転職先が決まった時に一番不安になるのは、転職先の人間関係だと思います。
「いったいどんな人がいるのか?」を想像しても仕方がないのですが、入社前は新しい職場の人間関係になじめるのか不安になりますよね。
ここでは私が転職先の人間関係に慣れるために職場でおこなっていたことやコツを紹介していきます。
転職先に入社する際の参考にしてください。
転職先の人間関係に慣れるためにおこなっていたこと
下は、私が新しい転職先に入社する時に心得ていたことです。
・年下の社員を「さん」付けで呼ぶ
・年下の社員に敬語を使う
・朝のあいさつは自分からする
・自分から積極的にコミュニケーションをとる
・何か教えてもらったら素直にお礼を言う
・前職のことは聞かれるまで自分から言わない
という点です。
これらのことに気をつけていました。
それぞれ説明していきます。
転職先では偉そうな態度をとらない
転職先の新しい職場には年下の上司や先輩がいることもあります。
自分の方が年齢が上の場合、年下の人間には呼び捨てやタメ口で話をする人もいますが。
新しく入ってきた人間が年上とはいえ、呼び捨てやタメ口で話をしてきたら、不機嫌になる人も多いと思います。
職場では年下の上司や先輩を呼ぶときには「○○さん」で敬語で話した方がいいですね。
その方が職場の人と打ち解けます。
出勤時は自分からあいさつをするように心がけていました。
そして職場の人とも積極的に話をするように努めていました。
入社したばかりの時は遠慮して話をしない人もいますが、相手から話しかけられるのを待つよりは自分から積極的に行きましょう。
自分からあいさつをしたり、話しかけた方が職場の環境にも早く慣れると思います。
新しい職場に入れば、仕事についてなどいろいろ教えてもらう機会が多くなります。
何か教えてもらった後は必ず「ありがとうございました」などのお礼を言うことを心がけていました。
慣れている職場にいるときは、何か教えてもらってもお礼を言うことつい忘れがちになります。
新しい職場に移った時はお礼を言うことを忘れないようにしたいですね。
年齢が上でも転職先では偉そうにすることだけは避けた方がいいです。
偉そうにしていると人が寄ってこなくなりますし、職場にも居づらくなります。
転職先に入ったら謙虚さが大事になってきます。
前職のことは聞かれるまで言わない
前職のことは、職場の人から聞かれるまで自分からは言いませんでした。
守秘義務などもありますが、これはしっかり守っていましたね。
転職先に入社すると、やはり前の職場とは環境が違います。
そのためいろいろ違う点に気づいて、比較したくなります。
そして「前職では○○だった」とか言いたくなるんですよね。
例えば「前職ではこんなムダなことはしなかった」とか「もっと労働環境がよかった」とか。
それを言って受け止めてくれる人もいますが、そうじゃない人もいます。
私は基本的に会社員は保守的な人が多いと思っています。
「自分の会社のことを新人からとやかく言われたくない」と思う人もいるでしょう。
ですのでなるべく前職のことは言わないようにしていました。
転職先に入社したら、一旦はフラットな状態に戻します。
前職やこれまでの経験やスキルは自分の中だけで活かすぐらいにとどめておきます。
ひけらかしたり、自慢げに言うようなことはしないように心がけていました。
そして入社から数か月か半年など時間が経ってくれば、職場の人とも信頼関係が築けるようになってきます。
そうなったら、それとなく自分に言いたいことを伝えてもいいですね。
会社の制度や習慣についても文句は言わない
また転職先の会社の制度や習慣にとまどうこともあります。
例えば「前職は朝礼がなかったのに転職先にはある」とか「会議のやり方が違う」などいろいろあります。
とまどったことや違和感をつい口に出してしまいがちですが。
そうした態度をとると、新しい仲間たちとの信頼関係が築くことができなくなります。
会社の制度や習慣を「変だ」とか「おかしい」などと決めつけても、残念ですが誰も賛同はしてくれません。
みんなそれがあたりまえだと思っていますから。
そんなときは、しばらく何も言わずに従ってみてもいいと思います。
それで最初はわからなかったことも、あとでいろいろ気づくこともあるでしょう。
本当に気に入らないことが多いときは、転職することも考えてみてもいいですね。
転職先に入社したときは、まずは職場の環境に慣れることが大事です。
その際には職場の人間関係に気をくばることが大事ですし、それができれば周りの人もやさしく接してくれます。
そしてそんな環境が整って初めて仕事ができるようになります。
まずは職場になじめるように努力したいですね。
以上になりますが、転職先に入社する際の参考にしてください。
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