新卒の就職活動では内定先の企業から卒業証明書の提出を求められることが多いですが…
実は転職活動でも内定先の企業によっては卒業証明書の提出を求められることがあります。
これは学歴詐称をする人も中にはいるため、学歴を確認することが目的です。
学校卒業から10年以上たっていても「最終学歴の学校の卒業証明書を提出してください」という企業もあります。
そのため、ここでは学校卒業後の卒業証明書のもらい方を説明していきます。
転職活動の際の参考にしてください。
卒業証明書を発行してもらうには?
自分が卒業した大学院・大学・短大・専門学校・高校などの卒業証明書(大学院は修了証明書)をもらう方法を説明していきます。
まずはGoogle(グーグル)の検索窓に自分が卒業した学校名を入力して、学校の公式ホームページを検索します。
学校の公式ホームページを見て卒業証明書の申請のしかたを確認してみましょう。
どの学校のホームページにも必ず掲載されています。
学校によって卒業証明書のもらい方は多少違いますので、申し込む前に必ず確認してください。
卒業証明書のほかに成績証明書などの各種証明書も発行してもらえます。
卒業証明書をもらうには、
・郵送で取り寄せる
という方法があります。
電話やメールでは証明書の申請を受け付けていない学校もありますので注意してください。
学校の教務課へ直接申請に行く
自分が卒業した学校の事務室や教務課、もしくは大学や短大であれば学部・学科ごとの教務課で卒業証明書を発行しています。
学校内で卒業証明書を発行している場所を確認しておきましょう。
受付の窓口へ直接出向いて卒業証明書の申請すれば、その場ですぐに発行してもらえる学校もありますが、卒業証明書の発行に数日かかる学校もあります。
「その場ですぐに発行してくれないの?」と提出間際の時はあせりますので、日にちに余裕をもって申請に行きましょう。
直接申請に行くときの持ち物としては、
・卒業証明書の発行手数料
が必要です。
卒業証明書の発行手数料は学校によって無料だったり、1通100円~500円ぐらいの手数料がかかる場合もあります。
学校の窓口へ申請に行く前に持ち物もよく確認しておきましょう。
また教務課の受付時間も調べて開いている時に申請に行くようしましょう。
卒業証明書を郵送で取り寄せる場合
学校へ卒業証明書を取りに行けない場合は、郵送で送ってもらうようになります。
その場合、学校のホームページから「証明書交付願い(学校によって名前は違います)」という申請書をダウンロードしてコピー用紙に印刷して必要事項を記入します。
そして学校宛ての封筒を用意して、その中に入れるものは、
・証明書交付願い
・本人確認(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)のコピー
・返信用封筒(自分の名前・住所・郵便番号を記入、切手貼付)
を封筒に入れて封をして切手を貼って学校に郵送します。
郵送するときの封筒や切手代、返信用封筒や返信用封筒に貼る切手代などは自己負担となりますので自分で用意しましょう。
卒業証明書の発行に手数料がかかるときは、その振り込み方法も確認しておきましょう。
詳しい郵送方法は学校のホームページに書いてありますので、それをよく読んでください。
郵送で卒業証明書を取り寄せる場合は手元に届くまでに日数もかかります。
「卒業証明書発行の日数」+「郵送にかかる日数」だけ到着時間を要します。
特に学生の就職活動が忙しい時期は多くの人が申請するために、到着が遅れるかもしれません。
それに郵送の時は提出物の出し忘れなどの何らかの不備で、証明書の到着がかなり遅れてしまうこともあります。
ですので郵送で申請するときはなるべく早めに取り寄せるようにしたいですね。
卒業証明書の受け取りには、まずは学校のホームページを確認してもらって、わからないことがあったら学校の方に電話で聞いてみましょう。
卒業証明書と卒業証書は違うもの
また「卒業証明書」と「卒業証書」または「学位記」は違うものです。
「卒業証書」は特定の学校を卒業したことを証明する証書、「学位記」は大学や大学院などで学位を取得したことを証明する証書です。
「卒業証書」や「学位記」は卒業式の時に賞状のようなかたちで授与されることが多いです。
卒業証書などをコンビニでコピーして会社に送らないようにしてくださいね。
「卒業証明書」は、卒業証書を授与したことを証明する書類です。
こちらは卒業式でもらうことはなく、学校の教務課や事務室で手続きをしないともらえません。
「卒業証明書」は基本的にはA4サイズの用紙です。
手続き後は「卒業証明書」を裸のまま受け取ることもありますし、封筒に入れて封がされている場合もあります。
「卒業証明書」が封筒に入っている時は、封を開けずに封筒に入れたまま会社に提出しましょう。
以上になりますが、転職で卒業証明書を提出する際の参考にしてください。
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