を取得しよう」と考えている方もいると思います。

MOSの資格を取得できれば就活や転職でもある程度有利になり仕事でも役に立ちますが、初めてこの試験を知った方はどんな試験なのかわからないですよね。

 

ここでは初心者の方に「MOSの簡単な説明」と「MOSに合格するための試験対策」を紹介していきます。

 

MOS試験の簡単な説明

MOSは公式ホームページにも紹介されていますが、

「エクセル(Excel)やワード(Word)などのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格」です。

 

「エクセルやワードって何?」という方もいると思いますが、簡単に言うと、

エクセルは主にパソコンでグラフなどをつくるソフト、ワードは書類などの文章を作成するソフトです。

本当に簡単に言うとそんな感じです。

 

マイクロソフトはパソコンのOS(Windows)をつくった会社で有名ですが、

パソコンやスマートフォンなどで操作できるWord(文章作成ソフト)やExcel(表計算ソフト)などのオフィス製品もつくっているのですね。

これらのオフィス製品は会社の業務で使われているためMOSの資格自体も人気が高いのです。

 

MOSの試験科目になるオフィス製品は5つあります。

・エクセル(Excel) 表計算ソフト

・ワード(Word) 文章作成ソフト

・パワーポイント(PowerPoint) プレゼンテーション ソフト

・アクセス(Access) データベース管理ソフト

・アウトルック(Outlook)電子メール・情報管理ソフト

これらのオフィス製品をあつかえる知識やスキルがあるのかをためす試験になります。

 

MOSには3つのバージョンがある

現在(2019年9月)に試験を受けることができるMOSのバージョンは3つあります。

・MOS2016

・MOS2013

・MOS2010

です。

Officeのバージョンは3年ごとに変わっていき、それに合わせてMOSの試験も3年ごとに変わっていきます。

ただ「MOS2016」「MOS2013」「MOS2010」はそれぞれ試験内容も違いますので、よく調べてから受験してください。

 

MOSの最新のバージョンは「MOS2016」です。

基本的には最新バージョンのMOSを取った方がいいのですが、職場や自宅で使っているときには、そのOfficeバージョンに合わせて試験を受けることをおすすめします。

 

例えば職場のパソコンで「Office2016」を使っていたら「MOS2016」の資格を取得する。

「Office2013」を使っていたら「MOS2013」の資格を取得してみましょう。

使用しているOfficeのバージョンを確認する方法はこちらをご覧ください。

 

また最新の「Office2019」が2019年1月22日に発売されました。

それに合わせて「MOS2019」の試験が新たに追加されると思いますが、いつになるかまだ発表はありません。

 

そして「Office365」を使っている方もいると思いますが、「Office365」は「MOS2019」の試験に組み込まれるというニュースもあります。

これもどうなるのかわかりませんが発表まで待ちましょう。

 

どのバージョンの試験を受けたらいいのか?

会社によっては古いバージョンのOfficeを仕事で使っているところも多いです。

今の最新は「Office2019」ですが、実際には「Office2016」や「Office2013」や「Office2010」を使っている会社が多いです。

 

「最新バージョンの方が就活や転職で有利になる」というわけではなく、どのバージョンでもOfficeを操作できる基本的スキルがあるとみなされます。

ですので最新の試験の「MOS2016」にこだわらずに実務で使えて自分で試験対策がとりやすいバージョンを選んで試験を受けてみましょう。

 

MOS試験はバージョンごとに出題形式が異なりますので、それぞれに対策は必要になりますが、Officeはバージョンが違っていてもそれなりに操作はできます。

「MOS2013」「MOS2010」でもOfficeのスキルを持っている証明になりますし、履歴書の資格欄に記載もできます。

 

なお「MOS2010」の試験は2020年3月末に終了することが決定しています。

「MOS2010」を受験される方は早めにテストを受けておきたいですね。

 

「MOS2016」の試験科目

最新の「MOS2016」は7つの試験があります。

・Word 2016 スペシャリスト

・Word 2016 エキスパート

・Excel 2016 スペシャリスト

・Excel 2016 エキスパート

・PowerPoint 2016

・Access 2016

・Outlook 2016

この中から自分が受けたい試験を1科目ずつ選んで受けるようになります。

 

WordとExcelは「スペシャリスト(一般)」と「エキスパート(上級)」の2種類があります。

この「スペシャリスト(一般)」と「エキスパート(上級)」の違いは難易度の差ではなく試験範囲が違います。

そのため最初から「エキスパート(上級)」を受験することもできます。

 

就活・転職用なら、まずは「スペシャリスト(一般)」を取得することをおすすめします。

 

「MOS2016」の試験内容

項目 内容
試験の形態 コンピュータを使った実技試験(CBT)
試験時間 50分

 

