「MOSは初心者でも独学で合格できる!」試験の説明と対策のしかた

転職活動のために「MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の資格を取得しよう」と考えている方もいると思います。

MOSの資格を取得できれば、履歴書にMOSの資格名を記載してスキルのアピールができます。

また勉強した知識やスキルは仕事でも役に立ちます。

ここでは初心者の方に「MOSに合格するための試験対策」を紹介していきます。

 

MOS試験の対策の方法

MOS試験合格に向けての勉強の仕方ですが、2つのやり方があります。

・独学で勉強する
・パソコン教室に通う

という方法です。

 

独学で勉強する

ある程度パソコン操作に慣れていれば、MOS試験はそれほどむずかしくはありません。

独学で勉強しても試験に合格することはできます。

Officeがインストールされているパソコンを持っていれば、あとは市販のテキストや問題集を使えば勉強ができます。

さらにネットや動画でも勉強できますよ。

パソコン教室に通うお金があるのなら、Officeがインストールされている安い新品や中古のノートパソコンを購入して独学した方が安上がりです。

またはネットカフェのパソコンを使って勉強してもいいですね。

ほかはユーキャンなどの通信講座もありますが、けっこう費用がかかりますので、あまりおすすめしません。

 

MOS試験のおすすめの対策本

独学する場合はテキストや問題集を使って勉強しましょう。

ここでは「Word365」と「Excel365」のテキストと問題集を紹介します。

 

「Word365」試験の対策本

 

「Excel365」試験の対策本

「FOM出版」の対策テキスト問題集が1冊

「日経BP社」の対策テキストと攻略問題集の2冊

合計3冊がおすすめです。

「Word365」と「Excel365」以外のテキストもありますので、検索して見つけてみてください。

 

MOSは初心者でも独学で合格できます

私がExcelの試験に合格したときも、上の「FOM出版」と「日経BP社」の3冊を購入して勉強していました。

最初は「日経BP社」の対策テキストで勉強してから、攻略問題集の問題を解きました。

そのあとに「FOM出版」の対策テキスト&問題集に取りかかりました。

私はまったく慣れていなかったので3冊購入して勉強しましたが、知識のある方は「FOM出版」のテキストのみで合格する方もいるようです。

 

MOS対策本の模擬試験プログラムは本番の試験に似た内容になっています。

テキストや問題集を何度も繰り返し解くことで得点も上がります。

特に模擬試験で間違えた問題は自分の弱点ですので、間違えたところはよく見直して正解できるようにしておきましょう。

これで8~9割ほどの得点が取れるようになったら試験を受けてみましょう。

 

私の試験対策の勉強時間は、1日1時間ぐらいで2週間ほどやりました。

現在のMOS試験もテキストや問題集をしっかりやりこめば独学でも十分に合格できますよ。

MOSは受験料が高いので、1回で合格するようにしたいですね。

 

パソコン教室に通う

「パソコンをほとんどさわったことがない」とか「パソコンが苦手」という方は、パソコン教室に通って勉強してみてもいいですね。

MOS試験においてブラインドタッチができる必要はないですが、ある程度のパソコンを操作する知識は必要です。

「MOS試験対策」をおこなっているパソコン教室をネットで探して、パソコンを操作しながら講師から教えてもらった方が上達もはやいです。

 

ただパソコン教室は1科目の授業料だけでも3万円以上かかるところが多いです。

料金や授業内容を比較しながら選んでみてください。

まずは、MOS対策本を購入してひとりで勉強してみましょう。

それでうまくいきそうになかったらパソコン教室を探すでいいと思います。

 

MOS試験の簡単な説明

MOSの試験科目の一覧はMOS公式サイトで紹介されています。

試験科目 バージョン
一般レベル 上級レベル
Word Word 365 Word 365 エキスパート
Word 2019 Word 2019 エキスパート
Word 2016 Word 2016 エキスパート
Excel Excel 365 Excel 365 エキスパート
Excel 2019 Excel 2019 エキスパート
Excel 2016 Excel 2016 エキスパート
PowerPoint PowerPoint 365
PowerPoint 2019
PowerPoint 2016
Access Access 2019 エキスパート
Access 2016
Outlook Outlook 2019
Outlook 2016

 

どの試験を受けたらいいのか?

「最新の365を取得すれば転職で有利になる」というわけではありません。

2019や2016など、どのバージョンでも「Officeを操作できる基本的スキルがある」とみなされます。

ですので最新の試験にこだわらず、自分で試験対策がとりやすいバージョンを選んで試験を受けてみましょう。

 

例えば職場のパソコンで「Office2019」を使っていたら「MOS2019」の資格を取得する。

自宅のパソコンで「Office2016」を使っていたら「MOS2016」の資格を取得してみましょう。

職場や自宅で使用しているパソコンのOfficeのバージョンを確認する方法はこちらをご覧ください。

 

「MOS2013」「MOS2010」でもOfficeのスキルを持っている証明になりますし、履歴書の資格欄に記載もできます。

最新バージョンを取得してもいいですが、基本的には、職場や自宅のパソコンで使っているOfficeバージョンに合わせて試験を受けることをおすすめします。

 

バージョンごとに問題も変わる

またMOS365のテキストや参考書で勉強して、MOS2019の試験を受けようとする方もいると思います。

例えばWord 365のテキストや参考書で勉強して、Word 2019の試験を受けてみようとか…

試験範囲はかぶるところもありますが、おそらく解けない問題が出ると思います。

さらに出題形式も異なるため、不合格になる可能性も大きくなります。

ですのであまり無理はしないで、勉強内容に合わせた試験を選ぶようにしましょう。

以上になりますが、MOS試験を受ける時の参考にしてください。

「転職経験者のブログ」を書いている人

(やまよし おさむ)

東京のとある会社に勤務しています。
私はこれまで5回の転職経験があります。会社で採用担当者の経験もあります。応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かして、このブログでは転職活動をおこなう方に向けた情報を提供していきます。ぜひ参考にしてください。

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