フリーターで結婚すると「将来はこうなるだろう」という未来予想

「現在、自分または相手がフリーターだけど、結婚を考えている」という方もいると思います。

または、二人そろってフリーターという場合もありますよね。

 

実際のところ、男性女性ともに雇用形態など関係なく、フリーターでも結婚はできます。

しかし「このまま結婚して幸せになれるのかな?」と不安になることもあると思います。

特にフリーターの方は結婚に関して悩むこともあると思いますが、ここではフリーターが結婚した後の将来について説明していきます。

 

フリーターの8割以上が年収199万円未満

フリーターとして働いた場合、どのくらいの年収が得られるのでしょうか?

下の表は2019年のパート・アルバイトの年収ごとの人数(万人)です。

年収パート・アルバイトパートアルバイト
総数15191047472
  100万円未満743447296
  100~ 199万円562453109
  200~ 299万円1329438
  300~ 399万円302110
  400~ 499万円753
  500~ 699万円431
  700~ 999万円110
 1000~1499万円110
 1500万円以上000

出典:労働力調査(詳細集計) 2019年(令和元年)平均結果 統計表第2表

上の表からパートとアルバイトの年収を比較すると、若干パートの方が年収が高いです。

しかし、両方にそれほど差はありません。

 

パート・アルバイトともに、1番人数が多い年収層は「100万円未満」で743万人です。

2番目に多い年収層が「100~199万円」で562万人です。

1番と2番の年収層で、だいたい8割以上の人数になります。

 

パート・アルバイトの8割以上が「199万円未満」の年収です。

もちろん中には「空いた時間を利用してパート・アルバイトの仕事をして、収入は生活費の足しになればいい」という方も多いです。

そのため年収がそれほど高くないのですが…

 

正社員とフリーターの年収の差は大きい

下の表は2019年の正社員(正規の職員・従業員)とパート・アルバイトの年収ごとの人数(万人)です。

年収正規の職員・従業員パート・アルバイト
総数34942334116015193551164
  100万円未満692346743161582
  100~ 199万円23490143562113450
  200~ 299万円5882793081324785
  300~ 399万円726450275301417
  400~ 499万円581426155743
  500~ 699万円659529130422
  700~ 999万円39034447000
 1000~1499万円1191118211
 1500万円以上23212000

上の表を見ると、正社員とパート・アルバイトの年収額の差がよくわかります。

パート・アルバイトの仕事は年収199万円未満がほとんどですが、正社員ならそれ以上の年収を稼ぐことができます。

正社員であれば、高い年収をもらえる可能性も出てくるのですね。

 

さらに正社員の人数は、女性が1,160万人で男性が2,334万人です。

女性の正社員の人数は男性の半分ぐらいです。

男性に比べて女性はまだ正社員として採用される機会が少なく、そのため非正規に人が流れているとも考えられます。

 

そして正社員でも年収が300万円以上なると、男性と女性の人数に大きな差が出てきます。

700万円以上の高年収は男性の方が圧倒的に人数が多くなります。

これを見ると、女性よりも男性の方がお金を稼げることがわかります。

現在は正規・非正規ともに働く女性の数は増えていますが、男女間の収入差というのは大きく開いているのが現状です。

 

結婚後の関係を良好に保つにはお金が必要

結婚を考えている相手のことが好きなときには、相手の欠点などはそれほど気にならないものですが…

同棲や結婚後に同じ家で暮らし始めると、徐々に相手のイヤな部分が見えてきて気になることもあります。

 

例えばパートナーが「短気」「ケチ」「だらしない」「浮気していた」などなど。

一緒に暮らしてみると相手の欠点がわかってきて、徐々に熱が冷めてしまうこともあります。

 

特にフリーターで結婚する場合、夫婦の間で問題になるのは「お金」のことです。

夫婦間の問題はいろいろありますが、特に「お金のこと」で二人の間に亀裂が入って、関係がこじれてしまうことがけっこう多いのですね。

 

もちろんフリーターでお互いの関係がうまくいっている夫婦もたくさんいます。

でも生活に困らないだけの収入があったほうが、お互いの関係は良好になります。

 

生活していくお金が足りなくなることで不満がたまってしまい、互いの関係がギスギスしてしまうこともありますよね。

そのうち会話もしなくなり、別居や離婚など別れてしまうことがよくあります。

 

