転職活動の面接で転職(退職)理由を聞かれることがあります。
転職理由は「今の会社の給料(または年収)が安いため」という方は多いと思います。
この転職理由はネガティブな理由でもあるので、説明がむずかしく感じますよね。
この場合は「面接でどうやって伝えらいいのか?」を説明していきます。
「給料(年収)が安い」が転職理由の時の伝え方の例
転職活動で「給料などお金についてあまり言わない方がいい」という風潮がまだあります。
それにどちらかというと「給料が低い」というのはネガティブな転職理由になりますよね。
しかし言い方に気をつければ問題はありません。
伝え方の例としては、

転職活動をおこなっている理由は何ですか?

今の職場は仕事についての不満はないのですが、給料が安いことで悩んでいました。今は物価が上がって出費が多くなりました。それに将来に備えての貯金もできないため、給料(年収)アップのための転職活動を始めていました。御社の求人を拝見いたしまして給料が現職よりも高く、さらに自分のこれまでの経験が活かせると思いまして応募しました。
という言い方がおすすめです。
ポイントとしては、
・仕事についての不満はない(転職活動を始めたきっかけは一つに絞ったほうが説明が簡単)
・給料アップのための転職活動を始めた理由(物価上昇や結婚や子育てや親の介護など)を伝える
・最後は簡単に志望動機をつなげて締める
と言った感じです。
今は「物価上昇」が大きなキーワード
この転職理由を伝える時には自分の給料や年収を把握しておきましょう。
さらに志望先の給料や年収のほうが高い事を確認しておきたいですね。
今の時代は「物価上昇」が大きなキーワードになります。
「モノの物の値段が上がってしまい、それで生活が圧迫されて、やむなく転職活動をしている」
という話は誰もが共感するところです。
それに対して異論を唱える人はいないでしょう。
「給料が安い」がネガティブな理由だったとしても面接官の共感を得る理由になります。
他にも「結婚や子育てや親の介護などでお金が必要なる」という理由があれば、それを説明してもいいですね。
さらに「出費が多いので貯金ができない」という将来への不安を上げるのもポイントになります。
「今の給料でも暮らせないことはないのですが、貯金もできなくて将来に不安を感じていました」ということを伝えてみましょう。
きっかけは「給料が安い」のみ
また「給料が安い」に加えて、そのほかの転職理由(人間関係、業務内容など)を複数あげても問題ありません。
しかし、それに対する質問が面接官から返ってくる可能性があります。
その場合は、その答えを用意しておく必要があります。
それに現職への不満が多いと転職理由の説明がグチっぽくなってしまいます。
ですので転職活動を始めたきっかけは「給料が安い」だけにしておくのが得策です。
最後は簡単な志望動機をつなげてポジティブな理由にもっていきましょう。
これで完成です。
いかがでしたでしょうか。
「給料が安い」というのは、どちらかというとネガティブな転職理由になります。
しかしそれが本当の理由なら、正直に言った方がいいですし、言い方次第で好感度は高くなります。
上の例文を修正して、自分なりの転職理由を考えてみてください。
以上になりますが、転職活動の面接の際の参考にしてください。
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