退職後の転職活動を成功させるために必要な6つのポイント

転職活動

いろいろ事情があって在職中に転職活動ができない方もいると思います。

その時はいったん勤めている企業を退職してから転職活動を始めるようになりますが、退職後は何かと不安にもなりますよね。

 

「仕事を辞めた後に転職先が見つかるのかどうか」など心配になることもあると思います。

ここでは「退職後の転職活動の仕方」や「退職するときに準備しておきたいこと」などを説明していきます。

転職活動をされる方は参考にしてみてください。

 

在職中も転職活動をできるだけやる

会社を退職してしまうと、もう仕事に行く必要もなくなり、自由に過ごせる時間も一気に増えるために生活も一変します。

その上にまた転職活動という新たなことをやらないといけません。

そうなると、変化に対応できなくて、どうしていいか戸惑ってしまうことも多いです。

 

それに対応するため、できる限りでいいので在職中から転職活動を始めましょう。

 

転職活動のやり方を自分で調べてみたり、転職サイトやハローワークへ登録をしたり、求人を見るぐらいのことは仕事をしながらでもできます。

もう退職日が決まっているのならそれに合わせて求人に応募して面接の予定を入れてもいいのです。

 

在職中から転職活動のやり方をしらべて行動をしていれば、退職後もそれを続けるだけでスムーズに転職活動に取り組むことができます。

また勤めている会社の上司に退職する旨を伝えて退職願を出し、自分の仕事の引き継ぎも終わって有給休暇の消化のために休日ができたら、そのときから転職活動を始めましょう。

 

有給休暇の休みが取れたり退職した次の日からは、ネットの転職サイトをいくつも見てまわったり、最寄りのハローワークへ出向いて求人を探して応募していきましょう。

 

すぐに行動できるように前もって準備しておきたいですね。

そして在職中の転職活動と違い、退職後の転職活動は「心理的な負担」も大きくなります。

 

在職中に転職活動をして不採用の返事をもらったら、確かにショックを受けることもあります。

でも仕事はありますので、また気持ちをあらたにして次の求人を探すことができます。

 

しかし退職後に求人に応募して不採用の返事をもらったときは、ショックとともに心理的な負担が意外とひびいてきます。

在職中とは違い、いつまでも転職活動ができるわけではなく、お金がなくなる前までに結果を出さないといけないからです。

「もしかしたらどこからも内定がもらえないのでは?」などの不安がよぎり、弱気になってしまうこともあります。

 

弱気になってしまって面接は自信をもって受けることができずに結果がついてこないなんてこともあります。

そんな時は気持ちを切り替えて、面接の時だけでも前向きな気持ちで受けるようにしたいですね。

 

退職前に生活費などのお金をためておく

会社を退職してしまうと、もう給料が入ってこなくなります。

そうなると日々の生活費も困ってしまいますよね。

 

退職後の転職活動で一番こまるのは「お金」のことです。

会社を退職する前にできるだけお金を貯めておきましょう。

お金こそが次の転職先が見つかるまでの「命綱」になります。

 

雇用保険(失業保険)の申請をする

雇用保険(失業保険)は再就職先が見つかるまでの生活費を国が支給してくれる制度です。

 

会社で雇用保険に加入していれば支給されますが、「自分が雇用保険に入っているかどうか?」はハローワークで確認することができます。

確認の仕方は自宅近くのハローワークへ行き、受付で「雇用保険被保険者資格取得届出確認照会票」の用紙に記入して、運転免許証など本人確認できるものを提示すれば確認ができます。

できれば在職中に確認しておきましょう。

 

退職後は在籍していた会社から「雇用保険被保険者離職票」が郵送されてきます。

2週間たっても離職票が届かないときは、会社に連絡して郵送してくれるように申し込みましょう。

 

そして離職票を受け取ったらすぐに最寄りのハローワークへ提出します。

 

離職票をはやく提出した方が雇用保険もはやく支給されるようになります。

雇用保険の申請の仕方は、ハローワークの「雇用保険の具体的な手続き」をご覧ください。

 