それまではとても仲が良かったのに、相手の収入の低さや金銭感覚のなさを見て、あっという間に二人の間に亀裂が入ることがよくあります。

そうならないように気をつけたいですね。

 

妻がフリーターの場合

「夫は正社員として会社で働いているけど、妻はパートをしているフリーター」という場合があります。

この場合、お金の面で生活を支えていくのは夫のほうになると思います。

 

このときはパートナーの男性の考え方にもよりますが、

「彼女が正社員だろうと派遣社員やパート・アルバイトをしているフリーターや無職でもかまわない」という男性の方も多いでしょう。

男性から見ると「結婚後は出産や育児もあるし、彼女にはある程度の時間の余裕があったほうがいい」と考える方もいます。

 

そのため男性は結婚相手の女性の経済力を、さほど気にしない人も多いです。

それぞれの事情にもよりますが「彼女がフリーター」という理由だけで結婚を嫌がる男性はそうは多くはないです。

 

夫がフリーターの場合

しかし「夫がアルバイトをしているフリーター」となると状況は違います。

妻としては将来が不安ですよね。

 

20代前半だったらまだ就職ができそうですが、20代半ばを過ぎても彼がフリーターだと困惑すると思います。

そんなときは「これから先もずっとフリーターなのか?」「将来はどう考えているのか?」を聞いてみたくなりますよね。

 

「結婚後の家庭の収入は女性の方が受け持つ」と二人の間で決まっているのなら話は別ですが…

将来のことを真剣に考えていなかったり、考えていても全く行動に移さない男性と結婚して一緒になっても苦労する可能性が高いです。

 

女性から見たら、「この人は、仕事をしてしっかりお金を稼いできてくれるのか?」という点を冷静に見極めたいところです。

「お金を稼ぐ能力がない」とか「お金を稼ぐ意欲がない」とか「お金は彼女のほうに頼って、仕事も家庭のこともやりたくない」

という男性と結婚するとかなり大変です。

 

その上、貯金はなく、お金を浪費するクセがあると、貧困生活から抜け出せなくなってしまいます。

親からのお金の援助があったとしても、そんなお荷物を抱えると自分自身の将来もあやうくなります。

「お金がなくても愛情があるから問題ない」という女性もいますが、結婚する前によく考えたほうがいいですね。

 

パート・アルバイトを続けるデメリット

正社員と比べてパートやアルバイトの仕事は、責任が少なく残業もほとんどなく、働ける曜日や時間を選べるなどのいい点もあります。

しかし悪い点もあります。

 

それをいくつか挙げてみましょう。

・契約期間がある
・給料が上がらない
・社会保険料や税金の支払いがある
・正社員になるのがむずかしくなる

という点です。

 

契約期間がある

パート・アルバイトは派遣社員と同じように、仕事をする「契約期間」が定められています。

契約期間は会社によって違いますが、3か月や半年や1年というところが多いです。

 

契約期間が終わりに近づいてきたら、次回の契約を更新するかどうか双方で話し合いになりますが、

会社から「次回の契約はしないよ」と言われれば、それで仕事を失ってしまいます。

もちろん長期間にわたって仕事をできる場合もありますが、会社の事情でいきなり契約できなくなってしまうこともあります。

 

また仕事があまりできなかったり、遅刻や欠勤が続けば責任者の判断でクビになることもあります。

ですので、いきなり仕事を失ってしまうと収入がなくなってしまい、次の仕事が見つかるまでの生活も困ってしまいますよね。

雇用保険に入っていれば、その分の給付がありますが、それも多くの金額はもらえるわけではありません。

フリーターには、そういう不安は常に付きまといます。

 

給料が上がらない

パート・アルバイトは「時給1000円」とか「日給8000円」とか、働いた時間によってもらえる給料が決まります。

長年勤めていれば時給を1000円から1100円に上げてくれる職場もあります。

しかし時給が100円ほど上がっても給料はそれほど変わらないですよね。

 

さらに正社員であれば「昇給」や「賞与(ボーナス)」がありますが、パート・アルバイトではほとんどないため年収も上がりません。

職場に貢献して社員並みに働けるようになったのに、それが給料にあまり反映されずにずっと同じ額だったら、不満がたまることもあるでしょう。

基本的にパート・アルバイトで働くよりも、正社員として働いたほうが給料は多くもらえます。

 

