新卒の就職活動や転職活動では、求人の中から志望する企業を選んで応募するようになります。
でも「求人は出ていないけど、入社したい企業がある」という方もいると思います。
自分がはたらきたいと思っている業界・業種だったり、以前からあこがれている企業などいろいろ理由はあるでしょう。
求人の募集はしていないけど「どうしてもこの企業に入りたい」という志望先があった場合はどうしたらいいのか?
その説明をしていきます。
企業のホームページを確認してみる
志望する企業があるときは、まずはスマホやパソコンでその企業名を検索して、その企業のホームページを確認してみましょう。
もしかしたら、そのホームページに人を募集していることが掲載されているかもしれません。
企業によっては就職・転職サイトやハローワークなどに求人を出さずに、自社のホームページやSNSで募集をかけている場合もあります。
そこで募集中だったときは、電話かメールなどでまだ募集しているのか問い合わせてみましょう。
中にはホームページやSNSの内容が古いままほったらかしになっていて、情報が更新されていなかったり。
または「募集中」と書いてあるけど、今は人を採用していない企業もあります。
ですので、まずは企業に連絡して採用担当者に聞いてみましょう。
そして募集中であることがわかれば、応募したい旨を伝えて履歴書等を郵送すればいいですね。
求人募集をしているか問い合わせてみる
自社のホームページなど、どこにも募集の記載がないときは、そんな時は一応、聞いてみましょう。
求人を出していないということは、人は足りているということです。
そんなときに連絡しても、
ウチの会社は、今は人を募集していません。
と、断わられる可能性のほうが大きいです。
残念ですが、そんな返事が来ることは覚悟しておきましょう。
「連絡して選考してもらえるとか、運がいい」ぐらいの気持ちで聞いてみたほうがいいかもしれません。
選考してもらえるときは、履歴書などの応募書類をていねいに書きましょう。
特に志望動機や自己PRはしっかりと考えておいて、自分の熱意を伝えられるようにしておきたいですね。
企業に連絡して人を募集しているかどうかを聞くのは問題ないです。
「人を募集しているかどうかを聞いてくるなんて非常識だね」と非難されることはないと思います。
どうしても気になる企業があったら、思い切って連絡してみてはどうでしょうか。
求人募集をしているか電話で聞いてみる
企業への問い合わせの方法は、「電話」「メール」「SNS」「手紙」などがありますが、おすすめは「電話」です。
企業の人事担当者に電話して聞いてみれば、人を募集しているかどうかは、すぐにわかります。
メールや手紙でもいいのですが、相手からの返事待ちになりますので、結果を知るのに時間がかかります。
さらに企業の人事担当者に返事の文章を書かせるという作業も加わります。
人事担当者も業務がいそがしければ、それでよけいな手間をかけてしまい、相手の負担にもなります。
「知らない人に電話をするのが苦手」という方もいますが、企業に電話をかけて聞いてしまったほうが手っ取り早いです。
電話をする時間帯は、平日の就業時間内(9~17時)の、朝の始業時間やお昼休み以外の時間帯がおすすめです。
求人が出ていない企業への応募の電話のしかた
企業への電話の問い合わせはむずかしくはありません。
まずは志望する企業に電話をかけます。
その企業の社員が「はい、○○会社です」と電話に出ます。
そうしたら第一声は、
と言ってみましょう。
新卒の方は学校名と自分の名前を伝えてもいいですね。
「採用担当ですね」と、電話をかわってくれます。
そして採用担当者が「採用担当の〇〇です」と、電話に出たら、
もし募集しているのでしたら一度、面接の機会を頂ければと思っております。」
と言ってみましょう。
採用担当者が「今は人を募集していますよ」といったら、そのまま話を進めましょう。
採用担当者が「今は人を募集はしていません」といったら、
といって電話を切りましょう。
このようなやり方で電話をしてみてください。
新卒の就職活動でも転職活動でも、求人を出していないけど気になる企業があったら連絡して確認することはできます。
転職活動の場合は、ある程度の実務経験があって即戦力になりそうな人のほうが、採用になる可能性は高いと思います。
しかしどの企業も、おそらく連絡しても「今は人を募集していないので…」という返事が多いと思います。
でも、募集をしている企業が偶然見つかるかもしれません。
どうしても気になる企業があったら、思い切って電話してみてください。
ただ基本的には求人は転職サイトやハローワークなどを利用して見つけてみましょう。
その方が断られるリスクもないですし、応募も簡単にできます。
転職サイトなどを利用するときには、それに合わせて転職エージェントも使ってみましょう。
その理由は下の記事に書きましたので読んでみてください。
・転職するときは転職エージェントを使ったほうがいい2つの理由
以上になりますが、転職活動の際の参考にしてください。
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