「退職します」と上司に伝えるときの言い方の例

会社を辞めるときは、自分の上司に退職することを伝えます。

ただ「上司に退職を伝える時の言い方や、退職を言い出すタイミングがよくわからない」

という方はいると思います。

ここではその説明をしていきます。

会社を退職する際の参考にしてください。

 

退職を申し出るタイミングや伝え方

会社を辞める時は、自分の直属の上司に「会社を辞めたいです」と伝えます。

ただ勤務時間中は、ほかの同僚と一緒に働いていて人目もあるので、退職を言い出しづらいと思います。

そんなときは朝の出勤時やお昼休みの時間や退社するときなどの、ほかに人があまりいない場所や時間帯を選んで上司に伝えましょう。

 

上司への退職の伝え方

退職の伝え方として、まずは自分の上司に、

応募者
本人

すみません、ちょっとお話したいことがあるのですが、少しお時間をいただけないでしょうか?

と言いましょう。

面接官
上司

はい、なんでしょうか?

そして伝え方としては、

応募者
本人

突然で申し訳ありませんが、一身上の都合で〇月の末で会社を退職させてください

と言いましょう。

 

上司は部下の退職の申し出に慣れている

実際に退職したいことを伝えてみると…

面接官
上司

えっ、退職したいの?…わかりました。

という感じで、あっさりと認めてくれることが多いです。

驚いたり引きとめたりもしてくれますが、おおむね退職することを了承してくれます。

 

上司からすれば、退職を申し出てくる社員はそれなりにいるために対応の仕方にも慣れています。

ただ退職を伝える方は、退職を申し出る経験がほとんどないので緊張すると思います。

 

そんな時でも勇気を出して思い切って伝えてしまいましょう。

退職を認めてくれないときには、退職を引き止められたときのことわり方や対応の仕方をごらんください。

 

退職理由は「一身上の都合」にする

また「辞める理由は何なのか?」とか「辞めた後はどうするのか?」ということは聞いてくることがあります。

退職理由に関しては「一身上の都合」で通しましょう。

それでも退職理由を聞きたいと上司がいう時には、

「家庭の事情で(家族の介護など)辞めたいです」

「次の転職先が決まりましたので辞めたいです」

「仕事がつらいので辞めたいです」

と言っておきましょう。

 

退職理由を正直に言ってもいいですし、言いたくないときはほかの理由を伝えてもいいと思います。

上司が退職理由をこまかく調べることはありませんし、退職理由がウソだったとしても法的に訴えられることはありません。

辞めてしまえば、もう会社とも関係がなくなるので、どんな理由でも特に支障はありません。

上司から転職先をしつこく聞かれるときはこちらをごらんください。

ただ円満に退職したいときは会社の悪口などは言わないようにしましょう。

 

退職を決めたときは思い切って伝える

上司に退職することを伝えるには、多少の勇気がいります。

会社を辞めることを伝えれば「上司から怒られるのでは?」とか「職場の人間関係が悪くなる」などを想像してしまいます。

さらにこれまでの職場の雰囲気が大きく変わってしまうため、ためらってしまいますよね。

 

しかし悩んでいるだけでは、何の解決にもなりません。

もう退職する気持ちが固まっているのなら、思い切って会社を辞めたいことを上司に伝えてみましょう。

特に転職先が決まっている時は、迷わずに伝えましょう。

また退職のしかたがよくわからない方は、退職の手順をごらんください。

以上になりますが、退職する際の参考にしてください。

「転職経験者のブログ」を書いている人

(やまよし おさむ)

東京のとある会社に勤務しています。
私自身もこれまで5度の転職経験がありますが、採用担当者の経験もあります。応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者に向けた情報を提供していきます。
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