社会保険料や税金の支払いがある

フリーターもパート・アルバイトの収入から、社会保険料と税金を支払う必要があります。

社会保険料は「国民健康保険料」と「国民年金保険料」の2つ。

税金は「所得税」と「住民税」です。

それぞれ説明していきましょう。

 

「国民健康保険料」と「国民年金保険料」

親や配偶者に扶養されていて、年間の収入が130万円未満であれば「国民健康保険料」と「国民年金保険料」を払う必要はありません。

反対に、年間の収入が130万円以上になると扶養から外れて「国民健康保険料」と「国民年金保険料」を支払う必要があります。

 

また、世帯主である親や配偶者が自営業の場合や、誰にも扶養されていない場合は、収入額に関係なく「国民健康保険料」と「国民年金保険料」を支払う必要があります。

保険料は130万円がボーダーラインになりますが、収入額が低いと保険料の支払いで生活も厳しくなりますよね。

 

「住民税」と「所得税」

また「住民税」と「所得税」の支払いもあります。

「住民税」は自治体にもよりますが、年収100万円以上で課税対象になります。

「所得税」は年収103万円以上から課税対象になります。

 

「所得税」は毎月の給料から天引きされますが、「住民税」は天引きされる場合と自分で支払う場合の2種類があります。

「住民税」を自分で支払う場合は自宅に納付書が届きますが、それを見ると、金額がけっこう大きいですよね。

 

正社員の場合は会社が半額負担してくれる

基本的に正社員であれば「国民健康保険料」と「国民年金保険料(正社員の場合は厚生年金)」を会社が半額負担してくれます。

そのため自分の支払額が少なくなります。

さらに正社員の厚生年金は、基礎年金に厚生年金が上乗せされるため、将来もらえる金額が大きくなります。

雇用先によっては、アルバイトでも社会保険料を負担してくれる会社もありますが、社会保険料を会社に負担してもらえる点は大きいですよね。

 

「住民税」や「国民健康保険料」や「国民年金保険料」の支払いを避けるために、「年収は103万円以下におさえる」ように工夫をしている方もいます。

しかしフリーターで生活していくには、それなりに稼げないとやっていけないため、税金や保険料を払いながら生活している方も多いと思います。

 

フリーターから正社員になるのは難しい

またパート・アルバイトから正社員になるのはハードルが高くなります。

正社員からフリーターになるのは簡単ですが、その反対は難しいことが多いです。

その理由は、アルバイトの経験を「職歴」とみなさない会社が多いからです。

 

もちろんパート・アルバイトでがんばってきたことを認めてくれる会社もありますが、この辺は会社の採用担当者によって考え方も違います。

履歴書や職務経歴書に、これまでのパート・アルバイトの履歴を書くことができますが、それほど高く評価はされません。

何年も同じバイト先で働いたとしても、それで就職活動で有利になることはないのです。

 

何年もフリーターのままだと、その分だけ正社員として就職ができる可能性も低くなっていきます。

30歳以上になると就職活動も厳しい結果が予想されますし、仮に正社員として就職できたとしても、仕事がつらかったり給料が低いところしか見つからない可能性があります。

そうなる前によく考えておきたいですね。

 

お金は将来かならず必要になる

今はフリーターで生活ができたとしても、今後はお金が必要になってきます。

今後お金が必要になってくるときというのは…

・出産や子育て
・親の介護
・自分の病気やケガ
・家族の病気やケガ

などです。

 

子供の養育費や親の介護費

結婚して子供が生まれればその分だけ、衣食住にお金がかかりますし、教育費などの出費も増えます。

お金のたくわえや将来設計がないまま、子供ができてしまったから、フリーターのまま籍を入れて生活をしてという人もいますが…

低収入でも子供は育ちますが、環境の悪さから子供の育ちもよくなくて言うことを聞かなくなり、警察の厄介になるようなことは避けたいところです。

 

また自分やパートナーの親が高齢になってきて、自分で生活ができなくなり介護が必要になったら、介護のためのお金も必要になります。

親の介護のために時間を取られるようになり、働ける時間が少なくなって収入が減り、貧困生活に転落してしまうこともあります。

お金に余裕があれば介護施設にあずけることができて、自分の負担が減ります。

親の介護はよく考えておきたいところです。

 

