転職活動など中途採用の求人に応募するときは、基本的に「履歴書」と「職務経歴書」の2つの応募書類が必要になります。
しかし求人の中には、
「履歴書のみを郵送してください」
「履歴書を郵送してください」
と募集要項に書かれていることがあります。
この場合「履歴書と一緒に職務経歴書も封筒に入れて郵送したほうがいいのか?」と迷いますよね。
応募書類を郵送するときだけでなく、面接のときに応募書類を持参するときも同様ですが…
このときはどうしたらいいのか?
その説明をしていきます。
「履歴書のみ」「職務経歴書は不要」書いてある場合
「履歴書のみ郵送してください」または「面接時に履歴書のみ持参してください」と書いてあったら…
この文面には「のみ」と書いてあります。
これは文字通り「履歴書だけを郵送・持参してください」という意味になります。
採用担当者も強調して「のみ」と書いているのですね。
この場合は職務経歴書は封筒に入れずに、履歴書だけを郵送・持参しましょう。
郵送の時は送付状を入れておきましょう。
また「職務経歴書は不要」と書いてある場合は、
これは「職務経歴書は必要ない」と指定していますので、これも履歴書のみを郵送・持参するようにしましょう。
「職務経歴書 不要」と書いてあれば、「職務経歴書は必要はない」ということになります。
「履歴書を郵送してください」と書いてある場合
「履歴書を郵送してください」または「面接時に履歴書を持参してください」とだけ書いてあったら…
これは判断に迷いますよね。
求人には履歴書のことしか書いてないですし、職務経歴書は必要とも不要とも書いてありません。
この場合は、
職歴などは面接の時に本人に質問しますので、職務経歴書はいりません。
「職務経歴書を送ってください」とは書いてないから、職務経歴書は必要ないです。
と「職務経歴書はいらない」と言われることもありますし、
反対に、
職務経歴書も郵送してくれたんだ。それじゃ書類選考の時に参考にさせてもらいます。
中途採用で履歴書を郵送するときは、職務経歴書も一緒に入れるのが常識だよね。
というように企業の採用担当者によって反応が違います。
どちらの可能性もありますので判断に迷いますよね。
この場合は履歴書だけでもいいと思いますが…
念のために履歴書と職務経歴書の両方を郵送・持参したほうが無難かと思います。
もしくは求人先の企業に、
履歴書と一緒に職務経歴書も必要ですか?
と電話で問い合わせてみてもいいですね。
職務経歴書が必要か聞く時のメールの例文
職務経歴書が必要かどうか、求人先の企業へメールで問い合わせするときの例文は、
件名:職務経歴書について
本文:
〇〇株式会社
採用担当〇〇様
お世話になっております。
〇〇と申します。
求人の募集要項には「履歴書を郵送してください」と記載がありますが、
貴社へ応募書類を郵送する際は、職務経歴書は必要でしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、お返事をいただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
————————————-
〇〇〇〇(〇〇〇〇)
携帯電話:〇〇-〇〇-〇〇
e-mail:〇〇〇〇
————————————-
上の例文の〇の部分を消して書き換えてください。
署名の部分の「〇〇〇〇(〇〇〇〇)」は自分の名前とふりがなを書いてください。
上のメールの例文はコピペして使ってもらって構いません。
求人の募集要項に書いてあるとおりにする
基本的には求人の募集要項に書いてあるとおりにしましょう。
職務経歴書は「必要ない」「不要」と書いてあったら、職務経歴書は送る必要はありません。
転職活動の時の応募書類は履歴書と職務経歴書がセットになりますが、企業によっては「履歴書のみでOK」というところもあります。
ですので求人に書いてある通りにしておけば間違いはありません。
例えば求人に、
「履歴書と職務経歴書を同封して郵送してください」と書いてあったら…
この場合は履歴書と職務経歴書を封筒に入れて郵送しましょう。
いかがでしたでしょうか。
「中途採用では履歴書と職務経歴書を両方とも作成するのは当たり前」という方や、
「不要と言われても職務経歴書を送った方がアピールになる」と考えている方もいるでしょう。
しかし「履歴書のみ必要で、職務経歴書は必要なし」で書類選考や面接をおこなう企業はあります。
職務経歴書の内容に関しては面接の時に応募者に職歴を聞いて、それで判断するようになると思います。
基本的には求人に書いてある通りにしておけば問題はありません。
以上になりますが、応募書類を作成するときの参考にしてください。
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