「得意科目・分野」「スポーツ・クラブ活動・文化活動」「自覚している性格」の書き方

履歴書

就職・転職活動で使う市販の履歴書の項目の中には、

「得意科目・分野」

「スポーツ・クラブ活動・文化活動」

「自覚している性格」

「趣味・特技」

を記載するものもあります。

また大学指定の履歴書やエントリーシート(ES)でも、同じような項目をみかけます。

これらの項目の書き方がよくわからない方もいると思いますので、ここではその書き方の紹介していきます。

 

「得意科目」や「得意分野」の選び方

「得意科目や得意分野は、何を書いたらいいか迷う」という方も多いと思います。

でもここは文字通り、自分の得意な科目や、あるいは興味のある分野を選んでみましょう。

選んだ得意科目について、成績の良し悪しまで問われるわけではないので、自分の思いつく科目や分野を書けばOKです。

 

「得意な科目・分野」と言われると、大学や短大や専門学校で専攻した学部や学科の科目、卒業論文や研究テーマやゼミで学んだことを書く方が多いです。

基本的には最終学歴の学校で学んだことと、できれば志望先企業と関連のある科目などを選んでみてもいいですね。

ただ「専攻学部の学科の科目や卒業論文や研究テーマやゼミのことを書かないといけない」と言う決まりがあるわけではありません。

「得意な科目・分野」と書いてあったら、それ以外でもいいのです。

 

そのほかの回答としては、「国語」「数学」「英語」とか「美術」「情報処理」でもいいですし、自分の好きな科目や、あるいは興味のある科目や成績の良かった科目でもOKです。

 

書き方の例文

得意科目・分野の項目は履歴書やESによって、書き込めるスペースの大きさも変わってきます。

欄が小さいときは「得意科目:英語、数学」のように科目名だけ書いておきます。

欄が大きいときには、得意科目名とその理由を文章で書くようにしましょう。

 

得意科目・分野を文章として簡潔に書く場合、例えば、

「得意科目は国語です。特に現代文に興味があり、教科書の題材を通じて昔の小説などを読むようになりました」

「以前から企業経営に興味がありまして、特に数値の面から企業の財務分析をしたいと思い、大学で会計学を勉強しました」

「得意分野は材料工学です。ゼミでは○○の研究をしていました」

といった感じで書いてみましょう。

 

文章を書く場合は、最初に「得意科目は〇〇です。」と書いてから、その理由を書くようにするとわかりやすい文章になります。

あとは「得意科目で特に興味を持った点」や「取り組んだことやその結果」「その後に役立てたいこと」などを書いていくといいですね。

 

面接対策として回答を考えておく

また履歴書やESに書いた内容は、面接で質問されることもあります。

得意科目・分野を書くことがあったら、そのことに対して多少はくわしく説明できるように準備しておきたいですね。

例えば得意科目に「英語」と書くと、面接で「英語が得意そうなので、英語で簡単に自己紹介してください」と質問されるかもしれません。

その点も考えておきましょう。

 

この項目は面接のときの話題にしたり、応募者がどんな人なのか知るためのものです。

回答の仕方に何か決まりがあるわけではないですし、志望する企業に関連を持たせて無理にアピールする文章にする必要はありません。

面接の時にうまく説明できそうな科目を素直に書けばいいと思います。

何も思いつかないときは、成績が普通以上のものを書くなどして、何か記載しておきましょう。

 

「スポーツ・クラブ活動・文化活動」の書き方

履歴書やESに「スポーツ・クラブ活動・文化活動などの経験で得られたもの」を記載することもあります。

ちなみに文化活動とは、スポーツ以外の演劇や将棋や歴史などのクラブ・サークル活動や習い事やボランティア活動などです。

これは大学で所属していた部活動やサークル活動のことを書いておきましょう。

大学で何もしていなかったら、高校時代にがんばったことや、今も継続してやっていることを書いてみてください。

 

「スポーツ・クラブ活動・文化活動」と書いてあれば、「どんな活動をしていたのか?」や「どんな成績・賞をとったか?」を簡単に書いておきましょう。

何もしたことがない方は、例えば、

「1年前から週2回1時間ほどのウォーキングをしており、体力や健康の維持を心がけています。その影響で普段の生活でも歩くことが習慣になり、体力にも自信が持てるようになりました。」

など、毎日の習慣として行っていることを書いてもいいですね。

毎日の習慣でなくても、多少やったことがあることであれば、それを題材にしてみましょう。

 

