すぐにでも仕事を辞めたいけど、お金がなくて辞めることができないときってありますよね。
貯金などためているお金はほとんどないし、退職金もない。
そのため会社をやめた後の生活費が心配になってしまいます。
しかし今の会社は待遇や人間関係が悪いために早くやめてしまいたいという方もいるでしょう。
そんな時はどうしたらいいのか?
ここでは仕事を辞めたいけどお金がない時の解決法の一つを紹介します。
退職を考えている方は参考にしてください。
転職先が決まるまでの生活費の工面のしかた
お金がないのに仕事を辞めた後、新しい転職先を見つけるまでの生活費の捻出の仕方は、
2.失業保険で生活費をまかなう
です。
簡単に説明していきましょう。
まず退職後は雇用保険の申請をおこないます。
自己都合退職した場合、基本手当の給付までの給付制限期間が2ヶ月(または3ヶ月)あります。
その給付制限期間中はカードローンやキャッシングで生活費を工面します。
そして給付制限期間がおわったら、基本手当で生活費を工面します。
このような感じです。
これなら最低、半年間は無職のまま生活費を工面して転職活動もできます。
ただし、これには条件があります。
カードローンやキャッシングでお金を借りることができる人。
雇用保険の受給資格がある人。
雇用保険の給付金で生活できる人。
にかぎられます。
おそらく独身で一人暮らしならこうした生活も可能です。
ここからはくわしく説明していきます。
カードローンで生活費を用意する
お金がない時はカードローンやキャッシングで生活費を用意しましょう。
カードローンは銀行や信販会社などからお金を借りられるサービスのことです。
キャッシングはクレジットカードに付帯されたキャッシング機能のことです。
キャッシング機能がついていればお金を借りることができます。
両方とも金利や借入限度額が違います。
特に金利に関してはカードローンの方が比較的安いです。
金利 | |
カードローン | 14.5% |
クレジットカードのキャッシング | 18.0% |
カードローンの金利14.5%は借入限度額が1万円以上300万円未満の場合です。
在職中に2~3社のカードローンの申し込みをしてもいいですね。
その際には借入限度額や金利などもよく確認して計画的に借りるようにしてください。
基本的には3カ月分の生活費を用意すればいいので、カードローンが無理なときはキャッシングを利用しましょう。
借金を有効活用する
「生活費を借金で穴埋めするなんて怖い」と思う方もいますよね。
しかし「すぐに仕事を辞めたい」と「お金がない」という時には何らかの手を打つしかありません。
覚悟を決めてリスクを取ったほうがいいのです。
自分の親や友人や知人からお金を借りることはできればいいのですが。
それができない時にはこうした方法を取るしかないです。
借金をしたとしても、早めに転職先を見つけて借金返してしまえば何も問題はありません。
借りたお金をギャンブルや娯楽に使うのはどうかと思いますが、自分の将来のために借金をすることは悪いことではありません。
学費を立て替える奨学金も借金なのですから。
借金をして生活費をまかない、転職先を見つけて給料をもらったら借金を返済しましょう。
すべて返済できれば借金を有効活用できたことになります。
ただし期限内に希望する転職先を見つけるようにしたいですね。
雇用保険で生活費をまかなう
基本手当が支給されるようになったら、基本手当を生活費にあてましょう。
ただし雇用給付までの給付制限期間が2ヶ月でも、実際には基本手当の給付まで約3ヶ月かかります。
その間は借金で生活するしかありません。
しかし3ヶ月あれば、ある程度転職先を見つけることも可能ですよね。
さらに基本手当はそれほど多くの額をもらえるわけではありません。
会社に勤めていた時の給料よりも少ない額になります。
基本手当の支給額は「雇用保険の給付額の計算」で調べてみてください。
ですので基本保険はあてにしすぎない方がいいでしょう。
それよりも早めに転職先を決めて再就職手当がもらえるように努力した方がいいですね。
いかがでしたでしょうか。
退職したら3カ月はカードローンやキャッシングで生活費を用意する。
そのあとは雇用保険で生活費をまかなうという方法です。
転職先が決まらず借金が増えていき、さらに雇用保険の給付が終わってしまうこともあります。
ですので転職活動に力を入れましょう。
もし転職先が見つからなかったときは、パートやアルバイトの仕事を見つけて生活費を稼ぐという方法もありますよ。
以上になりますが、退職後の転職活動の際の参考にしてください。
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