転職活動の面接の終わりに、面接官が「最後に何か質問はありますか?」と聞いてくることがあります。
応募者から面接官へ質問ができるのですが、これを逆質問とも言います。
しかし「その時にどんな逆質問をしたらいいのか?」何も思いつかないときもありますよね。
ここでは私が面接でよくおこなっていた逆質問を紹介します。
面接の時の参考にしてください。
面接で私がよく聞いていた逆質問の内容
面接の最後に面接官が、

最後に何か質問はありますか?
と聞いてきます。
その時に私がよく聞いていた質問は、

御社(おんしゃ)にはどんな社内イベントがありますか?
です。
ちょっと雑談ぽい質問ですが、質問内容としては悪くないと思います。
ちなみにある会社の社内イベントは、
4月 展示会、打ち上げ
5月 社内イベント(バーベキュー)
7月 暑気払い
10月 展示会、打ち上げ
10月 社員旅行
12月 忘年会
1月 新年会
3月 送迎会
という感じであるのですね。
ほとんど飲み会ですが、年に何度も飲み会があったりするのです。
ほかにも運動会とか登山とか、わけがわからないめんどうなイベントがある会社もあります。
そんな会社の内情を知っておくためにも有効な質問です。
面接官の答えには賛同しておく
例えば、面接官が、

そうですね。ウチの会社では飲み会が年に4~5回ほど。それと社員旅行があります。
と言われたら、

そうなんですか。私も飲み会が好きなのでぜひ参加してみたいです。
と飲み会が嫌いでも答えに賛同しておきましょう。
そして

ちなみに社員旅行はどこに行かれているんですか?
と話を広げてみてもいいですね。

社員旅行は毎年10月ごろに1泊で熱海に行っていますね。

わあ、いいですね。私は熱海に行ったことがないので行ってみたいです。
「やっぱり熱海のお魚とかおいしいんですか?」
「ちなみに日程はどんな感じなんですか?」
など雑談でイベントの詳細を聞いたり、なごやかな雰囲気で会話に持って行くのも大事です。
そうすると面接官もいい印象を持ってくれます。
面接で本音は言わない
注意点としては、面接では社内イベントを否定するようなことは言わないようにしましょう。
あくまで持ち上げるだけにしておきます。
正直言うと、私は会社の飲み会とか社員旅行とか大っ嫌いです。
飲み会の幹事をやらされたり、酔っ払いの相手を延々とさせられた経験がありますが、それで会社の飲み会はイヤになりました。
社員旅行も仕事仲間と一緒に行くなんて気をつかうだけでつまらないのでホントに行きたくないです。
なので、かならずこの質問は聞いて社内イベントが多い会社は辞退していました。
私と同じように「社内イベントは嫌い」という人は最後の質問で聞いてみてください。
それも入社するかどうかの判断材料にしましょう。
この質問は内定が決まってからも細かくチェックしておきましょう。
質問に答えてもらった後はお礼を言う
面接の最後に「何か質問はありますか?」と面接官から聞かれて、応募者から質問をします。
面接官がその質問に答え終わったときに、何も言わない方がけっこういます。
ただうなずくだけとか「わかりました」というぐらいの人もいます。
逆質問をして面接官に答えてもらったあとは、ひと言お礼の言葉をいったほうが、印象もよくなります。
面接官が答え終わったら、

わかりました。質問に答えていただきまして、ありがとうございました。
と、最後はひと言お礼の言葉を伝えて軽く会釈をしておきましょう。
相手がただうなずくだけの反応だと「私の回答がどこかおかしかったかな…」と不安になってしまうこともあります。
面接のときだけでなく会社説明会やその他の場面でも、会社の方に何かものをたずねて答えてもらったら、最後は「ありがとうございました」とお礼を言いましょう。
ちょっとしたことですが、お礼の言葉をひと言そえることで良い印象を持ってもらえます。
最後のお礼は忘れずにしておきたいですね。
以上になりますが、面接の際の参考にしてください。
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