「スポーツ・クラブ活動・文化活動の経験で得られたもの・学んだこと」と書いてあったら、その質問に回答する内容にしないといけません。

スポーツ・クラブ活動・文化活動を通じて得たことといえば、

「仲間と協力できたこと」

「集中力がついたこと」

「忍耐力がついたこと」

「負けん気が強くなったこと」

などが思いつくと思います。

そうした事から文章をつくってみるといいですね。

 

「自覚している性格」の書き方

 

履歴書やESに「自覚している性格」という項目も見かけます。

これは自分の性格のことを書くようになりますが、自分の性格について考えたことがなければ、なかなか思いつかないですよね。

 

「自覚している性格」は、自分の「長所」や「短所」ということにもなります。

性格といえば短所のほうが思いつきやすいかもしれませんが、短所を正直に書くよりは長所を前面に出したほうが印象もよくなります。

 

長所の例としては、「人見知りしない」「忍耐力がある」「気配りができる」「行動力がある」などがあります。

思いつかないときは、友達や親に自分の長所や短所を聞いてみて、それを参考にして文章をつくってみてもいいですね。

 

また短所については、「消極的」「飽きっぽい」「根気がない」などは書かない方がいいでしょう。

こう書くと正直な人にも見えますが、「こういう性格の人なんだな」というのが相手に分かってしまいます。

仕事と関連して考えると面接官にマイナスのイメージをもたれてしまう可能性もありますので気をつけましょう。

 

短所を書くときは「私はおとなしく遠慮がちなところがありますが、それを自覚して、今は何事にも積極的に取り組むように努力しています」など、

自分で短所を自覚しているけど、その短所を改善しようと努力をしていることをアピールしてもいいですね。

 

この質問は「自分の性格を客観的にとらえているか?」をみています。

誰にでも長所や短所はありますし、それをうまく説明できるかが大切です。

書き方としては自分の長所が発揮された具体的なエピソードと、短所の克服のためにおこなっていることなどを書いてみましょう。

枠が小さい場合には、長所と短所を簡潔に書いておいて、面接の時に具体例も交えて話せるようにしておきましょう。

 

「趣味・特技」の書き方

「趣味・特技」欄の書き方は下の記事にまとめました。

履歴書やESの趣味・特技欄の書き方!OK・NGになる例文を紹介
就職・転職活動で使用する履歴書やESには、「趣味・特技」を書くものもあります。でも「趣味や特技は特になく、何を書いていいかわからない」と悩むときもありますよね。ここでは趣味・特技の見つけ方や、履歴書やESへの書き方を紹介していきます。

この項目を記載する際の参考にしてください。

 

履歴書やESの項目は空欄にしない

履歴書やESの項目は、空欄にしないで何か書くようにしましょう。

書くことが何も思いつかないときは「特になし」でもいいですが、自分のことを何か知ってもらうために、自信はなくても何か書いてみてください。

何も書いてないということは、「自分をアピールすることを放棄している」ことになりますので、もったいないですよね。

 

就活・転職活動は、自分のことを企業の採用担当者に知ってもらう場ですから、遠慮はしないでアピールしましょう。

「得意な科目・分野」は、それほど自信を持って言えないけど、なんとか説明できそうなことを考えて書いてみる。

「スポーツ・クラブ活動・文化活動」も、学生時代に何もやっていないときは、日ごろ習慣としてやっていることでもいいと思います。

上の4つの質問は選考でそれほど重要視される項目ではないですが、面接で質問されたときは、くわしく説明できるようにしておきたいですね。

 

市販の履歴書の選び方

新卒採用で、大学など学校指定の履歴書やエントリーシートにこれらの項目があるときは、かならず記載しないといけません。

しかし市販の履歴書を使う場合には、これらの項目のない履歴書を選んでも問題ありません。

企業から履歴書の項目に関する指定がなければ、

「得意科目・分野」

「スポーツ・クラブ活動・文化活動」

「自覚している性格」

「趣味・特技」

これらの項目がない履歴書を選んでもOKです。

 

市販の履歴書は、どれを選んでも合否には影響はありません。

特に転職活動の場合には、上の4つの項目を書いてもそれほどアピールにはなりません。

転職活動のときは「学歴・職歴」や「免許・資格」や「志望動機」が記載できる履歴書を使えば十分です。

以上になりますが、履歴書やESを書く際の参考にしてください。

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このブログを書いている人

東京のとある企業で人事担当の仕事をしております。

応募者の面接担当を受け持つこともありますが、私自身もこれまで3度の転職経験があります。

応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者や新卒者に向けた情報を提供していきます。

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