転職活動をおこなっている方は、面接の練習をやっていますか?
「面倒だから練習なんかしない」
「本番で経験を積んでいくから、やらない」
と言う方は多いと思います。
でも面接の合否は事前の準備で決まることって、けっこうあります。
例えば、面接で緊張して「頭の中が真っ白になってしまった!」となったら、冷や汗かくほど困ってしまいますよね。
それで面接合格の可能性が低くなってしまう。
また、面接の練習はやっておいた方が、自信をもって面接にのぞめます。
ここでは私がやっていた「一人で面接練習をする方法」を紹介していきます。
簡単にできますので、参考にしてください。
面接練習でやってほしい2つのこと
転職の面接練習でやることは2つです。
それは、
・面接練習の動画を撮影して見返す
です。
それぞれ説明していきます。
自分の回答を作成して何度も暗唱する
まずは面接でよく聞かれる質問を書き出してみましょう。
よく聞かれる質問と言えば、
・自己紹介
・転職、退職理由
・志望動機
・自己PR
などですよね。
これをノートやスマホなどに自分の回答を書きます。
それを声を出して何度も読み返しましょう。
何度も読み返して、カンペなしでもスラスラ言えるぐらいにしておくのです。
回答を一字一句すべて暗記するのではなく、伝えたい重要なキーワードだけを覚えておくのもポイント。
多少の回答内容が変わっても、自分の言いたいことが相手に伝われば問題ありません。
これ、ひとりでもできるのですけど、やらない人が多いんですよね。
練習したことは裏切らない
面接で上手に話す必要はありません。
面接官に「説明が下手だな」と思われても、自分の言いたいことがしっかり相手に伝わっていれば問題ありません。
ただ質問された時に、言いたいことがすべて飛んでしまったら大変ですよね。
それを防ぐための練習です。
練習することで、面接の緊張する中でも自分の言いたいことが思い出せるようになります。
練習した分だけ、本番で力を発揮できます。
私は上であげた以外の質問の回答も準備していました。
そして友人から質問をランダムに言ってもらって、カンペなしで言えるぐらいに練習しました。
誰かに手伝ってもらって、質問だけ言ってもらって自分で回答するだけでも、本番に向けたいい練習になります。
それで面接は自信を持って行けますし、実際に本番で回答に詰まることはなかったですね。
面接練習の動画を撮影して見返す
私が会社でプレゼンをするときは、プレゼンしているところを同僚に撮影してもらっています。
それを後で何度も見返しています。
自分が人前でしゃべっている姿を動画で見ると、自分では気づかないクセや特徴がいくつか見つかります。
例えば、
・緊張すると早口になる
・まったく笑顔がない
・常に体を動かしている
とか。
そうした点に気づくためにも動画で撮影して見直すって大事なんですよね。
「自分にヘンなクセがあるな」と気づいたら修正することができます。
クセを直していくことで面接が上達していき、合格率も上がっていくはずです。
クセをそのままにしておいたら、いつまでも気づかずに何社も面接をすることになります。
何社受けてもクセがあるままだと合格率も上がりません。
そのためにも、ぜひためしてみてください。
面接動画の撮影のしかた
動画を撮影するときに必要なものは下の2つです。
・スマートフォン
・三脚
スマホで動画の撮影はできますので、自分のスマホを使いましょう。
撮影してくれる人がいれば三脚はいりませんが、ひとりで練習するときはスマホを固定する三脚があると便利です。
三脚がないときは、アマゾンで「スマホ 三脚」で検索すれば、いろんな三脚が出てきます。
だいたい1,000円~2,000円ぐらいで買えますので、スマホに合った三脚を用意しておきましょう。
またダイソーなどの100均にも三脚は売っているので探してみてください。
面接の練習はひとりでもできますが、できれば面接官役がひとりいると便利です。
誰かから見られていると本番のような緊張感が出ますし、面接官役の人から練習の感想などももらえます。
友人や知人や親などに面接官役を頼んでみましょう。
スマホは三脚で固定して、机の上に置くなどして撮影しやすい場所に置いて撮影します。
面接官役の人に用意した質問を投げかけてもらい、それに対して自分で回答します。
それで撮影した動画で自分の面接の姿をよく見返してみてください。
おかしな点を見つけたら、意識して直していきましょう。
撮影した動画を見返したり、ほかの人から感想をもらうなどは面接対策に絶対に必要です。
面接本番では撮影はできないので、練習の時にやっておきたいですね。
転職エージェントやハローワークでも模擬面接をおこなっています。
ただ自分一人でもできる練習はありますし、それに時間をかけてやっていけば面接の苦手意識も克服できますよ。
ぜひためしてみてください。
以上になりますが、転職面接の際の参考にしてください。
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