MOSの試験は「コンピュータを使った実技試験(CBT)」でおこなわれます。

CBT試験とはコンピュータを使った試験で、パソコンに表示された問題をマウスやキーボードを使って解答します。

MOSの場合、パソコンのWindows版のみで、Mac版Officeの試験は行っていません。

 

試験時間はどの試験も50分です。

そして受験に必要な資格や条件はなく、どなたでも受験できます。

 

また試験の受験料はこうなります。

試験内容 価格
Word 2016 スペシャリスト
Excel 2016 スペシャリスト
PowerPoint 2016
Access 2016
Outlook 2016
一般価格 10,584円(9,800円+消費税8%)
一般価格 10,780円(9,800円+消費税10%)
学割価格 8,424円(7,800円+消費税8%)※1
学割価格 8,580円(7,800円+消費税10%)※1
Word 2016 エキスパート
Excel 2016 エキスパート
一般価格 12,744円(11,800円+消費税8%)
一般価格 12,980円(11,800円+消費税10%)
学割価格 10,584円(9,800円+消費税8%)※1
学割価格 10,780円(9,800円+消費税10%)※1

※2019年10月1日以降にご受験される場合、消費税10%が適用されます。

 

上のように、1科目の受験料は一般価格で1万円を超えます(学生は学割が使えるので少し安くなります)。

MOS2016の7科目をすべて取得しようとすると、一般価格で合計7万円以上になりますので、受験料も高額になります。

受験料は返ってきませんので、なるべく一発で合格するようにしたいですね。

 

就職・転職活動の目的で取得する場合には、まずは「Excel 2016 スペシャリスト」と「Word 2016 スペシャリスト」の取得をめざしてみましょう。

あとはお金や勉強時間に余裕があったら取得を考えてみてもいいと思います。

 

試験の受け方

MOSの受験方法は「全国一斉試験」と「随時試験」の2種類があります。

 

この違いは、

「全国一斉試験」は試験日の約1ヶ月~1ヶ月半前から申込み開始となります。

「随時試験」は試験会場ごとに申込み方法や申込み期間が異なりますが、「全国一斉試験」より早く試験を受けることができます。

 

どちらの試験を受けても受験料や試験内容や合格認定証はすべて同じです。

自分で受けやすい方を選んで試験を受けてみましょう。

MOS試験の申し込みは公式ホームページでできます。

 

試験当日の持ち物は、

・受験者IDとパスワード

・受験票

・身分証明書(運転免許証、学生証など)

・学生証(学割申込者のみ)

となります。

試験当日の服装は私服でOKです。

 

MOS試験の対策の仕方

パソコンでテストを受ける

MOS試験合格に向けての勉強の仕方ですが、2つのやり方があります。

・パソコン教室に通う

・独学で勉強する

という方法です。

 

「パソコンをほとんどさわったことがない」とか「パソコンが苦手」という方は、パソコン教室に通って勉強してみてもいいですね。

「MOS試験対策」をおこなっているパソコン教室をネットで探して、パソコンを操作しながら講師から教えてもらった方が上達もはやいです。

ただパソコン教室は1科目の授業料だけでも3万円以上かかるところが多いので、料金や授業内容を比較しながら選んでみてください。

 

またMOS試験はそれほどむずかしくはないので、独学で勉強しても合格することはできます。

Officeがインストールされているパソコンを持っていれば、あとは参考書やネットや動画などを参考に独学で勉強することはできます。

 

パソコンを持っていない方はOfficeがインストールされている新品・中古のパソコンを購入して練習してみましょう。

ただOfficeがインストールされているパソコンは2万円ぐらい価格が高くなります。

もしくは学生は学校のPCルームを利用するか、ネットカフェのパソコンを使って勉強してもいいですね。

 

MOS2016のおすすめの対策本

MOSの試験対策としてテキストや問題集を勉強しておきましょう。

 

Excel 2016 スペシャリストは、

 

 

Word 2016 スペシャリストは、

 

これらの問題集には模擬試験プログラムが付属しています。

これらの問題を何度もくり返し解いて解答できるようになれば独学でも合格レベルに達することができます。

ただ「MOS2016」の問題集の模擬試験プログラムは、Office2016でないと動作しないので気をつけてください。

 

このほかにも「PowerPoint 2016」「Access 2016」「Outlook 2016」「Word 2016 エキスパート」「Excel 2016 エキスパート」の問題集もありますので検索してみてください。

MOSの資格の中でも「Excelスペシャリスト」「Wordスペシャリスト」の試験内容は仕事でも重宝することが多いです。

特に事務の仕事に就く方や学生の方は、これらのスキルを身につけていると役に立つことが多いですよ。

 

以上になりますが、MOSの試験を受ける時の参考にしてください。