ハローワークのサイトにも説明がありますが、

雇用保険の手続きは、月曜日~金曜日(休祝日・年末年始を除く)の8時30分~17時15分です。

 

手続きのときにはこれらの持ち物が必要になります。

・雇用保険被保険者離職票(-1、2)

・個人番号確認書類(マイナンバーカードか個人番号の記載のある住民票)

・身元確認書類(運転免許証かマイナンバーカード)

・写真(最近の写真、正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm)2枚

・印鑑

・本人名義の預金通帳かキャッシュカード

手続きの仕方や必要なものなどは上のハローワークのサイトでよく確認しておきましょう。

 

自分の意思で会社を退職をした場合は「自己都合退職」となります。

自己都合退職をしたときには、「3カ月の給付制限期間」がありますので、雇用保険の手当ては退職後すぐにはもらえません。

しかも7日間の待期期間や振込までの期間も入れて、実際に雇用保険の手当てがもらえるのは手続きしてから約4カ月ほどかかります。

 

その待っている間に短期のバイトなどはできますが、貯金などのお金を切り崩して生活するようになります。

また雇用保険の給付期間や毎月もらえる支給額も人によって違いますので「雇用保険の給付額の計算」で調べてみてください。

 

「就職促進給付」を知っておきましょう

雇用保険は会社で働いていた時と同じぐらいの給与額がもらえるわけではありません。

会社の給与額よりもある程度減額になった金額が支給されますので、それだけで生活するのは厳しくなります。

ですので、あまり当てにしないで在職中にしっかりお金を貯めておきましょう。

 

中には「雇用保険の給付を全部もらってから転職活動をしよう」という方もいますが、それはやめてください。

 

給付が切れた後はまた収入がゼロになってしまいますし、その後の生活も苦しくなります。

雇用保険には「再就職手当」という早く就職先を見つけるともらえる手当もありますので、こちらを目標にしてがんばってみましょう。

雇用保険の給付をすべてもらうことを考えないで、できるだけ早く就職先を見つけるようにしたいですね。

 

転職活動をする期間を決めておく

転職活動をする期間も決めておきましょう。

長期間できるのならいいのですが、仕事がなければお金もなくなっていくだけですし、生活もかかっているためどこかで「結果」を出さないといけません。

 

「いつまでに転職先を決めるのか?」期限をつくっておくことで、やる気も出てきます。

 

例えば「転職先は6カ月以内に決める」などの目標を立てておきます。

最初は自分の希望に合う求人に応募していき、それでも内定がもらえなかったら、条件の範囲を広げたり妥協などして応募先を増やしていくようになります。

志望する企業に受からないと気持ちが落ち込んでしまうこともありますが、期限をつくった以上は目先を変えて受かりそうな企業にも応募していきましょう。

 

また求人の検索や会社説明会、面接に出かける以外の時間は、書類選考や面接対策をしましょう。

転職活動では「履歴書」と「職務経歴書」を書いて求人先の企業に郵送するようになります。

その応募書類に書くことになる「志望動機」や「自己PR」などは時間をかけて文章をよく考えて書くようにしたいですね。

 

面接のやり方なども忘れてしまっているときは、ネットや就活本などで最初からやり方をおさらいしてみてください。

そして最初に受ける面接は練習だと思って気楽な気持ちで受けてみることをおすすめします。

 

転職活動の面接でかならず聞かれる質問は?

面接では「志望動機」や「自己PR」を聞かれることがありますが、転職活動では特によく質問されることは、

 

・前職をやめた理由

・退職後は何をしていたのか?

