高い年収をのぞむのなら、フルリモートの会社をめざした方がいいです。
フルリモートとは、会社に出社しないで自宅やコワーキングスペースなどで仕事ができる会社のことです。
私は会社員で、今のところ出社と自宅でリモートの両方をおこなっているハイブリッドワークです。
その経験をふまえての私の感想です。
今後のご自身のキャリアを考える時の参考にしてください。
高給を得たいならフルリモートの会社がいい理由
高い年収がほしいのなら、フルリモートの会社いい理由は2つあります。
それは、
・フルリモートを採用する会社は変革ができる会社
という点です。
それぞれ説明していきます。
自分の仕事に集中できる
自宅でおこなう仕事は、会社でおこなうよりも集中して取り組むことができます。
余計な雑音やジャマが入らないために、目の前の仕事に効率よく取り組むことができます。
私もこれまでの出社とリモートの経験から、そう感じています。
やっぱり自宅と職場の両方でくらべた結果、自宅の方が仕事がやりやすいのですね。
でもこの辺は人によって差があると思います。
「自宅は家族がいるため気が散る」とか「仕事に適した部屋がないために職場のほうが集中できる」という方もいるでしょう。
そういう方は出社して会社で仕事でいいと思います。
しかし明らかに自宅の方が集中できるのなら、フルリモートで仕事をさせてあげた方がいいのです。
その方が本人にとっても仕事の効率が上がり成果も上がるので、より高い報酬を得やすくなります。
会社にとってもそうした人材が増えることで生産性が上がっていきます。
フルリモートは社員にとっても会社にとっても両方に得があるのです。
タイパが優れている
他にもフルリモートなら毎日の通勤時間がなくなります。
例えば通勤時間が片道1時間なら、往復で2時間。
これが週5日なら合計で10時間。
1ヶ月(土日8日分を除く平日22日)なら220時間。
これらの時間を他に使うことができます。
これは大きいですよね。
今は「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉も使われています。
タイパとは、かかった時間に対する満足度を表す言葉です。
この言葉に反感を覚える方もいるかもしれません。
しかし仕事をする上ではタイパという考えは時に重要です。
今後、通勤時間が必須の会社は「タイパが低い」と判断されるでしょう。
おそらく優秀な若い世代の方はタイパがすぐれている会社をめざすはずです。
その他にも職場の細かい不満点があります。
例えば職場のエアコンの温度設定で「暑い寒い」という感覚はーいは人それぞれ違います。
もし仕事に集中したいのなら、自分が快適なだと思える室温で仕事をしたいですよね。
さらに休憩時間やお昼休みの時間も他の人に気を使わなくてすみます。
こうしたストレスのかかることを少しでも取り除いてあげることは非常に重要です。
会社は社員に対して「どれだけ集中できる環境を与えることができるか?」ということも大切です。
こうした点がこれから人手不足の中で問われてくると思います。
フルリモートを採用する会社は変革ができる会社
コロナ禍を通じて会社の一番の変革といえば「リモートワークが一般的になったこと」です。
リモートはコロナ前にもありましたが、コロナ禍を通して一気に広がりました。
「出社が制限されたので、とりあえずリモートワークをやってみた」という会社もあるでしょう。
しかしいきなり新しい仕事のやり方を導入しようと思っても大抵はうまくいきません。
失敗の連続だと思います。
「リモートワークをやってみたけど全く生産性が上がらない」となげく経営者や。
「仕事の効率が上がらない」とか「リモートなんて面倒だからやりたくない」という社員もいます。
いろんなトラブルやクレームが重なって経営者や社員から文句を言われて、やってみたけどやめてしまった会社も多いです。
リモートワーク導入に不満があっても、会社全体で受け入れる体制や協力があって初めてできるのです。
なんでもそうですが転換期には時間と労力がかかります。
そこで折れずに地道に変革を続けた会社は将来性があります。
フルリモートを導入した会社はいろんな失敗と試行錯誤を繰り返しているはずです。
会社にいる人たちみんなの協力を得て、フルリモートができる環境になったのだと思います。
「今のままで十分」という会社はのびしろがない
「昔からやっていることだから」とか「今のままで十分だよ」と思っている会社があります。
そうした会社は今後、成長する可能性が少ないと思います。
そう言い切れる理由は、会社で新しいことためそうとする活力や意欲がないからです。
また、昔からある「通勤時間」「長時間労働」「低賃金」という問題を先送りにしがちです。
新しいことへの挑戦や事業の開拓も中途半端で消極的でしょう。
そうした会社では今後、大きな成長を望むのは難しいと思います。
そして成長がのぞめない会社では、社員は高い年収を得ることも難くなります。
大きく成長する会社というのは、新しいことに挑戦していく意欲がある会社です。
今までの働き方を大きく変えて、新しい働き方を作り上げることも挑戦の一つです。
フルリモートで遠隔地に住む人や出勤ができない人や家庭の事情で働けない人に短時間でも働いてもらうことができるのです。
今までにない新しい働き方を提供できる会社は将来性があり、伸び代が高いと思います。
ただフルリモートは新人や仕事の未経験者には酷な環境だと思います。
上司や先輩などに相談や質問をできる環境にない場合は、どうやって仕事をすすめたらいいかわからない場合もあります。
ですので最初は会社に出社して実務経験を身につけた方がいいですね。
そして自分である程度仕事ができるようになってからリモートを選択した方がいいかと思います。
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