転職活動中で仕事に身が入らないときは転職活動を途中でやめてみる

在職中に転職活動を始めてみたけど、仕事と転職活動の両立がうまくできないときってありますよね。

転職活動を始めたら、そちらの方ばかりに気持ちが集中してしまって、今の仕事が身が入らなくなってしまったり。

そんなときは、一度、転職活動をやめて休んでもいいのです。

そのほうが気分転換にもなりますし、これまでのやり方を振り返って整理するきっかけにもなります。

転職活動はそんなに全力でやるものではありません。

ここでは仕事と転職活動の両立について説明していきます。

 

仕事と転職活動の両立ができないときは?

私も在職中の転職活動をしているときに仕事のモチベーションが下がってしまい、仕事に身が入らななかったとことがありました。

応募者
会社員

転職ができれば、この職場から離れることができる!

と思ってしまい、それで気持ちが高まってもう退職できるような気分にもなります。

また、よさそうな求人を見つけると「今より待遇が良くなるかもしれない」と、求人を見ただけでうれしくなってしまうこともあります。

それで仕事へのモチベーションが下がってしまうのですね。

特に今の職場で悩みや不満を抱えているときは、転職先に良いイメージを持ちやすく、「早く転職したい!」と思ってしまいます。

まだ転職先も決まっていないのに明るい未来が開けたように感じるのです。

 

私のやり方ですが、その時はいったん転職活動をやめるようにしました。

仕事と転職活動を両立させるには、気持ちの面でも慣れていないとむずかしいのですね。

特に転職活動を始めたときには、気持ちが仕事よりも転職の方に行ってしまうのです。

それで今の仕事の方がおろそかになって、やる気がおきなくなってしまうのです。

転職活動を始めた時は気持ちの切り替えがあまりうまくできないのです。

 

ですので仕事に身が入らないときは一度転職活動をやめて、今の仕事に専念してみましょう。

そして仕事に身が入るようになってから、徐々に転職活動を再開してもいいですね。

私の場合は1~2カ月ほど転職活動をやめてからまた再開しました。

しばらく転職活動を忘れていると、冷静になって仕事にも集中できるようになります。

それほど転職を急いでいないのであれば、そうしたやり方もおすすめです。

そしてあせって転職を進めてもあまりうまくいかないことも多いです。

現職とバランスを取りながら転職活動を進めていくことも大事ですね。

 

疲れたときは転職活動をやめておく

会社で仕事をしながら、その合間に転職活動をしている方も多いと思います。

私もその経験がありますが、けっこう真剣にやっているとへとへとに疲れてきますよね。

 

仕事が終わって帰宅してから履歴書や職務経歴書を書いたり、退社した後に面接に行って帰宅が遅くなったりすることもあります。

自分の余暇の時間を使って転職活動をしているため、リラックスする時間も少なくなり、気持ちにも余裕がなくなってくることもあるでしょう。

「疲れたな」と思ったときは、転職活動をいったんやめておきましょう。

ムリしてがんばる必要はありません。

 

転職活動のことで頭がいっぱいになり、今の仕事に対するモチベーションが下がってしまって、いまいちやる気が起きなかったり。

応募してみたものの、結果は不採用になってしまって気持ちが落ち込んでしまい、仕事も転職活動も両方のやる気がなくなることもあるでしょう。

 

そんなときは、気分がどんよりして「何もする気が起きない」ということもよくあります。

そしてやる気の回復にも時間がかかります。

 

私もそんなことを繰り返していましたが、転職活動は気力や体力を使います。

疲れと気分の落ち込みでネガティブなときは、しっかり休んだ方がいいのです。

転職活動はいったん中止にして、現職の仕事の方に気持ちを向けてください。

落ち込んでいる時に無理をしても、あまりいい結果は得られません。

 

転職活動では早急に結果を求めない

転職活動では早急な結果は求めなくてもいいのです。

中には「転職活動をして早く職場を移りたい」と思っている人や、転職活動をはじめた直後に第1志望の企業から採用をもらって早々と転職できる人もいます。

 

人それぞれやり方も変わってきますが、

転職活動は時間をかけて経験値を積んでみてください。

そのほうが「転職活動のやり方」がわかってきますし、「求人や企業を見る目」もわかってきます。

履歴書や職務経歴書の書き方や面接時の回答のしかたも慣れてきますし、不採用になった時の気持ちの整理の仕方などがわかってきます。

その他にも在職中の転職活動のやり方も、徐々にですがコツがつかめてくると思います。

 

どの分野にも素人や玄人がいますが、転職活動をおこなう応募者にも素人と玄人はいます。

そして、どちらがより良い判断ができるかというと、経験豊富な玄人の方です。

「玄人になれば条件の悪いハズレ企業は引かない」というわけではないのですが、素人よりも良い判断ができるはずです。

転職活動では自分に合う企業を選ぶために、転職活動の経験を積んだ方がいいのです。

 

いろいろと書きしたが、転職活動はあせってやるものではありません。

疲れたり迷ったときは、一度休んで、やる気が出てきたらまた再開しましょう。

時間をかけてやれば転職活動のスキルも上がりますし、過度な期待をせず待っていれば、思わぬ優良企業を見つけることもあります。

以上になりますが、転職活動の際の参考にしてください。

「転職経験者のブログ」を書いている人

(やまよし おさむ)

東京のとある会社に勤務しています。
私自身もこれまで5度の転職経験がありますが、採用担当者の経験もあります。応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者に向けた情報を提供していきます。
更新中のⅹ(旧Twitter)は下からごらんください。

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