という2つの質問です。

 

それもしっかり答えられるようにしておきましょう。

「前職をやめた理由」として、前職の悪い点を挙げるなどネガティブな理由はあまり印象もよくないので、できれば前向きな退職理由を考えた方がいいですね。

 

また退職後の期間が長くあいてしまうと「退職後は何をしていたのですか?」と面接官が質問してきます。

その答えとして転職活動をしていれば、「会社を退職した後は転職活動をしていました」と答えることができます。

 

しかし退職してから半年や1年以上無職のままだと、

「長い期間、どの企業も採用しなかったということは、あまりいい人材ではないのでは…」

「仕事を探す意欲があまりないのかも…」

と思われてしまうこともあります。

 

退職してからの無職の期間が長すぎると、企業の採用担当者もあまり良い印象を持ちません。

 

ただ「退職後の空白期間の間にやっていたこと」として、

・実家の仕事の手伝いをしていた

・友人の会社の仕事の手伝いをしていた

・ボランティア活動に参加していた

・親の介護をしていた

・主婦業に専念していた

などの理由なら企業の採用担当者もある程度理解してくれると思います。

それでも退職後はできるだけ無職の期間をつくらずに転職活動をしたほうが転職先も見つかりやすいです。

 

退職後にのんびりする時間が欲しくなるけど…

会社を退職した日の翌朝は「今日から会社に行かなくていいんだ」という寂しさもありますが、何でもできる自由な時間が増えるため転職活動以外のこともやりたくなってしまいますよね。

自由な時間ができると「今なら行きたかった旅行にいける!」と思って何日か旅行に出かけたりなど、仕事がないときに余暇を楽しみたくなります。

「毎日ずっと仕事をしてきたのだから、ここでちょっとぐらい休暇を取ってもいいよね」と考えますが…

 

遊んでいる期間が長く続くと気持ちがゆるんでしまい、それをまた引き締めるのはけっこう大変です。

 

仕事をしていた時の緊張感を保ったまま転職活動をしたほうがうまくいきますので、なるべく早く次の行動に移しましょう。

会社を退職した後は何をしていようと本人の自由なのですが、今後、転職活動をするのなら「のんびりする期間」は短いほうがいいです。

 

退職後は転職先を早く見つけることが何よりも大事です。

余暇のために時間やお金をあまり使わずに、すぐに転職活動をするようにしたいですね。

 

仕事をしない無職の期間が長くなれば、仕事をしていたときのスキルや意欲も徐々に下がってしまいます。

それは非常にもったいないですよね。

 

それに会社勤めの方は毎月安定した給料をもらうために「仕事を途切れさせずに働く」ということが前提になっています。

「一攫千金を当てて大金持ちになったらしばらく遊んで暮らす」という人たちとは違うので、そこは同じ夢を見ない方がいいのです。

 

退職後に空白期間があると面接で「この期間は何をしていたの?」と採用担当者から質問されることもあります。

そんなときも相手にわかるように説明は明確にして、やる気があるところを見せていきましょう。

 

退職するときに準備しておきたい6つのこと

退職後に一息つきたい気持ちもすごくわかりますが、仕事を辞めた後は、

 

・収入がなくなり徐々に貯金も減っていく

・失業期間が長くなれば、その分だけ印象も悪くなってしまう

という点もしっかり踏まえておきましょう。

 

ここまでのことをおさらいすると、

 

・退職する前に計画的にお金をためておく

・在職中もできるだけ転職活動はする

・書類選考や面接対策をやっておく

・退職したあとはすぐに転職活動を始める

・転職活動をする期間を決めておく

・雇用保険の申請は必ずしておく

という6つのことを忘れずにしておきたいですね。

 

退職後の転職活動は在職中と違い「1日の時間をすべて転職活動のために使える」というメリットがあります。

気になった企業にはできる範囲で複数同時に応募して面接を受けることもできます。

退職日の翌日から全力で転職活動をして、短い期間で転職先が決められるようにがんばりましょう。

 

退職後に転職活動をするときには下の記事もごらんください。

以上になりますが、退職後の転職活動をするときの参考にしてください。

転職活動
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このブログを書いている人

東京のとある企業で人事担当の仕事をしております。

応募者の面接担当を受け持つこともありますが、私自身もこれまで3度の転職経験があります。

応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者や新卒者に向けた情報を提供していきます。

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