自分や家族の病気やケガ

そして自分や自分の家族が大きな病気にかかってしまったり、大きなケガをしてしまうこともあります。

健康診断で病気が見つかったり、大きなケガをして、その治療費や入院費が大きな負担になってしまうこともあります。

 

特に仕事をして家計を支える人が病気やケガで働けなくなったり、急に亡くなってしまったら、どうしていいかわからなくなります。

自分の親や親せきがお金の面で援助してもらえればいいのですが、頼れる人がいないといざというときは大変です。

貯金もなく誰も助けてくれなければ、自分でなんとかするしかありません。

 

それに「ケガの治療費が数百万円になった!」など、金額の大きさで途方に暮れてしまうこともあります。

生活はできたとしても常にお金がない状態が続き、貧乏から抜け出せなくなってしまいます。

そうならないために、将来のことはよく考えておく必要があります。

 

正社員で働くことも考えてみる

2020年4月1日から「働き方改革」が施行されます。

この働き方改革の中で注目したい点は2つあります。

それは、

・非正規と正社員の格差の解消
・長時間労働の改善

です。

 

非正規と正社員の格差の解消

これまでは非正規社員と正社員は、給与やその他の待遇で格差が生じていました。

それを解消するために働き方改革では、正社員と同じ業務をおこなう非正規社員には正社員と同等の待遇(給与など)を確保するように求められます。

 

ただパート・アルバイトに関しては今後どうなるのかはわかりません。

働き方改革でバイトの時給が急に上がるわけではないので、フリーターは給与も今までとそれほど変わらないと思います。

 

長時間労働の改善

そして正社員の長時間労働は、今後見直されることになります。

これまでは正社員で入社すると定時では帰ることができず、毎日残業するのが当たり前という企業も多かったです。

そのため長時間労働ができない人は正社員になれず、派遣社員やパートなどの仕事を選ぶしかなかったのですね。

 

しかし今後は「時間外労働の上限規制」により長時間働く職場環境を改めようとしています。

実際に企業の中には残業時間に規制をかけているところも出てきていますし、求人にもそうした規約が書かれている企業も見かけます。

働き方改革によって企業も変わりつつありますので、正社員として働きやすい職場を見つけやすくなってきています。

フリーターを続けるよりは正社員として働いた方が将来設計も立てやすくなります。

 

今は人手不足で悩んでいる企業も多いため採用基準をゆるめたり、給与や休日の多さや福利厚生を充実させて応募者を集めようとしている企業も多いです。

フリーターだと将来も不安ですし、結婚も考えているのなら定職に就くこともよく考えてみましょう。

働き方改革が始まったのもいい機会だと思って就職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

 

おすすめの就職支援サービス3選

就職活動の時は、就職支援サービスにも積極的に利用してください。

特にフリーターの方は、これまでの職歴のアピールができれば就職率も上がります。

そのコツを教えてもらいましょう。

どれも無料で利用できますが、特におすすめは下の3社です。

 

就職ならジェイック!

18~39歳のフリーターの就職支援をおこなっている就職サイトです。

未経験から正社員への就職成功率 81.1%と高く、厚生労働省から職業紹介優良事業者として認定されています。

 

就職Shop

20代のフリーター向けの就職サイトで、書類選考なしで面接が受けられる求人がそろっています。

学歴や職歴や社会人経験は不問で登録ができますよ。

 

フリーターの就職なら!【ハタラクティブ】

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登録後は、0120-979-185 より電話がありますので、連絡が取れるようにしておいてください。

 

どのサイトも1~2分で登録が終わります。

まずは、それぞれの就職サイトにどんな正社員求人があるのか調べてみてください。

そして興味のある求人には応募してみましょう。

企業の採用担当者に会って話を聞いてみて、最後はあなた自身が判断をすることになります。

就職活動をおこなうときは、就職支援サービスもぜひ活用してみてください。

フリーター
このブログを書いている人

東京のとある企業で人事担当の仕事をしております。

応募者の面接担当を受け持つこともありますが、私自身もこれまで3度の転職経験があります。

応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者や新卒者に向けた情報を提供していきます。

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