コロナウイルスの影響で内定取り消しになってしまった時の対処の仕方

内定

今は新型コロナウイルスが日本だけでなく世界中に広がり、その影響で大規模な集会や不要な外出が自粛されるようになりました。

そのため新卒採用の会社説明会が中止になったり、面接が延期になるなど、就活の時期の学生は大変だと思います。

またコロナの影響で「入社が決まっていた企業から内定が取り消しの連絡があった」というニュースも見かけます。

企業から突然、「申し訳ありませんが内定は取り消しにします」と連絡が来たら、どうしたらいいかわからなくなりますよね。

ここでは内定取り消しになってしまった時の対処の仕方を紹介していきます。

 

コロナによる内定取り消しは違法になるのか?

コロナの影響で企業が内定者の内定を取り消しにできるのかというと、できるのです。

労働問題弁護士ナビから、その理由を引用すると、

(1)内定後の事情から、内定者を雇い入れると人件費が経営を圧迫して行き詰まることが明らかであり、既存の社員の解雇を回避するためには、内定取消しがやむを得ない場合

とあります。

今回のコロナウイルスによる自粛の影響で内定取り消しになった時は、上の理由が該当すると思います。

これは「会社の経営が苦しくなってきたので、内定者を雇うことができなくなりました」ということです。

もちろん、このような正当な理由がある場合でも、企業は内定者に対して、内定を取り消しにする十分な説明を行うなどの配慮は必要になります。

決まっていた内定が取り消しになった場合は、内定者は企業への損害賠償の請求は認められます。

しかしそれでどの程度の補償を得られるのかはわかりません。

企業側も損害賠償を請求されるなどの紛争が起こらないように、相手方に対し十分に事情の説明を行い、新しい就職先の紹介に努めるなどの努力が必要になるのですね。

 

企業による内定取り消しは、実は毎年少なからずあります。

大きなところでは、2008年のリーマンショックが起きたときです。

この時も世界経済が落ち込んだ影響で、その翌年に企業の内定取り消しが社会問題になったことがありました。

今回のコロナウイルスも自粛の影響で世界中の経済がまわらなくなり、それによって企業も経営が苦しくなって、新しい人を採用する余裕がなくなってしまったのですね。

 

内定取り消しをする企業には就職しない方がいい

企業の内定取り消しは正当な理由があれば違法にはなりません。

しかし、せっかく苦労して勝ち取った内定が取り消しになってしまったときは、相手企業に対しての怒りや失望がおさまらないときもあるでしょう。

その気持ちはよくわかります。

でもこの非常時に相手を責めていても、前には進みません。

政府も「内定取り消しはいけませんよ」と企業に注意していますが、そうは言っても、できないものはできないのです。

企業側もせっかく決まった内定者に取り消しの通知をするというのは、よほどのことなのです。

コロナの影響による自粛により、急激に経営状態が悪くなり、内定者を受け入れる余裕がなくなってしまったのです。

仮に内定取り消しをするような企業に入社できたとしても、この先どうなるのかはわかりません。

企業に出社しても仕事がないため、しばらく自宅待機になることもあるでしょう。

入社後に自宅待機をしていても、いつ出社できるのかは、今のところ誰にもわからないので不安になると思います。

今後の状況によっては退職をせまられたり、場合によっては企業が倒産することもあるかもしれません。

そもそも入社できたとしても仕事がなく、社員に給料が払えない状態になったら、本当に困るのは社員の方です。

給料が支払えない企業に入ったらお金が入ってこないので生活ができませんよね。

また短い期間で辞めてしまうと、よけいな職歴がついてしまいますし、また就職活動をしないといけなくなりますので良いことなんてないのです。

内定取り消しをするような企業なら、最初から入らない方がいいのです。

頭にはきますが、そのほうが賢明です。

 

ほかの就職先を探しましょう

内定取り消しになった時は、また最初から就職活動を始めてみましょう。

コロナウイルスが経済に与える悪影響はいつまで続くかわかりませんが、この状況下でも採用してくれる企業を探すように努力してみましょう。

また、面接の際にコロナウイルスの影響により内定取り消しがあった事を正直に伝えれば、相手側も理解してくれると思います。

企業から内定をもらっていたという何か証明できるものがあれば、企業の採用担当者も信用してくれると思います。

学生の方は、まずは学校の就職課やキャリアセンターに相談に行ってみましょう。

そこで内定取り消しになった後の対応策を考えてみた方がいいですね。

既卒や第二新卒や中途採用の方はハローワークやジョブカフェで就職・転職活動の相談を受け付けていますので、そうしたところも利用してみてはいかがでしょうか。

内定取り消しになって気持ちが落ち込んでしまい、やる気が出ないときもあると思いますが、今後のことも考えて早めに動いた方がいいでしょう。

 

コロナウイルスによる自粛で影響を受ける業界

今のところ、コロナウイルスの感染を食い止めるには、感染者との接触を徹底的に避けるしかありません。

そのため不要な外出の自粛によって、街中にもほとんど人がいなくなってしまいました。

こうなるとサービス業全般は本当に厳しくなります。

主に飲食業(ファストフード、ファミレス、居酒屋、喫茶店、その他料理店)や観光業(航空業界、宿泊業、レジャー産業、旅行会社等)、小売業などはお客さんが来なくなるため、企業の経営も苦しくなっています。

特に東京オリンピックの特需を期待していた観光・飲食・サービス業はオリンピックが開催延期になってしまい、経営者もかなり頭を悩ませていることでしょう。

さらにトヨタなどのメーカーも中国の工場の停止により部品不足になり製品の出荷ができない状態になっています。

また各国で移動が制限されている状態では新車をつくっても売れず、販売店も苦戦するなど本当に先行きが心配になるほどです。

日本経済を支えている製造業や観光業がダメージを受けるのはちょっと不安にもなりますね。

逆に医療関連や製薬会社などは好景気になっています。

コロナウイルスの広がりが落ち着いてきたとしても人々の不安は解消されないため、経済がコロナ以前の状況に戻るには時間がかかりそうです。

就職・転職活動をするときには、現在の経済の状況も踏まえて入社先を探した方がよさそうです。

内定
スポンサーリンク
このブログを書いている人

東京のとある企業で人事担当の仕事をしております。

応募者の面接担当を受け持つこともありますが、私自身もこれまで3度の転職経験があります。

応募する側と採用する側の両方の経験がありますので、それを生かしてこのブログでは転職希望者や新卒者に向けた情報を提供していきます。

山吉 治をフォローする
転職経験者のブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました