どうしても入りたい会社に落ちてしまった時の気持ちの切り替え方

転職活動をしている時に「どーしてもここに入りたい!」と思える企業を見つけることもあります。

給与額や待遇などを見て、ひとめぼれしたみたいにほれ込んでしまうことってありますよね。

さっそくその企業に応募して、採用試験に通るために入念に履歴書や職務経歴書を作成して、準備を万端にして面接を受けてみたものの…

 

結果は不採用。

その時はショックすぎて、不採用の結果をなかなか受け入れることができずに、ぼーぜんとしてしまうこともあると思います。

私もそんなことがありました。

「どうしても入りたい」と思っていた会社に落ちたときは、どうすれば気持ちの切り替えができるのか?

これは私の経験からの考えですが、説明していきます。

 

どうしても入りたい会社に落ちた時の気持ちの切り替え方

第一志望の企業から不採用をもらうと、かなりショックを受けると思います。

そしてこんな風に思います。

泣く男性
応募者

結果は不採用だった。もう、あの企業には入れないのか…

と思うと悲しくて涙が出てくるという方もいますよね。

私も新卒の就職活動の時や、初めて転職活動をおこなったときは第一志望の企業に受かることができませんでした。

つらくて苦しい気持ちをどうすることもできなかったのを覚えています。

不採用になったあとはどうしていたのかあまり覚えていませんが、新卒の就職活動の時は上の空の状態でほかの企業に申し込みながら就活を続けていました。

転職活動の時もしばらくはショック状態のまま、在職中の会社に行って仕事を続けていたと思います。

本当は「しばらく寝込んでいたい」とも思いましたが、就活や仕事などやることがあったので、そんな事もできませんでした。

 

気持ちが落ち着くまで自分の好きなことをする

結局、ショックをやわらげることができる特効薬などはなく、時間が経つのを待つしかないのだと思います。

不採用の通知をもらったときの瞬間が衝撃の絶頂で、あとはゆっくりなだらかにですがショックがやわらいでいきます。

最初はつらくて苦しいかもしれませんが、何日かたつとともにヘコんで不安定だった気持ちも落ち着いていき、状況も冷静に判断できるようになってきます。

不採用から1週間も経てば、気持ちもかなり落ち着いてくるでしょう。

 

気持ちが落ち着くまでは転職活動をいったん中止にしたり、仕事をしている時には最低限のことだけをやるだけでいいと思います。

気持ちを落ち着かせるための時間をつくった方がいいですね。

もしくは自分の趣味などやりたいことに集中して、イヤなことを忘れるということもいいと思います。

 

自分を責めない方がいい

また不採用になると、

悩む男
応募者

面接の時の受け答えがいけなかったか…

とか「あれは言わないほうがよかったか…」など、反省する点を思い出してきます。

次の面接に活かせる反省点などは自分のためになります。

ただ、どこがいけなかったのかわからないときは、自分を責めないほうがいいです。

よく言われますが、そんなときは「その企業には縁がなかった」とおもってあきらめましょう。

不採用になったとしても自分自身に原因があるわけでもないですからね。

面接で不採用になっても落ち込む必要などまったくない理由

 

落ち込んだままで気持ちの回復がしないときには、自分自身をなだめるためにも、自分の好きなことに時間をつかった方がいいですね。

例えば好きな動画や映画をあきるほど見るでもいいのです。

つらいときのストレスのはけ口はいろいろあっていいので、そちらに時間を使いましょう。

お酒を飲んで気持ちをまぎらわすという方法もありますが、飲み過ぎには気をつけてください。

 

私たちは未経験の衝撃には弱い

恋愛の時もそうですが、初めて告白した相手に振られたときのショックというのはかなり衝撃が大きいです。

それまでそんな衝撃を味わったことがないので、それにどう対処していいのかまったく分からないのですね。

私も告白がダメだった時は、意味もなくあたふたするか、反対にぼんやりするかぐらいで、結局そのぐらいのことしかできないのです。

しかし、告白して振られる経験が2度や3度続くと、そのショックにもある程度耐えられるようになってきます。

これまでの経験から、脳も衝撃をやわらげるための学習をしているのです。

 

一度経験すると強くなれる

これは転職活動も同じです。

「どーしてもここに入りたい!」と熱望した第一志望の企業から不採用の連絡をもらうと、落ち込んで途方に暮れてしまいます。

特に初めて転職活動をおこなったときは、その衝撃も大きいと思います。

しかしそうした経験が2度や3度続くと、それほど気持ちが落ち込むこともありません。

そうした状況に慣れてくるのですね。

さらには、冷静にいろいろな感想を持つこともできるようになります。

応募者
応募者

第一志望には落ちたけど会社はここだけではないし、もっと働きがいのあるいい会社は見つかるはず。

応募者
応募者

私を落とすような会社には入らなくてよかった。

と考え直して転職活動を再開できます。

経験がないときには、不採用になった第一志望の企業に未練タラタラのまま吹っ切れず、ほかのことに手がつかない状態が続いたりしますが…

経験が多くなると「不採用になった企業など、もうどうでもいい。次の求人を探そう」と、ヘコむこともなくスパッと割り切れるようになります。

転職活動を続けていくと、不採用になった時の気持ちの切り替え方もうまくなっていきます。

「自分に合うパートナーや企業も世の中にはたくさんある」と思って次へ進んでいきましょう。

そうした前向きな考え方を持った方が楽しくなりますし、結果もついてきますよ。

 

不採用になった企業へ再度応募する

不採用になった第一志望の企業があきらめきれずに、再度同じ企業に応募したいという方もいると思います。

ただ企業側も応募者の履歴を残していますので、不採用の通知が来た後に、すぐに再応募してもまた落ちるだけです。

まずはほかの企業に応募して、そちらの企業で数年働いてから、再度応募が出たら申し込んでみましょう。

その方が可能性はあります。

以上になりますが、転職活動の際の参考にしてください。

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「転職経験者のブログ」を書いている人

(やまよし おさむ)

東京のとある会社に勤務しています。
私自身もこれまで5度の転職経験がありますが、採用担当者の経験もあります。応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者に向けた情報を提供していきます。
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