「志望する企業の求人に応募して書類選考や面接などの採用選考を受けたけど…結果は残念ながら不採用。
その後、求人を見ていると不採用になった企業がまた求人を出しているため、応募しようかどうか迷っている」
という方もいると思います。
「不採用になったけどあきらめきれないため再度応募しようと思っているけど、受かるのかどうか?」と考えてしまいますよね。
はたしてこの場合は採用される可能性はあるのか?
不採用になった企業への再応募はできるの?
結論から言うと、不採用後も再応募ができる企業が多いです。
まず求人の募集要項に「再応募は受け付けていません」と書いてあったら応募することができません。
こうした求人はもうあきらめましょう。
また募集要項に書いてなくても再応募を受け付けていない求人もあります。
再応募してくる人がそれほど多くないために募集要項に書かないだけで、再応募を受け付けていない求人もあるのですね。
その辺は企業に電話で問い合わせてみるか、応募してみないとわかりません。
そして企業は不採用にした応募者の名簿を持っています。
不採用者の記録をどの程度残しているかは企業ごとに違いますが、以前に不採用にした応募者の名簿に自分の名前が残っていれば書類選考に通らなくなります。
企業も短期間の再応募で不採用から採用へ結果をくつがえすようなことはあまりしないでしょう。
採用担当者への「どの程度の期間が空いてれば再応募は可能か?」という質問に対して、
回答の多い順に並べると、
1年程度…32%
2年程度…18%
半年…14%
いつでも可能…12%
再応募は不可…10%
ワークポートより引用
この調査によると、90%の採用担当者が「再応募は可能」と回答しています。
「再応募はお断り」という企業は10%と少ないのですね。
しかし再応募するまでの期間として「1~2年程度は必要」という回答が半分を占めています。
企業にもよりますが、再応募にはある程度の期間は置いた方がいいのですね。
再応募して採用されるには?
履歴書などの応募書類の内容や面接でのアピールの仕方を変えたとしても、企業の評価は変わることはないでしょう。
企業側が望んでいる条件を満たすことができなかったために不採用になってしまったのです。
不採用になった理由があるはずですが、それを解消しなければ採用されることはありません。
しかし採用担当者は不採用にした理由などは教えてくれませんよね。
「経験やスキルや資格がない」とか「企業が求めている人物像ではない」などのいろんな理由が考えられますが、どれが正解なのかよくわかりません。
不採用の理由がわかっていなければ、どんなに熱意をもってアピールをしても、また同じ結果になってしまいます。
もし不採用の理由がわかってそれを解消できるのであれば、再応募しても採用されるかもしれません。
書類選考や面接の時を振り返って落ちた理由が思い当たるなら、それを次の機会に生かしましょう。
また大手企業はむずかしいですが、中小企業であれば再応募で採用されることもあると思います。
能力重視というよりは人物重視の選考で、人手不足のために採用のハードルを下げてくる企業であれば採用される見込みも出てくると思います。
社長など採用権限がある人が面接に出てくる企業だったら、入社したいという熱意を見せれば採用の可能性もあるかもしれません。
求人を見ただけではわからないので、どうしてもあきらめきれない企業なら再応募してみましょう。
企業にもよりますが、おそらく不採用から1年以内に再応募しても、応募者への評価は変わらないことがほとんどです。
しばらく期間を置いてみることをおすすめします。
不採用後はほかの企業に就職して、1年以上の職歴や仕事の経験を身につけてから、再応募した方が可能性はあると思います。
経験やスキルなどのアピールできる点を磨いてから転職活動をしたほうが成功する確率も高くなるでしょう。
再応募する際は企業に電話をして再応募可能かどうか聞いてみてもいいですね。
以上になりますが、再応募を考えている時に参考にしてください。
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