「在職中の転職活動は在籍している会社に対する背徳行為、または法律で禁止されている違法行為」と思っている方もいます。
実際に在職中の転職活動は会社の人には言わずにこっそりやることが多いですし、バレると変な目で見られることもあります。
中には「在職中の転職活動はルール違反のために原則禁止」と就業規則に書いてあったり、バレたら上司や経営者から怒られるということもあるようです。
本当のところはどうなのか?を説明していきます。
在職中の転職活動は違法ではありません
結論から言いますと、在職中の転職活動は違法ではありません。
在職中の転職活動を禁止する法律はありませんので、他社に履歴書を郵送して書類選考を受けたり、面接に行くことは違法行為ではないのですね。
会社の就業規則に「在職中の転職活動は禁止」と書いてあったり、会社の上司や経営者が「違反行為だ!」と言う方もいます。
しかし、それでも在職中の転職活動をおこなうことはできます。
会社から見ればルール違反のような行為ですが、会社が個人の「職業選択の自由」を制限するようなことはできません。
また「在職中の転職活動を上司に相談しないでおこなうのはモラル違反なのか?」というと、そんなことはありません。
転職活動は本人のプライベートの用件としておこなうもので、会社の業務とは関係ありません。
ですので現職の上司は関係ありませんので相談する必要などないですし、違反行為ではないのですね。
在職中の転職活動は誰にも言わずにやる
在職中に転職活動をおこなっていることを会社の上司に伝えれば、当然ですけど、もめごとになります。
例えば、
今度、有給休暇を使って他社の面接に行ってきます。
そうですか。がんばってくださいね。
なんてことは言いません。
上司は会社をやめようとしている人を応援するようなことは言いません。
「転職活動をしている」と正直に言えば、
在職中に転職活動をしているのか。じゃあ、その企業に受かったらウチの会社をやめてそっちへ転職するんだね?
その可能性もあります。
なんてことを言うと、職場での自分の立場があやうくなります。
在職中に転職活動をおこなっても、いい転職先が見つからず、そのまま今の会社に勤め続ける可能性もあります。
アイツはこっそり転職活動をしていて、ウチの会社をやめようとした奴だ。
と思われてしまえば、今後の出世や仕事や人間関係にも影響しますよね。
ですので転職活動をしていることなど言わない方がいいのです。
また職場の仲のいい同僚に打ち明けることもあるでしょう。
例えば、
内緒にしておいてほしいんだけど、実は今、転職活動をしているんだ。
そうなんだ。黙っておいてやるからがんばれよ。
といっておきながら、ほかの人に告げ口する人もいます。
会社の飲み会の席で酔っ払って「アイツは転職活動をしている裏切り者だ!」など、みんなの前でばらされることもあるかもしれません。
または「あなたがやめると私の仕事の負担が増えるから考え直してほしい」とお願いされることもあるでしょう。
ですので、在職中の転職活動は誰にも言わずにこっそりとやりましょう。
まとめ
私も転職活動をする時は在職中におこないますし、職場の人には秘密にして絶対に言いません。
同僚から「もしかして転職活動しているの?」と疑われても、「いやそんなことはしていないよ」と絶対に認めずにしらを切り通します。
職場の誰にも言う必要はないですし、言っても自分立場が悪くなるなどのデメリットだけですからね。
転職活動をおこなっている多くの人も秘密にしておこなっていると思いますし、大っぴらにするものではないのですね。
こっそりと転職活動をおこなって他企業から内定をもらってから、上司に退職することを伝えます。
その際にも転職先の企業名などは伝えません。
会社側も社員が転職活動をおこなっていると知ったら、いい気はしないですからね。
ですのでここはお互いのためにも隠しておいた方がいいのです。
以上になりますが、在職中の転職活動の際の参考にしてください。
コメント